お色気 めくるめく官能世界へ誘います

長月タケオ選「中高年の性告白」第23回 山梨県在住O・Yさん(58歳)の告白【電動バイブを持ち込んだ夜から夫婦円満】

このコーナーは官能小説家の長月タケオ氏が一般の中高年読者から寄せられた「性の告白」をご紹介するものです。そこにはシニアである我々同世代が共鳴する「あの頃」の時代背景があり、実体験ならではの生々しい「性の現実」があります。懐かしくも妖艶な古き良き官能の世界をご賞味頂ければ幸いです。編集長

【電動バイブを持ち込んだ夜から夫婦円満】

O・Y 58歳 山梨県在住

若いころほどセガレに勢いもないし、二つ年下女房もくたびれてきたので、アッチの方はとんとご無沙汰だった。けれど、この歳といえども精力はあって、浮気をする甲斐性もないし、風俗に行くのももったいないので、時々は女房に迫ってみる。けれど、女房の方は、まったく相手にしてくれない。わたしは仕方なく、悶々としながらも我慢するしかなかった。

わたしと女房は大学時代に知り合い、その後、5年のつき合いを経て結婚した。子どもは息子が一人。いまは仕事で、北海道に一人で住んでいる。

ある日、ゴルフコンペの賞品で電動バイブを手に入れた。といっても、いわゆる大人のおもちゃではなく、肩こりに使う例の代物だ。わたしはさほど肩こり症でもないので必要はないのだが、せっかく頂戴したものだし、それとなくカバンに忍ばせ持って帰った。

夕刻になって家に戻ると、女房の姿がない。そういえば今日、久しぶりの同窓会だというのを思い出し、わたしはシャワーで汗を洗い流し、冷蔵庫の中からビールを取り出して喉を潤した。

ほどなくして女房が戻ってきた。そのころ、わたしはすっかり出来あがってしまい、台所のいすで舟をこいでいた。

「こんなところで寝たら風邪引くわよ」

女房はそういって、わたしを起こす。

「う、うん」

「歩けないの?」

「いや」

わたしは立ちあがる。しかし足もとがおぼつかなく、ついついふらりと身体を崩してしまった。

「もう、ほら、肩を貸してあげるから」

「うむ……」

女房に支えられ、わたしは寝室に向かう。そのとき、彼女の胸もとに腕があたり、胸乳の柔らかさがじかに伝わってきた。

わたしは酔眼で女房の顔を見た。同窓会というのでめかし込んだ女房には、普段見られない色香が備わっている。身につけているものはもちろん、化粧も濃く、香水の匂いがふわりと鼻をついた。

わたしは女房の匂いと感触、そしてうなじのほつれ毛を見て、思わず欲情してしまったのだ。

「さ、お休みなさい」

放り込むように、女房はわたしをベッドにおろした。けれど、わたしは彼女の手を握り締める。

「な、なに……」

カバンも持ってきてくれた女房は、驚いた目でわたしを見る。

「なあ、いいだろ」

「なによ、こんな早い時間に」

「日はとっくに暮れてる」

「わたしは食事もまだだし、お風呂にも入りたいし、ほかにも色々……」

「そんなこと、あとでいいだろ、な」

わたしは女房を無理やり引きずり込む。

「や、やめて、やめてちょうだい!」

抵抗する女房。けれどわたしは彼女を押さえつけ、無理やり唇に吸いついたのだった。

「やだ、お酒くさい」

「あの子ができたのも、こんな感じだったな」

「変なこと思い出さないで」

「お前は平気なのか?」

「何が?」

「まったくご無沙汰でも」

「女は大丈夫なんです」

「うそつけ」

「ホント」

「けど、オレは我慢できない」

わたしは、女房とキスをしながら乳房を揉んだ。最初は抵抗を示していた女房だが、わたしの手が彼女の股間に伸びると、まんざらでもない様子だ。

しかし、ここで問題が起こった。なんと、わたしのセガレが言うことを聞いてくれないのだ。

「おかしいな」

わたしはズボンを脱いで、自分でしごいてみた。しかし、ピクリとも反応を示してくれない。そうこうしているうちに女房も興ざめになったのか、身体を起こすとベッドからおりようとした。

