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長月タケオ選「中高年の性告白」第73回 千葉県在住T・Nさん(68歳)の告白【名器を持つ淫乱淑女】

このコーナーは官能小説家の長月タケオ氏が一般の中高年読者から寄せられた「性の告白」をご紹介するものです。そこにはシニアである我々同世代が共鳴する「あの頃」の時代背景があり、実体験ならではの生々しい「性の現実」があります。懐かしくも妖艶な古き良き官能の世界をご賞味頂ければ幸いです。編集長

【名器を持つ淫乱淑女】

T・N 68歳 千葉県在住

長くタクシーの運転手をやってきた。運転手の定年を終えても個人で転がしていたが、いまは悠々自適の生活だ。

暇になると、むかしのことをあれこれ思い出してしまう。イヤな客もいたしいい客もいた。日本中が浮かれていた30年ほど前なんかは、タクシーの取り合いでケンカがはじまったり、距離に関係なく1万円札を我先にとワイパーに挟んできたりするほどだった。

もちろん、釣りは受け取らない。

カネ以外でもいい思いをしたことはある。持ち合わせがないから身体で払うという女客はかなりいたし、助手席に座って股ぐらをまさぐりにくる淫乱女もいた。

走っている車の中とはいえ個室には違いないから、そんなときは人気のない場所に止め、存分にオマ○コを味わってやった。

そう、そんな中でどうしても忘れることのできない女がいる。あれはタクシーに乗りはじめて間もない頃。30代はじめの頃だった。

明け番だったオレは一晩中走り続け、その日の勤務を終えるつもりだった。明け方5時くらいだったか、うっすらと夜も明けはじめていた。

長距離の客を降ろし、でかい家が並ぶお屋敷街をオレは走っていた。そんなとき、一人の客がオレのタクシーを止めた。

細身で背の高い女だった。

時間が時間だから、まさか幽霊じゃないかと恐る恐るドアを開けた。着物姿の女は色が白く、たたずまいもなんだか妖しくて、後の席に座っても、うつむいたまま何も話さなかった。

「どちらまで」

オレはおそるおそる聞いてみた。それでも女は口を開こうとはしない。

足はある。着物に隠れて全部は見えないが、白足袋にこぎれいな草履をはいている。

「あのぉ、お客さん……」

「××駅まで」

女は小さな声でぽつりと言った。涼しげで澄んだ声だとオレは思った。

女に言われたとおり、オレは近くにある私鉄の駅まで車を走らせた。とはいえ、こんな時間に電車は走っていない。

「いったい何をしに行くつもりなんだろう」

オレは不審に思い、突然消えてなくなるんじゃないかという不安もいだきながら、ルームミラーで何度も女の姿を確認した。

結い上げた黒髪に小さな顔。眉毛は細く長く吊りあがり、目もと涼しく、唇は小さい。日本人形のような顔立ちの美人だ。

年のころなら30前後。落ち着いた様子から、屋敷町に住む、どこかの人妻に違いない。だんなとケンカでもして追い出されたか。それとも、姑や小姑といさかいを起こして飛び出してきたか。それにしては荷物がない。

そんなことを考えながらハンドルを握っていると、なんともいえない甘い香りで車の中が充満しはじめた。オレは夢でも見ているような気分になり、女が幽霊でもなんでもいいような気持ちになっていた。

