【仰天事件勃発】瞳に写った画像で女性の住所を特定! ワイセツ男が御用
今月、アイドルがSNSに投稿した画像を元に住居を調べ上げて押しかけ、自宅前でワイセツなことをしたとして26歳の無職の男が逮捕されました。
驚くことに男は、アイドルの顔写真の「瞳」に写った景色から最寄り駅を特定。グーグルビューを利用するなどのハイテク技術を駆使して犯行に及んだそうです。
お粗末なのは、最寄り駅からの住居の特定に関しては「待ち伏せ」&「尾行」という昔ながらのアナログ方式を採用せざるを得なかったことですが、ともあれ、この男は過去と現在のすべての力を使って変態の極みを実行したというわけです。
これには日本中の変態が腰を抜かしているに違いありません。
この事件で何よりも恐ろしいのは顔写真の「瞳」に写った景色を使って犯行に及んだという点です。
なにしろ最近の携帯カメラは性能も画素数も高く「見えてはいけないもの」まで見えてしまいます。
うっかり、プライベート写真をSNSに公開したら、どんな悪事に利用されるかわかったもんじゃありません。
ちなみに瞳と同じように犯罪に使われるものに「指紋」があります。
最近はスマホや銀行のキャッシュディスペンサーなども「指紋認証」を採用しているところが多いですが、カメラに向かってうっかり「ピース」なんぞしたら他人に指紋情報を好きなだけ持っていかれることになります。こうなるともはや金も個人情報もダダ漏れです。
このような破廉恥な事件もさることながら、最近は携帯カメラによるトラブルが続出しております。
先日も新宿駅で人身事故があった際、ブルーシートの中まで携帯を突っ込んで撮影したクズが何人もいたそうです。
携帯の発展に伴い世の中が便利になる反面、人の倫理観が問われるシーンが、今後もどんどん増えていくことでしょう。
こうなってくるとデジタルに詳しくない我々中高年はトラブルに巻き込まれないために最初から携帯の写真&動画機能を使わないほうがよさそうです。
実は私も過去に携帯写真で大失態を犯したことがあります。
あれは、5年ほど前に小社から「猫の漫画本」が出版されることになった時のことでした。
漫画本の巻頭には猫のグラビアを掲載するコーナーがあったのですが、一般公募をすると手間も時間もかかるので、担当編集者が社員が飼っている猫の写真を載せることにしたのです。
当然、飼い猫のいる私も協力することになりました。
企画の主旨からすれば、適当に何枚か撮って送れば済む話ではあったのですが、どうせ本に載せるなら、ブサイクな愛猫ほど可愛く撮りたいと思うのが、飼い主の情というものです。
であるならば、ソッポを向いている写真より、真正面を向いているほうが良いに決まっています。
さっそく飼い猫の「ニコパチ写真」の撮影に挑みました。
しかし、何度真正面に回っても猫はカメラを見てくれません。
それどころか、首をそむけ、逃げ惑う始末なのです。
まったくもってして、思ったような写真が撮れません。
なんとしてでも猫の顔をカメラに向けたい私は、必死で追いかけまします。
そして、猫、逃げます。
数時間後、ようやく真正面を向いた愛猫の写真が撮れました。
しかも、我ながら素晴らしい写真の出来栄えでした。
しかし、その写真は結果的に掲載NGになってしまいました。
理由は、その画像に「最も写っていてはいけないもの」が写っていたからです。
もちろんそれは幽霊の類ではありません。
それは私の「チ◯ポ」でした。
実はその当時、私は家では「裸族」として生きていたのです。
猫の瞳に写っていたくらいならまだ誤魔化しようもあったことでしょう。
しかし、私のチ◯ポは猫の背景にある消えたテレビ画面にクッキリと写っていたのです。
私は今でも、写真を却下した理由を言いづらそうに私に伝えてくれた担当編集者の顔が忘れられません。
皆さんも携帯のカメラを使うときには十分に注意してください。
文責:編集長原田