「ま、待て、待ってくれ」

「役に立たないんじゃ、仕方ないでしょ」

「いや、じゃあ、元気にしてくれ」

「え? どうやって?」

「口で、とか……」

「イヤよ。風俗の女じゃあるまいし」

「いや、最近はしろうとでも……」

「じゃあ、してくれる人にやってもらえば」

「いいのか?」

「あなたに、そこまで稼ぎがあるんならね」

その言葉に、わたしは憤りをおぼえた。そして思いついたのが景品の電動バイブだった。

「くそ」

わたしはカバンをひっくり返してバイブを取り出した。

「なに? それ」

「やかましい!」

酔った勢いも手伝い、わたしは女房を再びベッドに押さえつけ、スカートをまくりあげる。

「いや、なにするの、やめて!」

あらがう言葉も聞き入れず、わたしは女房の下着の上にバイブをあてがう。そしてスイッチを入れる。

「いやああ! やめて!」

ブーンと低いうなり声をあげて震えるバイブ。女房は手足をばたつかせながら、伝わる衝撃に耐えている。

「どうだ、気持ちよくなってきたか」

「いやいや、こんなのダメ」

そういいながらも、女房のほほには赤みがさし、下着にもじんわりとシミが浮き出てくる。

「感じてるんじゃないか」

「そんなこと、ない……」

「じゃあ、直接当ててやる」

パンティを脱がした。そして、濃い鈍色に染まった割れ目にバイブを当てる。

「ああああああああああ!」

大きく口を開け、女房は悶えはじめる。

「気持ちいいのか」

「い、い……」

「いいのか、イヤなのか、どっちだ?」

「い、いい、ああん」

言葉にならない嬌声を女房はあげる。その淫らな姿を見て、わたしも興奮をおぼえてしまった。

わたしは服を脱ぎ捨てると、女房に覆いかぶさる。そして彼女も裸にむき、肌を合わせる。知り合ったころのような瑞々しさにはとぼしいものの、長年慣れ親しんだ感触には安心がある。そして、感じ取れる温もりや肌触りに、わたしの男としての機能がよみがえる。

女房の乳房を吸い、陰部に指をはわせる。女房はあられもなく喘ぎ、悶え、部分は早くもぐっちょりと潤いだす。

「お、おまえ……」

「あなた、はやく、はやく」

「挿れてほしいのか」

そういって女房の顔を見ると、彼女は照れ笑いを浮かべてうなずいた。

「よし」

わたしは女房の脚を大きくひろげ、部分に先をあてがった。そして、肉ビラを押しのけるように埋没を果たす。

「ああ、く!」

挿入の感触を受け止めながら、女房はまゆをひそめる。わたしは絡みつく愛蜜のぬるみと膣襞のうごめき、そして膣筒の締りを受け止め、抜き差しをはじめた。

「ああ、あなた……」

「いいのか、気持ちいいのか」

「う、うん、いい、もっと」

「こ、こうか」

激しく腰を揺さぶる。女房は背中を逸らしてあごをあげる。わたしは奥に届くほど突き刺し、抽送を繰り返す。

「いやあん、ダメ、ああん」

少女のような声色でよがる女房。わたしはせりあがる歓喜をこらえきることができず、そのままほとばしりを放つのであった。

しばらく二人は、ぐったりと横たわっていた。

「もう、こんなもの使うなんて反則よ」

女房はポツリと漏らす。

「けれど、こいつのおかげで、むかしの二人に戻れたじゃないか」

「むかしの二人?」

「そう、お互い初めてでさ」

わたしが童貞を失ったのは女房が最初だった。女房もわたしが初めてだったらしい。わたしはその後、何人かの女と体験したが、果たして女房の方はどうだろう。

それはさておき、女房との甘美な行為は、若いわたしを夢中にした。女房もまったく嫌いなほうではなくて、二人は会うたびに身体を合わせた。

「そうね、あのころはあなたも元気だった」

「そういうなら、お前も若くてきれいだった」

「なに? いまのわたしじゃご不満?」

「いや」

わたしは女房を抱きしめる。

「若くもないし、肌もピチピチじゃないけど」

「ないけど?」

「オレにはお前が一番だ」

女房は薄く笑ってわたしの胸板に顔を埋める。

「ねえ」

「なんだ」

「もう1回、しよう」

それからわたしたちは、恋人同士だったころのように毎夜のごとく身体を合わせた。役に立たなくても、女房は抱きしめられるだけで満足そうな寝顔を見せてくれた。

夜がうまくいくと、昼も仲むつまじく暮らせるようになる。わたしたちは休みの日になると二人で出かけ、それこそ若いアベックのようにデートを楽しんだ。

「なんだよ二人とも、前に会ったときよりも元気そうだし、若々しく見える」

久しぶりに家に戻ってきた息子が、わたしたちを見ていった。

「そうかぁ」

わたしはそう答えて女房の顔を見る。彼女は嬉しそうな笑みを浮かべている。わたしたちはこれからも、このままで生きていくだろう。妻という最愛の女性とともに。

 


【選者紹介】

長月タケオ(ながつきたけお)

1962年生大阪府出身在住。1988年官能小説誌への投稿でデビュー。

1995年第1回ロリータ小説大賞(綜合図書主催)佳作受賞。

おもな著作『ひとみ煌めきの快感~美少女夢奇譚』(蒼竜社)

『病みたる性本能』(グリーンドア文庫)

『禁断の熟女』(ベストロマン文庫・共著)

『19歳に戻れない』(扶桑社・電子版)

『誘惑する女 熟女たちの悦楽』(九月堂・電子版)

ほか

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