お色気 めくるめく官能世界へ誘います

長月タケオ選「中高年の性告白」第76回 神奈川県在住U・Tさん(78歳)の告白【ソープランドで出会った天使】

このコーナーは官能小説家の長月タケオ氏が一般の中高年読者から寄せられた「性の告白」をご紹介するものです。そこにはシニアである我々同世代が共鳴する「あの頃」の時代背景があり、実体験ならではの生々しい「性の現実」があります。懐かしくも妖艶な古き良き官能の世界をご賞味頂ければ幸いです。編集長

【ソープランドで出会った天使】

U・T 78歳 神奈川県在住

もうすぐ傘寿を迎えようというのに、朝のワイドショーなんかを見ると女子アナウンサーの華麗な姿に、何故かセガレが反応してしまう。たしかに、深夜の番組や週刊誌などを見ると、もっと過激な女子の裸体を拝むことはできるのだが、生々しくてエログロ過ぎる。

早朝から頑張っている彼女たちの姿を見ると、その清々しさにそこはかとしたエロスを感じ取り、わしは強烈に悶々としはじめる。

そうはいっても、セガレは昔のように雄々しく勃起するどころか頭をもたげようともしない。バアさんの目を盗んでいじってみても、さすってみてもしなびたままだ。精神的には十分欲望があるのに、身体がまったく反応を示さないもどかしさ。

若いものにはわかるまいが、年老いた身の切なさとでもいうのか、心では大丈夫と思ってみても身体が言うことを聞いてくれないじれったさというのか、肉体と精神がかけ離れていく寂しさを知ることが、老いの第一歩かも知れない。

しかしどうしても、枯れてしまうのには悲しすぎる、という気持ちが毎日のようにわき起こってくる。

もう少しなんとかすれば。

それは薬かも知れないし、望みにかなった刺激かも知れない。街を闊歩する派手な化粧のバカ女どもではなく、それこそ、朝に笑顔を振りまく女子アナウンサーのような清純な女性の柔肌に触れれば、男が復活するかも知れない。

そう思いながらも、こんな年寄りに、いくらカネを積んでも肌に触れさせてくれるような奇特な女子はいない。

そう思っていたが、ある日、新聞に児童買春で捕まった寺の坊主の記事がでていた。

坊主はカネをばらまき、15歳から17歳の小娘を買いあさっていたらしい。年を見ると75。たしかに年下だが、3つしか変わらない。

別段、オソソに毛も生えそろわない小娘をカネでだます気はない。けれど、カネさえあれば、未成年の女子でも70過ぎのジジイに身を任せる時代なのだ。

そう考えるといても、いても立ってもいられなくなり、街へでることにした。

年金生活の詫び住まいだが、貯金をおろして歓楽街へ出た。街には下着同然、裸同然の若い女子たちがうろついている。形のいい脚をむき出しにし、恥ずかしげもなくデカい乳を見せつける。

いまの男どもは勇気がないのか力が足りないのか、あんな格好をした小娘たちをよく平気で見ていられるものだ、と感心する。

若いころにあんな女がいれば、村の連中が寄ってたかって草むらや納屋に引きずり込んだに違いない。

悪いのはわしらではない。無防備に不用心な格好をしている女が悪い。男の前で裸同然になって、何もされないという考えがおかしい。何もされないのは、かえって恥ずかしいはずだ。それだけ、魅力がないのだから。

そんなことを考えながら、行き交う女たちの尻を目で追う。しかし、ワイドショーに出てくるような、さわやかな女ではないので興奮もおぼえない。

わしは魚や野菜が好きだ。年をとると肉を食うのがつらくなる。あの女たちは外人が食らうようなビフテキだ。若い男にはいいだろうが、年寄りには向かない。

そんなことを考えて、清楚な振りをした女を見かけても、声をかける勇気がない。断られたときのことを考えると、どうしても最初の一言が出せない。

わしは半ばあきらめながら、街をうろうろしていた。

すると、一人の客引きが店の前で声をかけてきた。日はまだ高い。それでも店は開いているようだ。

看板には「ソープランド」と書かれていた。むかしでいうトルコ風呂だ。

わしらが若いころはマッサージにオスぺ、よくてフルート、尺八の時代だ。柔肌に触れて興奮しても、納めるところに納めなければ気が済まない。そして、なんといってもこの年だ。いくら玄人とはいえ、イヤな顔をするに違いない。

