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ヘンリー塚本監督の「中高年の性相談室」第2回「女性の匂いが好きなのは変態?」

ここは御年75歳で現役ポルノ監督として活躍するFAプロ・ヘンリー塚本監督がユーザーの皆様の素朴な「性の悩み」にお答えするコーナーです。これまで2000作以上の名作を世に排出してきた監督だからこそわかる性の真実。ヘンリー氏が痛快に解決します。

【質問】
「女性の臭い匂いが好きなのは変態でしょうか」(52歳・建設業/愛知県在住)

昔から女の人の「匂い」に並々ならぬ興味があります。困ったことに臭ければ臭いほど興奮するのです。だから、ホテルに入っても女性にシャワーを浴びて欲しくありません。

ところが、当の女性は「シャワーも浴びずにセックスするなどもってのほか」と私の提案を聞き入れてくれません。仕方がないのでデリヘルを呼んでお願いしましたが、変態だからという理由で、別料金を取られてしまいました。それでも、私は洗っていない臭いアソコや脇の下を舐めたいのです。

周囲の人間に話すと、私は異常だと言います。やはり私は変態なのでしょうか?

【ヘンリー塚本監督の回答】

この質問者の方はいわゆる「匂いフェチ」と思われます。しかし臭ければ臭いほど興奮するなんて、記者の私から見れば、まごう事なき変態にしか思えませんが、監督はどう思われますか?

「変態ではありませんが、男と言うよりオスなんだね。臭っさいメスの生殖器で発情し交尾する4本足の雄。

いいねぇ~!

えっ! いいんですか! 女性にとっては小便やクソカスをつけたまま異性にアソコを嗅がれたり舐められたりするわけですから、拷問以外のなにものでもありませんが。

「変態を辞書で引くと“普通ではない事”と書いてあります。しかしこれは現代の常識に当てはめた話なんですね。風呂もシャワーもない太古の大昔だったら、この方はごく当たり前のオスでした」

言われて見ればそうですね。

「そうなんです。それが、いつの間にか普通ではなく変態扱いされちまった。匂いの嫌いな男にとっては、この方は変態で異常でどこかおかしい男と言うことになります」

なるほど。男優さんにもこの手のタイプの方はいらっしゃるんですか?

「いますねぇ。とんでもなく臭い匂いを嗅ぐと勃起するんです。なかには撮影前に相手の女優さんにわざわざ風呂に入らないでほしいと注文をつける男優もいますね。でも撮影現場は大変ですよ。本人はそれで興奮してるからいいんですが、スタッフのなかにはその悪臭に耐えられない者もいますからね」

そりゃ、タイヘンです。そういう場合はどうするんですか?

結論から言えば、どうすることもできません。なにしろ部屋の窓を開けたり、空気清浄機をつけようとすると、男優が“監督さんやめてくれぇ”って懇願するんです。匂いが薄まると勃起力が弱まると言うんです。仕方がないので、みんな息を止めて撮影していますよ(笑)」

撮影現場が目に浮かびます。夏場は特に地獄ですね。監督ご自身も臭いほうがいいんですか?

「僕は清潔で匂いのない無味無臭の女性器が好みですね。僕の作品を見てもらえば、わかると思うんですが、行為の前に女性がヤカンの水や川のせせらぎでアソコを洗うシーンがよく出てきます。あれはヘンリー作品の流儀なんですが、どんなに貧しくてもセックスの前にアソコを綺麗にするのは女性のたしなみであり、礼儀だと思っているんです」

監督にとっては元からの体臭は仕方ないとしても、意図的に臭くしている女性のアソコはご遠慮したいということですね。

「そうです。困ってしまうのは、一人の男に“洗わないオマ●コが好きだ”と言われると、男はみんなそういうもんだと思い込んで、わざわざアソコを猛烈に臭くして押し付けてくる女性がいるんです。あれには参りますね」

良かれと思って臭いマ●コを! もはや究極の人災ですね。相手に喜んでもらえると思って放り出してくるわけですから、無碍にも断れず、舐めたくもありません。まさに生き地獄です。

「逆に女性にも男の臭い匂いで興奮するのがたくさんいるんです。何日も風呂に入らず、着替えもせず、汗臭い不潔な匂いをまき散らしているただの不潔な男なんですが、“これぞ男の匂い”とアソコを濡らしてしまうんです。しかも、悩ましいことにそういう女性に限って、なぜかとても綺麗で魅力的な方が多いんですよ」

なんたる悲劇! 監督、いったいどうしたらいいんでしょう。

「臭いのが好きというのは変態ではないけれど、相手のことをきちんと考えてあげることが大事だね。要は思いやりが大切。この方だって、自分の汚ったないチンポコを綺麗好きの女性に無理やり舐めさせたりはしないでしょう。それと同じようにどんなに臭っさいオマ●コが好きでも、相手が嫌がったら気持ちを抑えるべきだよね。要はお互いの嗜好の問題。いづれにしても臭っさい男の匂いで興奮する女性がいるのも事実、そういう女性とあなたが出来上がっちまったら、面白いね」

なるほど。自分の性癖に合わせて臭いアソコを提供してくれる女性を探すのも男のロマンですね。むしろソレが生き甲斐なるかもしれません。相談者の方、セックスは相手への思いやりも大事なことを忘れずに。そして自分にぴったりの女性を探す旅に出ましょう。

取材&文責:編集長原田


【ヘンリー塚本監督プロフィール】

1943年、東京亀戸生まれ。FAプロ創業者兼監督。1985年の設立から現在までに製作したタイトルは2000本をゆうに超える。官能ドラマにこだわった作品に定評があり、なかでも日本の古き良き時代の情緒を再現したポルノ「昭和シリーズ」はあまりにも有名。現在も唯一無二の世界観を表現し続けている。

ヘンリー監督書籍紹介

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