お色気 めくるめく官能世界へ誘います

長月タケオ選「中高年の性告白」第92回 愛知県在住U・Tさん(60歳)の告白【恐るべき痴女との思い出】

このコーナーは官能小説家の長月タケオ氏が一般の中高年読者から寄せられた「性の告白」をご紹介するものです。そこにはシニアである我々同世代が共鳴する「あの頃」の時代背景があり、実体験ならではの生々しい「性の現実」があります。懐かしくも妖艶な古き良き官能の世界をご賞味頂ければ幸いです。編集長

【恐るべき痴女との思い出】

U・T 60歳 愛知県在住

大学に通うため18の時に上京した。初めての大都会は見るもの聞くものすべてが珍しく、毎日が驚きの連続だった。

あの女と出会ったのもそんなときだった。

通学のために乗り込んだ山手線はギュウギュウ詰めで、身動きひとつままならなかった。わたしは吊革につかまることもできず、人混みにもまれて立ちつくしていた。

そんなとき、どうも股間の方がムズムズしはじめた。不思議に思って見おろすと、だれかの手がズボンの上をさすっている。それは女の手で、しかも指には大きなリングがはめられていた。

わたしは驚いて手の主を見た。わたしのうしろに立っていたのは、目もとの涼しい、清楚な感じのする女性だった。

30代前半だろうか。くたびれた主婦というよりも、どこかの若奥様、いまでいうセレブといった様相だ。身につけている物も上品で、ひと目で高価だとわかるネックレスを首に巻いている。

そんな彼女が、妖しげな笑みを浮かべてわたしの一物をいじくっているのだ。

わたしは彼女の顔を見つめ、黙り込んでしまった。彼女はわたしが抵抗を示さないのをいいことに、好き放題もてあそぶ。そのうちズボンのチャックをおろし、パンツの中まで手を忍ばせてきた。

冷たいしなやかな感触がわたしをおおい、上下にしごき、亀頭をさぐる。

わたしは心地よさをおぼえ、彼女のなすがままになっていた。一物は固く大きく勃起し、先からは我慢汁が漏れはじめる。

「ふふふ、ふふふふ」

真っ赤な口紅をほどこした彼女は、舌なめずりをしながら淫靡な笑い声を漏らした。そしてわたしの手をつかむと、自分の乳房に誘ってくる。

そのときのわたしは童貞だった。物心ついてから、女性の乳房など触れたことはない。

衣服の上からでもわかる豊満さ、そして柔軟さ。すると、興奮でめまいすらおぼえそうになったわたしの手を、彼女は服の中へ忍ばせるのだった。

ブラジャーの中に納められたわたしの手は、固く尖った乳首を感じ、柔らかな肉塊を感じた。一物は今にも爆発しそうなほどふくれあがり、執拗にもてあそぶ彼女の手の中で脈打っている。

