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長月タケオ選「中高年の性告白」第66回 東京都在住N・Mさん(60歳)の告白【不倫関係にあったマゾOL】

このコーナーは官能小説家の長月タケオ氏が一般の中高年読者から寄せられた「性の告白」をご紹介するものです。そこにはシニアである我々同世代が共鳴する「あの頃」の時代背景があり、実体験ならではの生々しい「性の現実」があります。懐かしくも妖艶な古き良き官能の世界をご賞味頂ければ幸いです。編集長

【不倫関係にあったマゾOL】

N・M 60歳 東京都在住

陽子は、当時わたしが営業部長を務める会社に勤務をはじめて18年になるOLだった。

短大卒で入社してきたから歳は38。化粧は薄め、髪も真っ黒なセミロング、私服のときも地味な装いで、逆に事務服がよく似合う女だともいえる。

勤務態度は真面目で、遅刻はゼロ。欠勤もほとんどない。いつも黙々と仕事をこなし、ミスも少なく、急な事務処理もいやな顔ひとつ浮かべず応じてくれる。

会社にとっては、非常にありがたくて便利な存在だった。

ただ、毎年のように入ってくる華やか新人OLと比べられ、仕事以外に声をかけるものも少ない。退社時刻になると、さっさと帰り支度をはじめ、挨拶ひとつ残して去っていく。時々、誰かが気を使って飲みに誘ったりするが、丁寧に断っている。

人付き合いが悪く、感情を決して表に出さない。陽子はそんな女だった。

そんな陽子わたしは、ひょんなことから不倫関係におちいった。経緯は次の通りである。

ある日、彼女は珍しくミスをした。いつもなら軽く注意をして収めるところだが、その日のわたしは虫の居所が悪かった。朝、いきなり専務に呼びつけられ、営業成績のことでネチネチと嫌味を聞かされたからだ。

だから、わたしはついつい陽子にも厳しく当たってしまった。

「入社していったい何年になるんだ。そんなたいした仕事を任せているわけでもないのに、こんなミスをするなんて。新人でもお前以上の仕事ができる奴なんていくらでもいるんだ。ちゃんとしてもらわないと困る!」

そう言い放つと、彼女は今まで見せたことのない表情でわたしを見る。それは怒りを含んでいるとか、叱責を受けて悲しそうな顔をするとかいうのではなく、なんとなく潤んだ目つきで薄い笑みさえ浮かべている。

「なんだ、その顔は。文句があるならいってみろ!」

「いいえ」

「気に入らないのか? 気に入らないなら、仕事なんか辞めて、さっさと嫁にでもいっちまえ!」

口にした直後、わたしは後悔する。まだ、セクハラやパワハラといった言葉もなかった時代だが、いくらなんでもいいすぎだ。

しかし、陽子は上気した表情のまま無言である。

「いや、まあ、そういうことで、今後気をつけるということで……」

わたしはなんとか言いつくろう。すると彼女は頭をさげ、そのまま、廊下へ飛び出していったのであった。

「部長、あれはちょっと……」

「う、うむ……」

「彼女、涙を浮かべてましたよ」

部下の一人が言う。そして、ほかのOLたちの冷たい視線。

「そうだな、謝っておくか」

わたしは席を立ち、陽子をさがして会社の中を歩きまわった。

陽子は給湯室の中にいた。わたしは咳払いをし、彼女に存在を知らせた。わたしに気づいた陽子は、いままで見せたことのない危い表情をしていた。

目が潤み、頬が赤く染まり、口もポカンと開いている。その妖しい顔つきを不審に思いながら、わたしは陳謝する。

「いや、じつはきょう、わたしも専務に嫌味を言われて。それでつい……。すまない、謝る、だから……」

その瞬間、陽子はいきなりわたしに抱きついてきた。そして、自分の唇をわたしの唇に押し当てる。

「な、な、なにを……!」

横の顔を無理やり離したわたしは、戸惑いながらたずねる。

「はあ、はあ、はあ、はあ」

陽子は何も答えず、荒い息を吐きながらひざまずき、わたしのベルトをはずしてズボンをおろそうとする。

「やめろ、なにをするつもりだ」

「お願い、なにも言わないで、もう、もうわたし……」

わたしの下半身がむき出しとなり、陽子は項垂れた一物を吸い込みながらしゃぶる。場所が場所だけに、わたしは意識を集中できず、モノもすぐには大きくならない。それでも陽子は身体全体を使ってわたしを舐り、舌を絡めてくる。

