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長月タケオ選「中高年の性告白」第20回 東京都在住M・Tさん(58歳)の告白【女体の味を教えてくれた10歳年上の叔母】

このコーナーは官能小説家の長月タケオ氏が一般の中高年読者から寄せられた「性の告白」をご紹介するものです。そこにはシニアである我々同世代が共鳴する「あの頃」の時代背景があり、実体験ならではの生々しい「性の現実」があります。懐かしくも妖艶な古き良き官能の世界をご賞味頂ければ幸いです。編集長

【女体の味を教えてくれた10歳年上の叔母】

M・T・58歳・北海道在住

今から40年も前の話。わたしがまだ、高校生のころ。母親の妹である叔母が突然、我が家に転がり込んできた。母と話をしているのを盗み聞きすると、なんでも叔父の浮気が原因でケンカし、家を飛び出てきたらしい。

「ホント、外で浮気をする元気があるなら、もっとわたしをもっと、かまってほしいくらいよ」

憤懣やるかたない様子で叔母はもらす。

その日から、叔母はしばらくわたしの家で暮らすこととなり、部屋は勉強部屋のとなりがあてがわれた。

叔母はまだ、三十路に満たない年齢。甥であるわたしが見ても、美しい人だ。当時、男子校に通っていたわたしの周囲に存在する女性といえば、ヒステリックな女教師と食堂のオバちゃん連中、そして母親だけ。若い女性が一つ屋根の下で暮らすというだけで、なんだか胸に圧迫感のある、期待とも不安とも取れるような感慨をおぼえたのだった。

叔母は快活な性格をしていて、明けすけにものを話す人でもあった。ある日、風呂でも入ろうかと脱衣場に向かうと、さきに身体を洗い終えた叔母が、バスタオル1枚で下着をつけようとしていた。わたしは驚いて、その場に立ちすくむ。叔母はそんなわたしを見て、恥ずかしそうな素ぶりも見せず、大胆に半裸体をさらしながらいう。

「どう? わたしの裸見て、興奮した?」

わたしは否定も肯定もできず、顔をそむけるのが精一杯だった。

その夜、わたしは間近にしてしまった叔母の裸が脳裏から離れず、悶々とした気分で布団にくるまった。

叔母の肌は乳白色で、病的な白さでもなく、陽に灼けた黒さも持ち合わせていない。「肌色」という絵の具があれば、まさにそれを塗りこんだ色つやをたたえていた。乳房のふくらみは大きく、きめ細やかな素肌にぬぐいきれなかった水滴が転がり、甘く濃厚な香りが鼻腔を刺激する。わたしは、バスタオルの向こうに隠された叔母の一糸まとわぬ姿を思い浮かべ、ついつい下半身に手を伸ばしてしまったのだった。

ある日、両親が所用で家を留守にすることとなった。わたしは食事を終え、一人で部屋にいた。すると、となりの部屋から、妙な声がもれ聞こえてきた。わたしは壁に耳を当て、声に意識を集中させる。

「うん、ううん……、うん……」

それは苦しんでいるようでもあり、別の形で発せられるもののようでもある。苦しんでいるのなら入って助けなければならないし、そうでなければ……。

わたしはしばらく逡巡したが、思い切って確かめることにした。となりの部屋の前に立ち、わたしは取手に手をかけた。しかし、ここで再び迷いが出る。

苦しんでいる。それが確実であれば、部屋に入ることはまったく問題ない。だが、もし、別の行為、つまり、自分で自分を慰め、悶えているさいちゅうであれば……。

「まさか」

女性も男性と同じように、マスターベーションを行うことくらいは知識として持っていた。童貞ではあったがエロ小説くらいは読んだことがあるので、「中年女が火照る身体を持てあます」というフレーズも目にしたことはある。

叔母はまだ、20代後半。しかも人妻としての経験もある。子どもはいないが、毎夜のごとく、夫である叔父とセックスにはげんでいたはずだ。それは最初の「外で浮気をする元気があるなら、わたしをもっとかまってほしいくらいよ」という言葉からもうかがえる。

「もし、そんな場面を見てしまったら」

叔母は自分に、どういう態度を示すのであろうか。

「うううん、ううん、あん……」

薄いドアの向こうでは叔母が、その艶美な肉体をあからさまにして乳房を揉み、陰部をなぞっているかもしれない。声は確実に、喘ぎ声と受け止めることができる。

「まてよ」

わたしは、ここで考えた。

寂しいのなら、叔母がウチにきてから自慰行為にはげむのは、初めてではないだろう。しかし、このときほどはっきりとした声を、今まで耳にしたことはない。つまり、両親が留守、この家にはわたしと自分しかいないという状況だからこそ、となりの部屋でもはっきりと聞くことができるよがり声を発しているのだ。ということは、彼女はわたしを誘っているに違いない。

だが、わたしの考えが間違っていれば、叔母は明日から冷徹な態度を示すだろう。自分の恥ずかしい姿を見られたのだから当然だ。それは避けたい。叔母は美しいだけでなく、わたしに対して懇意にしてくれる。そんな叔母に、わたしは好意をおぼえていた。そんな叔母から、冷たい態度を取られるのはイヤだ。