「ううん、そう……」

乳房を揉まれて彼女も感じたのか、甘い声をかすかに漏らす。そしてとうとう、わたしの片方の手を自分のスカートに中に導いた。

わたしは何もできなかった。湧き起こる射精感をこらえるのに必死だった。

彼女はわたしの手を自分の陰部に押し当て、スカートの上から押さえつける。

「好きにしていいのよ。好きにして」

腰を振り、わたしを奥へと誘う。わたしは指を立て、うねうねとした陰唇の中へ挿入する。

「ああん……」

唇をかんで、彼女は喘ぎ声をこらえた。ズボンの中でわたしをさする動きが、次第に早くなる。

「もうダメ、もう、我慢できない」

彼女の甘い声がうわずる。腰が折れ、いまにもその場に崩れそうになる。半ば閉じた目が虚ろになり、白い歯が見えかくれする唇が濡れはじめる。

「お願い、次の駅で降りて。お願い」

彼女がそういったのとほとんど同時に、電車はホームに滑すべ込んだ。そして返答を待たず、彼女はわたしの手を引いて電車から降りたのだった。

ズボンのチャックをおろしたまま、わたしは駅前にある連れ込み宿に連れて行かれた。もちろん、こんな場所に来るのは初めてだ。

年老いた女将がお茶をおいて立ち去ると、彼女は我慢の限界といった素振りでわたしにむしゃぶりついてきた。

「なにもしなくていいの。わたしの好きなようにさせて」

叫ぶように彼女はいうと、煎餅布団の上にわたしを押し倒す。そしてズボンをおろし、パンツを脱がし、しなびた一物にしゃぶりついた。

彼女は舌を伸ばしてわたしを丹念に舐ると、大きく口を開けて咥えた。そのヌルリとした感触に、わたしは思わず声をあげそうになる。

「ふぅううん、ううん」

小鼻から息をもらし、彼女は丁寧にわたしをさぐる。ほお張りながら舌を絡みつけ、吸い込みながら頭を上下に振る。

たちまち強固に屹立したわたしは、はやくも果てそうになるのをこらえる。

「ああんん、うぅうん、あぅん」

気品すらただよう顔面に、わたしの醜い一物がめり込んでいく。

よだれがこぼれて糸を引いて伝う。赤い唇がわたしをはさみ、首をかたむけると内ほほに当たった先端の形がプックリと丸く浮かぶ。

温かでなめらかな感触に、童貞のわたしは我慢し切れなくなる。そして、そのままドクドクと精液を吐き出してしまったのだった。

「う……、ううん……」

いきなりのほとばしりに、彼女は眉根に皺を寄せ、動きを止めた。

しかし、わたしの射精は何度も続く。まるで身体中の体液すべてを吐き出してしまうような勢いだ。

それを彼女は全部受け止めてくれた。それどころか、最後の1滴まで搾り取るように吸い込みを強め、最後は唇で鈴口をはさんですすり取ってくれた。

「ううん、はやいのね」

「すいません」

「もしかして、女は初めて?」

「はい」

わたしは素直に答える。

「そう。じゃあ、わたしが初めての女ね」

彼女はうれしそうにほほ笑んだ。

「じゃあ、全部、教えてあげる。女のすべてを」

立ちあがった彼女は見せつけるように衣裳を脱ぎ、下着姿になった。その淫靡な仕草に、わたしの一物は早くも力を込めはじめる。

ブラジャーの両肩ひもをずらした彼女は、乳房を腕でかくしてホックをはずす。それを腕の間からするりと抜き取ると、両腕を押し当てふくらみを強調する。

深い谷間が切れ込み、わきからはみ出た乳肉が真ん中に寄せられる。光沢のある白い肌に、腰から尻にかけてのなだらかな曲線。脚は長く、ふとももの肉づきはよく、わたしはポカンと口を開けて見とれてしまう。

「ふふふ」

彼女は身をひるがえし、背中を向けると乳房から腕を離した。そして、腰を振りながら最後の1枚を取る。

丸くて小さな尻があらわとなる。割れ目の頂点にはエクボがあって、わたしの情欲を駆り立てる。

「わたしの全部を見たい?」

彼女は、首だけをこちらに向けていった。

「は、はい」

「じゃあ、あなたも裸になって」

わたしは大急ぎで全裸になった。それを認めた彼女は、片腕で乳房、片手で秘部をかくして振り返った。

「すごい、もうこんなになってる」

わたしの全部を見た彼女は驚きの声でいった。

「若いってすてき。うん、もう我慢できない」

彼女は飛びつくようにわたしを抱きしめ、唇を重ねてきた。そしてあお向けになったわたしにまたがると、指を添えて導いてくれる。

「ココに入るの、ココに挿れるのよ。よく見て」

両脚を広げ、少し色づいた肉唇にわたしをあてがった彼女は、腰を沈めて奥まで納めていった。

「あああん、あん!」

深い挿入に歓喜の声をあげる。わたしもうごめく肉襞の感触と、動きをスムーズにする愛液のぬめり、そして膣内の温度に感極まってしまう。

「ああんん、固い、大きい……! すごい、気持ちいい」

わたしは彼女の胸を揉み、こすれ合う粘膜の感触に酔ってしまう。彼女はそんなわたしを抱きあげ、向かい合う形となる。

わたしは目の前でタプタプ揺れる乳房を揉み、乳首を舐めた。

「ああん、あぅん、いい、気持ちいい! たまんない!」

髪を振り乱し狂ったように悶え喘ぐ。腰を前後左右に回転させ、身体を上下に揺さぶり続ける。

「ああん、イク、いっちゃう。きて、いっしょに来て!」

「このまま……」

「そうよ、中に出して! 熱いの、濃いの、いっぱい出して! ああん、狂ちゃう、ああん、イクううう!」

彼女は頂点に達し、わたしも中に吐き出した。2度目の発射だというのに、勢いは口での放出に劣らない。

「すてきだったわ。すごかった」

「あ、ありがとうございます」

「まだ、できるわよね」

「え?」

「わたし、1回くらいじゃ満足できないの。いいのよ、なにもしなくて。わたしの好きにさせて」

彼女はわたしから降りて抜き取ると、精液と自分の愛液にまみれた一物をほお張った。そして執拗に舐りつくし、ふたたび勃起すると自ら膣内へ納めるのだった。

彼女が満足するまで、わたしは相手を務めた。回を重ねてわかったことだが、彼女はわたしという人間を楽しむというより、一物をもてあそぶのが楽しいようだった。

それを証拠に、口で、指で、脚で一物をはさみ、しごいてよろこんでいた。ときにはつねり、指で弾き、いたぶって笑い声をあげる。

わたしに不満はなかったが、それから妙な性癖を持つようになった。つまり、一物をもてあそんでくれないと満足できなくなったのだ。

いまでも一物をいじめてくれる相手を求めている。普通のセックスでは、何か物足りない。そのために財布に余裕があると、SMクラブに行って女王様に嬲ってもらっている。

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