躊躇していると、客引きも気持ちがわかったのか、にじり寄ってきて耳打ちした。

「ウチの子は気だてのいい子ばかりで、お年寄りのお客さまにも好評なんですよ」

「わしのような老いぼれでもか」

「お客さまなんか、まだまだお若いほう。介護の人に支えられながら通ってくるお客さまもいます」

「しかし、マッサージどまりだろ」

「いえいえ、フルコースたっぷりと」

「フルコース? こっちもできるのか」

わしは、拳の間から親指を出して客引きに見せる。

「大きな声では言えませんがね」

「できるんだな」

「はい」

客引きは自信ありげに答える。どこまで本当かは知らないが、袖すり合うも他生の縁。わしは客引きの言葉を信じ、店の中に足を踏み入れた。

通された待合室は、ラウンジやクラブのような豪華さで、「お飲物は何を?」と聞かれた。持ち合わせが乏しいので「いらない」というと、サービス、つまりタダだというのでウイスキーの水割りをもらった。

チビチビとグラスを舐めていると、店員が「ご指名は?」と聞いてきた。「初めてなのでよくわからない」というと、「それではお好みのタイプを」と聞いてきた。わしは毎朝見ているFテレビのアナウンサー、Nのような女の子をと言った。店員は丁寧な態度で「かしこまりました」といって奥へ消えた。

それからしばらく、わしの心臓はドキドキをくり返していた。

客引きはあんなことを言ったが、女にバカにされたらどうしよう。また、玄人女なのだから派手に違いない。街の女たちより、もっとケバケバしかったら興ざめだ。しかし、文句を言う勇気もない。

あれやこれやと考えているうちに、店員が来て案内してくれた。

店の奥にエレベーターがあり、その前に女の子がひざまずいて頭をさげていた。

「本日、お客さまのお相手をさせていただく奈津子です」

店員が紹介する。

「奈津子と申します。よろしくお願いいたします」

短いスカートからムチムチの太ももがむき出しになり、薄い衣装の胸もとからは巨大な胸乳がうかがえる。

わしはどちらかといえば細身の美人がタイプなのだが、髪は黒くて素直に伸びているし、声も清々しい。いわゆるケバい女ではない。

「まあ、よしとするか」

そう考えていると奈津子は顔をあげた。わしはその表情を見て驚いた。小さな唇に小さな目。幼さの残る表情は、まさにあこがれの女子アナウンサーそのものだった。

「それではごゆっくりお楽しみくださいませ」

店員はそういってしりぞいた。奈津子は人なつっこい笑顔で腕を絡ませてくる。

「さあ、行きましょ」

わしは感動と驚きで黙ったままうなずいた。

奈津子はわしのひじに胸を押し当て、部屋まで連れていってくれた。扉を開けると、そこには見たことのない光景がひろがっていた。

部屋の隅にはベッド、反対側には大きな湯船。ちょうど、寝室と風呂場の壁が取り払われたような感じだ。

部屋の中は明るくて、奈津子の顔もよく見えた。化粧は薄く、髪はカラスの濡れ羽色。わしを見てほほ笑む表情は、早朝のさわやかさ思い起こさせてくれる。

「さ、こっちへ来てください」

奈津子ははっきりとした、しかし甘えの残る声で言う。わしは言われるままに、奈津子のそばに近寄った。

彼女はわしの服を脱がしにかかる。背広にシャツ、肌着にズボン、そしてサルマタまで。

奈津子の顔を見たときから身体がむずむずしていたわしだが、やっぱりセガレは言うことを聞いてくれない。

「けどまあ、時間はある……」

そう思ったとき、奈津子はいきなり、むき出しになっていたわしの息子に舌をはわしはじめたのである。

おどろいたの、なんの。

風呂にも入っていない、小便の臭いが残っているようなセガレを、さも愛おしそうに奈津子はしゃぶる。その感触は、まるでやわらかいナメクジかなにかがはいずりまわっているようで、わしは思わず声をあげそうになった。

けれど、やっぱりセガレは言うことを聞いてくれない。

奈津子は小さな鼻から艶っぽい息を吐いて舌を絡ませてくる。その技はまさに絶品で、天にも昇るような心地よさだが、セガレはピクリともしない。

「も、もういいから、もう……」

「ううん、奈津子のフェラ、気持ちよくないですか?」

寂しそうに言う奈津子。わしはかわいそうになり、できるだけやさしい声で告げた。

「いや違う。お前さんの技は絶品だ。だが、見ての通りの老いぼれ。身体が言うことをきいてくれん」

「じゃあどうしてこんな店に来たのよ!」と、罵声を浴びせかけられるとわしは思った。けれど奈津子はうれしそうな顔になり、こういってくれた。

「ううん、大丈夫です。わたしに任せてください。きっと元気よくさせて見せますから」

わしはまさに天使に出会ったような気分になった。

奈津子は、その後も丁寧にわしの身体をぬぐい、風呂にも一緒に入ってくれた。もちろん真っ裸になって。

その豊満な乳房を身体全体にこすりつけ、薄く茂った陰毛で細かいところまで洗ってくれた。

わしは興奮の絶頂に達し、息も次第に荒くなってくる。

「だ、大丈夫ですか?」

「ああ、大丈夫。お前さんがあまりにすばらしすぎるから、心が興奮しているらしい」

「キャ、うれしい!」

「しかし……」

「ううん、気にしないで。もっとリラックスして」

わしの気がたかぶっているのを知った奈津子は、奇妙な椅子に座らせ、もう一度口にふくんでくれた。

ひざを折り、セガレに指を添え、ちゅばちゅばといやらしい音を立てて吸いついてくる。わしの醜いセガレが奈津子の愛らしい唇に埋没するさまは、とてもいやらしく、そのうえエロチックだ。