「うううん、あうううん、うん」

頬張りながら自らも乳房を揉み、その手はやがてスカートの中に忍んでいく。

自らを慰めながら頭を揺らす陽子。

「だ、ダメだ、こんなところで」

「どこならいいの?」

「え? あ、そうだな、人の来ないところ」

「どこ?」

「トイレとか」

「じゃあ、行きましょ」

陽子は立ち上がり、わたしの手を引く。わたしはしばらくの猶予をもらい、まずは服装を正す。

ズボンをあげ、ベルトを締めると、陽子は強い力でわたしを引っ張った。

トイレは給湯室のとなりにある。男子トイレに入ると、陽子は個室のドアを開け、わたしを中に入れる。そしてドアを閉めて鍵をかけると、ふたたび抱きつき、唇を重ねてきた。

「お願い、早く、早く」

「早くって……」

「余計なことはしないでいいの、早く、わたしの中に入ってきて」

いまにも泣き出しそうな声で哀願する。とはいえ、いつ、だれが入ってくるかもわからない。しかも社内のトイレでは、勃つものも満足に勃たない。

「そんなこと、いわれても」

わたしは躊躇をしめした。すると、陽子は制服のベストを取り、ブラウスを脱いで、ブラジャーをはぐ。

あらわれたのは、丸くまとまり、豊かに実った胸乳。乳輪は狭く、乳首も桜色をしている。着衣の上からは気づかなかったが、豊満に盛りあがり、色も形も申し分ない。

わたしは思わず見とれてしまった。すると、陽子はわたしの手を誘う。やわらかですべすべした感触は、わたしの股間を熱くするには十分だった。

陽子は乳房をまさぐらせながら、わたしのズボンと下着をおろした。なかば力のこもりはじめた一物は、陽子の手の中で屹立をはたす。

「お願い、もう、わたし、もう」

スカートの中にわたしの手を導く陽子。パンティの中は溢れた液で潤っている。

「わかった」

壁に手をつけ、こちらに尻を向けるよううながす。そして、スカートをまくり、ストッキングをおろし、パンティを脱がす。

指でいじくると、部分はひくつきながら大量の淫水を流している。

「早く、早くぅ、挿れて、お願い、奥まで挿れて」

ねだる陽子は尻を振りながらわたしを見る。その姿と表情に興奮をおぼえたわたしは、一物をあてがい、ズブリと根元まで挿入をはたしたのであった。

それがきっかけとなって、わたしの陽子の関係ははじまった。

彼女はマゾ体質で、罵られたり、辱めを受けたりすると、興奮する性癖を持っている。だから、わたしから罵倒を浴びせられたとき、ボルテージがあがり、たまらなくなったというわけだ。

「なるほど」

「だから、もっともっといじめてほしいんです」

最初はおとなしくホテルで陽子を責める程度だった。

仕事中の態度や失敗、身につけているもの、暗い性格について苦言を吐き、興奮をおぼえた陽子をもてあそんだ。その後、スパンキングやムチ、やがて縛りと発展していく。

普段は平凡な表情の陽子だが、いったん火がつき、身を火照らせると、その表情は変わる。目に光がそなわり、それでいて淫猥に潤む。いつも固く閉ざされている唇がゆるく開き、肌も艶やかになる。

そのスタイルは文句のつけようがなく、背丈は中背だが手足は長く、腰は締まり、尻の大きさも頃合がちょうどよい。

そしてなんといっても、秘肉の締まり具合。

その性格からか男と付き合った経験は少なく、処女を失ったのも25歳になってかららしい。つまり、年齢は30代後半でも、使い込まれていない部分は少女に等しい。それゆえ、筋肉の衰えはなく、まるで手のひらで握り締めるような圧力をあたえてくれる。

わたしは陽子の身体と、命令すればなんでもしたがう性格に溺れていくのであった。

付き合いはじめて3ヶ月もたつと、二人きりでの行為に飽きが出はじめた。陽子はもっと過激なプレイを要求するし、わたしもどこまでいけるか試してみたくなる。

「なあ、陽子はどんなのが好きなんだ」

わたしはたずねてみた。

「あまり痛いのはいや」

「へえ、そうなんだ」

「どっちかというと恥ずかしいほうが好きかな」

「恥ずかしい、露出とか?」

「そう、放置とか」

「なるほど、じゃあ、露出の放置っていうのは?」

「興奮しすぎて死んじゃうかも」

陽子はいたずらに笑う。

早速わたしは、マニア向けの雑誌を読んでみた。その中には、人ごみの中を全裸で歩く女、縄で縛られ公園にうずくまる女、公衆便所で交わりあうカップルなどの写真が載せられていた。

最初に試したのは、線路沿いにあるホテルでのプレイだ。そのホテルの中は高架を走る車内から丸見えとなる。もちろん窓は閉まっているが、それを開け、陽子を立たせる。

「どうだ、みんな見てるぞ」

夕方の帰宅ラッシュともなると、何百何千の視線が陽子にそそがれる。わたしが背後から貫く姿も、はっきりと乗客たちの目に映っているだろう。

その後、カラオケボックスに連れ込んで、防犯用のカメラに向かって大きく股をひろげさせたり、遊園地の観覧車の中でわたしのひざの上に乗せ、背後から挿入したり。

ときには人気の少なくなった夜のオフィスビルのトイレに入り込み、縛った陽子を個室に置いておく。もちろん衣服は身につけてなく、だれが入ってくるかわからない、だれかが入ってきたときはどんな表情をされるか、もし、そのだれかが興奮をおぼえたら、どんなことをされるのか、という不安と期待を楽しんだ。