わたしは迷いに迷った。けれど身体は正直な反応を示している。声に呼応して、一物は痛いほど勃起を果たしている。

「そこにいるの?」

そのとき、叔母はうわずった声でいった。

「わかってるのよ、そこにいるの」

わたしは足がすくんだ。叔母は、わたしが扉の前に立ち尽くしているのを知っている。

「いいわよ、中に入っても」

甘い誘惑の声。わたしはそれでも、扉を開けることができない。

「いいのよ。それとも、わたしじゃダメ?」

すねるような声色。わたしは意を決し、ドアを開いて叔母の部屋に足を踏み入れたのだった。

叔母は布団の上で上体を起こし、わたしを見つめた。身につけているのは薄いネグリジェ。ブラジャーははずされていて、乳房の形がはっきりと透けて見える。

「わたし、何をしてたかわかる?」

「え、いや……」

「こんなことしてたの」

叔母はうわ目づかいでわたしを見ながら、パンティの中に手を忍ばせた。そして、舌なめずりを繰り返しながら陰部をまさぐる。

「うん、いやらしいでしょ。ね、いやらしいよね」

そういいながら、乳房も揉みはじめる。その様子を見てわたしは、微動だにできずにいる。

「いやらしいわたし、きらい?」

わたしは思わず、首を横に振っていた。

「うれしい。もっと近くにきて見てもいいのよ」

うながされるまま、わたしは叔母に近寄った。叔母はそんなわたしの手をとり、乳房にいざなう。

「どう? どんな感触?」

「やわらかい」

「強く揉んでもいいのよ」

いわれるがまま、指に力をこめる。頂点で乳首のとがった肉塊は、吸い付くような柔軟さでわたしを迎えいれてくれる。

「うん、いい、もっと」

「こ、こう……」

「そう、吸って、おっぱい、吸って」

叔母はネグリジェを脱いだ。わたしは顔を近づけ、乳首に吸い付く。舌で転がし、ねっとりと唾液を染み込ませると、叔母は我慢の限界をおぼえたのか、わたしを押し倒し馬乗りになってきた。

「ね、いいでしょ、シたいの、我慢できないの」

「で、でも……」

「初めてなの?」

「うん」

「わたしが初めてじゃイヤ?」

わたしはもう一度、首を横に振る。

「じゃあ、サせて、わたしの中に挿れさせて」

叔母は大急ぎでわたしの服を脱がし、ズボンと下着をはがした。一物は隆々と天を突き、それを見た叔母はうれしそうにしゃぶりついてきた。

ぬるりとした口腔の感触。舌がはいずりまわり、わたしの敏感な箇所を攻めてくる。わたしは早くも、暴発の危機をおぼえた。もっと長く感じていたい、叔母のテクニックを味わいたいとこらえたのだが、そのまま精を放ってしまったのだった。

「うん、おいしい」

叔母は吐き出されたザーメンを受け止め、飲み込んでくれた。

「でも、今度はわたしも気持ちよくしてね」

叔母はパンティを脱ぐ。そして、わたしの手を秘部に導く。

「どう?」

見た目はグロテスクだ。しかし、うるおいに満ちたなめらかなまとわりつきが、早くもわたしを復活させる。

「すごい、若いっていいわね」

叔母は再び、わたしを咥えた。そして自分で、部分を十分以上に湿らせる。

「もう、もう我慢できない。ね、いいよね。挿れて、いいよね」

わたしに断る理由はない。叔母は馬乗りになってわたしを部分にあてがい、ゆっくりと腰をおろす。

「く、うん……」

覆いつくす肉襞と陰蜜のぬるみ。叔母は腰を前後させ、やがて大きく上下に振る。興奮が高ぶるにつれ膣筒の圧力は増し、ぬちゃぬちゃ、ぢゅめぢゅめと粘膜のこすれ合う音が大きくなる。

「あ、あ、あ、ああ……!」

「どうしたの? イッちゃうの?」

「う、うん、もう」

「ダメ、もっとよ、もっと」

「け、けど」

「ダメダメ。わたしはまだ、やああん、だめぇ!」

わたしは叔母の膣内に射精してしまった。叔母は身体を震わせ、注ぎ込まれる感慨を示す。

「もう、ダメねぇ」

「ごめん」

「でも、まだ大丈夫よね、若いんだから」

叔母はそういって、再びわたしにしゃぶりついてきた。そして屹立を遂げたわたしをつまむと艶然とほほ笑み、内部へと導いてくれたのだった。

わたしと関係を持った次の日、叔母は母に告げた。

「姉さん、わたし、やっぱり帰る」

「そう」

「あんまり一人きりにさせるとかわいそうだし、もう、反省もしてるだろうし」

そういい残して、叔母はわたしの家を去った。帰り際、わたしに向かって意味深な目線と笑みを送りながら。

【選者紹介】

長月タケオ(ながつきたけお)

1962年生大阪府出身在住。1988年官能小説誌への投稿でデビュー。

1995年第1回ロリータ小説大賞(綜合図書主催)佳作受賞。

おもな著作『ひとみ煌めきの快感~美少女夢奇譚』(蒼竜社)

『病みたる性本能』(グリーンドア文庫)

『禁断の熟女』(ベストロマン文庫・共著)

『19歳に戻れない』(扶桑社・電子版)

『誘惑する女 熟女たちの悦楽』(九月堂・電子版)

ほか

長月タケオ『誘惑する女 熟女たちの悦楽』

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