「ううん、ううん、うん……」

奈津子はセガレのくびれたところ、アリの戸渡り、袋の裏筋まで舐ってくれる。そして、わしの手を自分の乳房に誘ってくれる。

白い奈津子の肌は吸いつくようになめらかで、乳房は指が食い込むほどにやわらかい。

艶然とした表情、絡みつく舌の感触と口腔の温かさ。

わしは天をあおぎ、奈津子と知り合えたことを感謝したい気持ちになった。するとなんと、ここ数10年ピクリともしなかったセガレが、ぐんぐん大きくなってくるではないか。

「ああん、お客さん、わたしで気持ちよくなってくれたんだ。興奮してくれたんだ」

「あ、ああ、そうだよ。奈津子さんのおかげだ」

「やだ、”さん“づけはやめて。わたしは奈津子。そしてきょうはお客さまの恋人。わたしの身体を好きなようにご賞味ください」

その言葉にもう、たまらない気持ちになったわしは、奈津子の舌技に身を任せ、快感を甘受していた。すると、怒濤天を突くというわけにはいかないが、それなりの固さを持つようになった。

「うんん、お客さん、このまま口で出しちゃいますか? それとも、挿れちゃいますか」

「い、挿れる?」

「そう、奈津子の中にオチンチン、挿れちゃいますか?」

わしは大きく首を縦に振った。

奈津子は笑って手を差し伸べ、わしを椅子から立ちあがらせる。そしてそのままベッドにおもむき、照明を落とした奈津子は、あお向けになったわしの身体に舌をはわせはじめた。

「おお、おお……」

胸板を舐め、へその周りをくすぐる。その間も奈津子はセガレを握り、上下にしごいている。やがて、わしの股間に顔面を近づけた奈津子は、大きく口を開き根もとまで呑み込んだ。

「ふんふん、ううんん、ああん、うん……」

十二分とは言えないが、挿入は大丈夫という固さになると、奈津子はわしにまたがり蜜壺に沈めてくれる。

生温かでやわらかい感触が全身を包む。わしは、いつお迎えが来てもいい、いや、死ぬなら、今このときがいいと思う。

そんなわしを迎え入れながら、奈津子は腰を振る。

タプタプ揺れる胸乳。奈津子の内部は締まりがよく、そのうえ肉襞がうねうねとうごめきながら絡まりついてくる。

「ああんん、いい、ああん、気持ちいい」

「う、ウソでもうれしいよ」

「ウソじゃない、ウソなんか言わないよ。お客さんのが奈津子の中、かき混ぜてる。ぐちゅぐちゅにかき混ぜてる。ああん、感じちゃう。やん、イイ!」

奈津子の言葉は本気なのか、壺からは愛蜜がどんどんしたたり落ちてくる。体温は上がり、肌の色も紅潮している。

俄然自信を持ったわしは、奈津子をあお向けにして上から貫いた。

「ああんあん、も、もう、ヤンヤン、ダメ。ああん、感じちゃう!」

しかし、わしは奈津子の中で達することができなかった。そこのところはかなり心残りだが、素晴らしい女性に巡り会え、素晴らしいひとときを過ごせたことに満足している。

そして、最後に言ってくれた奈津子の言葉。

「今度来るときは、わたしの中にいっぱい出して下さいね。お口の中にもアソコの中にも」

世の中に天使は必ず存在する。必要なのは少しのカネと勇気、そして行動力だけだ。

女を抱くのが男としての夢、力、存在理由のはずだ。まだまだ枯れるのには早すぎる。わしはこれからも元気であり続け、奈津子を、そして他にも存在するであろう天使を探すために頑張る所存である。

 

【選者紹介】

長月タケオ(ながつきたけお)

1962年生大阪府出身在住。1988年官能小説誌への投稿でデビュー。

1995年第1回ロリータ小説大賞(綜合図書主催)佳作受賞。

おもな著作『ひとみ煌めきの快感~美少女夢奇譚』(蒼竜社)

『病みたる性本能』(グリーンドア文庫)

『禁断の熟女』(ベストロマン文庫・共著)

『19歳に戻れない』(扶桑社・電子版)

『誘惑する女 熟女たちの悦楽』(九月堂・電子版)

ほか

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