しかし、危険な目にあったこともある。深夜の公園で、やはり全裸で縛り、ベンチに放置していたところ、酔っ払いが近づき、陽子にいたずらをはじめたのだ。

わたしはしばらく様子を見ていたが、酔っ払いは一物を取り出し、身動きできない陽子の口に挿入しようとする。わたしたちの行為は、あくまでも陽子の欲求を満たすためであって、見知らぬだれかにやすやすと提供するわけではない。

わたしは隠れていた場所から飛び出し、男を制した。しかし、男はわたしに殴りかかってくる。あわや乱闘という事態になったが、男はかなり酔っていて、わたしは簡単に追い払うことができた。

まさに不幸中の幸いである。

そんなことがあってから、あまりおおっぴらに身をさらすことは中止。二人だけでこっそり楽しめる方法はないものかと相談する。

「そうね、迷ったときは最初に戻れともいうわね」

「最初に?」

「そう、部長とわたしが最初にセックスしたのは?」

「会社のトイレ」

「だから」

「じゃあ、どうやって?」

「ふふふ」

陽子の提案はこういうものだった。

まず、会社に着くとパンティを脱ぐ。それを朝一番にわたしが確認する。そのまま仕事に入り、退社するまでノーパンで過ごす。

「いつ見られるか、見られるかって思うと興奮しちゃうと思うの」

たしかに不安ではあろう。しかし、見ているだけのわたしにとって、どんな楽しみがあるかはわからない。

「ふふふ、いいから」

次の日、陽子は早速、朝礼のあとトイレに立った。わたしは何食わぬ顔でオフィスを抜け出し、人気の少ない役員室と来賓室のある階に行く。

そのフロアーの男子トイレで陽子は待っていた。

「ほら」

ひざ丈のスカートをまくると、たしかに下着はつけていない。

「これできょうは、がんばりま~す」

オフィスに戻ったわたしは、仕事をしながら陽子の様子を見守った。いつも通りまじめな表情で仕事をこなす陽子。そのスカートの中には何もつけていないと認識すると、かすかな興奮は得る。

「あ……」

陽子のとなりに座る男がペンを床に落とした。そして転がるペンをさがして机の下にもぐり込む。

「あ!」

わたしは思わず声をあげて、立ちあがってしまった。

「どうしたんですか、部長」

部下がたずねる。

「い、いや」

わたしは冷静を装い席につく。

「あ……」

ほかの部屋へ行こうとした陽子が、手にした書類を床に落とす。それを拾おうと、ひざを折り、手を伸ばす陽子。

「な、なるほどな……」

極端なミニでもない限り、スカートの中などなかなかのぞき見することはできない。しかし、内部イコール陰部という状況下では、ほんの少しの危険性をはらんでいれば、万が一の興奮が高まる。

わたしは試しに、陽子の椅子の方向へペンを転がしてみた。ペンはうまい具合に陽子の足もとに届く。

「あ、悪い、拾ってくれないか」

陽子はクスッと笑ってうなずく。そして、普段ならひざを折って腰をおろすところを、足を伸ばしたまま前かがみになる。

天井を向いたヒップラインに下着の線は見えない。何かの拍子でスカートがまくれあがれば、もちろん部署の人間の前にさらけ出されてしまう。

それを考えたとき、わたしはとてつもない興奮をおぼえた。

「はい、部長」

陽子は涼しい顔でペンをわたす。

「ちょっと」

わたしは陽子をうながし、部屋を出る。陽子はあとに続く。そのまま、人気の少ないであろうトイレの中へ。

だれもいないことを確認すると、個室に入って、最初のときのように陽子を背後から貫き通すのであった。

そんな関係が2年ほど続いたが、わたしは長期の海外出張を命じられ、戻ってきたときに陽子の姿はなかった。

それからの陽子を、わたしは知らない。どこでどうやって生きているのかもわからない。

【選者紹介】

長月タケオ(ながつきたけお)

1962年生大阪府出身在住。1988年官能小説誌への投稿でデビュー。

1995年第1回ロリータ小説大賞(綜合図書主催)佳作受賞。

おもな著作『ひとみ煌めきの快感~美少女夢奇譚』(蒼竜社)

『病みたる性本能』(グリーンドア文庫)

『禁断の熟女』(ベストロマン文庫・共著)

『19歳に戻れない』(扶桑社・電子版)

『誘惑する女 熟女たちの悦楽』(九月堂・電子版)

ほか

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