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2019.10.15

【特集】花太郎が復活した件

本当かどうかはわかりませんが、花に向かって悪口ばかりを言い続けると枯れてしまうという言い伝えがあります。

これを私は実際に経験したことがあります。

あれは私が中学生の時のことでした。

学校からの帰り道に妙な花を咲かせる巨大な植物が生えている家がありました。

その花は色や形が妙ちくりんなだけでなく、開花すると異様な匂いを発しました。

これがまた臭いのなんの。思わず息を止めてしまいたくなるような香りなのです。

私はこの花に勝手に「花太郎」という名前をつけて、たいそう可愛がっておりました。

なぜこのようなブサイクな花を可愛がっていたかというと、いつも親から「ごくつぶし」やら「橋の下から拾ってきた」などと言われていた私と境遇が似ているように感じたからです。

実際、開花した花太郎も近所の餓鬼や人妻たちから鼻つまみ者にされ、挙句の果てには飼い主からも散々罵倒されていました。

それどころか、花が咲くと「祟りが起きる」などとほざく婆さんまで出てくる始末。

私の通う中学でも花太郎が咲くと「天変地異が起きる」と、まことしやかに噂されていました。

誰も花太郎に「美しい」とは言いませんでした。

しかし、花太郎は開花さえしなければ無臭でした。

それどころか、蕾はまるで包茎のペニスのような形をしていて、なんとも愛らしいのです。

また、そのことが余計に親近感を高め、私の花太郎愛はどんどん深まっていったのです。

不思議なことに一度愛で始めると開花した時のキョーレツな悪臭でさえ、気にならなくなりました。

むしろ、病みつきになってしまったほどです。

そんなある日、花太郎が半分腐っておりました

学校が夏休みだったこともあり、しばらく目を離した隙に病気になっていたのです。

間違いなく人から悪口を言われ続けたことが原因です。

花にも人の心がわかるのです。

しかしながら、腐りかけた花太郎はますます醜い姿です。

こうなると近所の餓鬼や飼い主の罵倒はさらにヒートアップします。

私はそんな餓鬼どもを張り倒し、花太郎の飼い主の家には毎日、立ち小便をしてやりました。

その代わりに花太郎には最大限の賛辞の言葉を送り続けたのです。

するとどうでしょう。花太郎は見事に復活したのです。

しかし、私が毎日、立ち小便をするためにチ◯コを放り出していたためか、花太郎の蕾はカリ首付きのチ◯コの形になってしまいました。

おかげで花太郎は人妻を中心にますます忌み嫌われてしまいましたが、結果オーライです。

実は今、花太郎が腐った時と同じようなことが、我々日本人の日常に起こっています。

それはテレビのニュースが毎日のように人々の不安を煽っているからです。

もちろん、明るいニュースもありますが、すぐに悪いニュースに掻き消されてしまいます。

確かに今の日本は暗い話ばかりなのですが、こんなときほど元気な言葉を自分に言い聞かせ、他人にも元気な言葉を投げかけてやらねばいけません。

暗いことばかり言う人間や、不安を煽ってばかりいるテレビには小便をかけてやりましょう。

実際、「俺は絶対に死なない」といっている人間は本当に死にませんし、「絶好調」と叫んでいた野球選手は本当に絶好調でした。

逆に「死ぬ死ぬ」言っている人間は本当に病気になりますし、「どうせ俺はクズだから」などと言っている人間は本当にクズになります。

テレビの報道を真に受けすぎて、腐ったりしてはいけません。

気を強く持って絶えず絶好調でいきましょう。

文責:編集長原田