駅にはすぐに着いた。普段なら人でごった返す場所だが、その時間はだれの姿も見えない。駅には明かりも灯らず、辺りはシーンと静まり返っていた。

「着きましたよ」

オレは言ってドアを開けた。けれど、女は降りようとしない。

「降りないんですか。それに、電車はまだまだ動きませんよ」

煙のように消えてしまって、後はシートがじっとりと濡れ…………。

そういうことにはならなかったのに安堵したと同時に、ぼんやりとしていた気分も晴れ、少し強い口調で女に接した。

「あのう……」

なかなか降りない女は、決心したようなそぶりで口を開いた。それでも顔は伏せ目がちだ。

「このまま、どこかへ」

「え?」

「どこか、横になれるところへ」

「気分でも、悪いんですか?」

「いえ……」

女の言っていることは的を射ていない。それに、オレはくたくたに疲れている。早く車庫に戻って仕事を終え、家に帰って1杯飲みたい気分だった。

「あのね、オレはもう、今日の仕事は終わりなんだ。まだどっかに行きたいんなら、別のタクシーを拾いな」

「わたしを、わたしを抱いてほしいんです」

女が初めてはっきりとオレを見た。オレは言葉に驚くと同時に、女の潤んだ目にあ然としてしまった。

発情した目とでもいうのか、風邪を引いて熱が出た時みたいにぼんやりとしながらも、眼光だけは爛々としている。唇は半開きになり、歯をなぞる舌の頭がチロチロと見える。

「お、お金は払います。もちろん、タクシー代も。わたしを抱いてくれたら別にお手当を」

「け、けど」

「お願い、お願いします」

女は今にも泣き出しそうな声を出す。

据え膳食わぬは男の恥。それにオレはまだ若かった。そのうえバテマラというやつか、身体は芯から疲れているのに、ソコだけが妙に疼きはじめる。

オレはドアを閉め、車を走らせた。そして、そのまま町はずれのホテル目指して走りはじめた。

ホテルの部屋で、オレは椅子に座る女を見た。

女はやっぱりうつむき加減にひざをそろえている。真上から見おろすと、白いうなじがなんとも妖艶だ。

オレはしゃぶりつきたいのを必死にこらえて聞いてみた。

「本当にいいのか」

「はい」

「あんた、あの町に住む、結構いいとこの奥さんだろ」

「はい」

「じゃあ、どうして」

女は答えない。

「とにかく、シャワーを浴びて……」

「いえ」

「え?」

「時間がもったいないですから」

女はそう言い、すくっと立ち上がると、自分で帯を解きはじめた。

白い襦袢を脱ぎ捨てると、あらわれたのは目にまぶしいくらいの身体だった。

抜けるように白い肌と長く細い手脚。それにも関わらず、見事に盛りあがった乳房。

オレはごくりとツバを飲み込んだ。

「よけいなことはしなくていいです。何もしてくれなくていいです。あなたの好きなように……」

「本当に、好きなようにしていいんだな」

「はい」

そういわれると、オレは服を脱ぎ捨て、パンツ1枚姿になって女を押し倒し、しゃぶりついた。女はすぐに甘ったるい声をあげはじめる。

「ああん、早く……!」

乳に吸い付き、オマ○コに手を伸ばすと、もう十分に濡れている。それでもじらすように指でビラビラをかき混ぜていると、女は人が変わったように大声で喘ぎはじめる。

「早く、早く挿れて! わたしのオマ○コぶち抜いて!」

「いやらしいこと、平気で言うじゃねぇか」

「ああん、我慢できないの。早く、早くぅ!」

オレも時間がもったいないから、そのまま女の中をつらぬいてやった。ズブリとした感触に、女はエビぞりになって腰を浮かせてくる。

根もとまでぶち込んだオレは、腰を振るのも忘れてしまうような感触におどろいてしまった。

女のオマ○コは自分でウネウネとうごめいて、オレを奥へ奥へと引っ張り込む。そのうえ根もとは窮屈に締まり、中ではぬるりとした肉襞が厚ぼったく絡まりついてくる。

「すごい、あんた、すごいな」

「ああん、動いて、わたしの中、ぐちゃぐちゃにかき混ぜて!」

女は自分から腰を打ちつけてくる。オレはその動きと中の感触に、早くも吐き出してしまいそうになる。

「くそ」

せっかくの極上オマ○コをもっと味わっていたいし、男としての面目もある。

オレは必死に我慢して抜き差しをはじめる。けれど気がたかぶると、女のオマ○コはますますオレに絡まりつき、締まりも強くなり、それでもねっとりとやわらかく包み込んでくる。

オレはとうとう、そのまま果ててしまった。

「え? もう終わりなの?」

オレを全部受け止めた女は不満げにたずねる。

「あんた、すごすぎるよ」

「ダメよ、ダメダメ、もっと、もっとよ」

ここに来るまでのしおらしさはどこへやら。乱れた髪の毛をかきあげながら、女はしなびたオレのせがれにしゃぶりついてくる。

「おおお、おお……!」

オマ○コの感触も絶品なら、尺八の技もたいしたもので、その絡まりつく舌の感触にオレはムクムクと復活する。

「ふふふ、これでもう一度できるわね」

女はそう言って自分でまたがり、オマ○コの中にオレを挿れ、大きく腰を振りはじめる。そのまま二度三度と女はオレを求め、満足すると一人でホテルを出ていった。

いまでも、あの女ことを思い出すときがある。女は身体が火照ると、ああやって屋敷を出て男をさがすのだろう。

ひょっとしたら、あの名器だからこそ、始終男を咥え込まずには生きていられないのかも知れない。

そう思うとなんだか哀れだが、オレにとっては言い体験をさせてもらったと思っている。

【選者紹介】

長月タケオ(ながつきたけお)

1962年生大阪府出身在住。1988年官能小説誌への投稿でデビュー。

1995年第1回ロリータ小説大賞(綜合図書主催)佳作受賞。

おもな著作『ひとみ煌めきの快感~美少女夢奇譚』(蒼竜社)

『病みたる性本能』(グリーンドア文庫)

『禁断の熟女』(ベストロマン文庫・共著)

『19歳に戻れない』(扶桑社・電子版)

『誘惑する女 熟女たちの悦楽』(九月堂・電子版)

ほか

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