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2019.09.15

【特集】中高年の出世と「読書」の因果関係

つい先日、某大手製薬メーカーの役員さんとお酒を飲んだ時のことです。

この役員さんとは、かれこれ20年近いお付き合いになります。

最初の頃こそ、酒の席でも仕事の打ち合わせばかりしていましたが、今となってはクソの役にも立たない「しょーもない話」ばかりしています。

だから当然、仕事上の取引はありません(過去には多大な広告費をいただいておりました)。

そんな関係ですから、はっきり言って、現在の我が社としては「ただの無駄な飲み会」です。

確か前回飲んだ時も「ウンコの大きさと性欲の因果関係」について、5時間も激論を交わしていたと思います。

結論としては「ウンコの大きい人は性欲も強い」ということで落ち着いたのですが、人のウンコを見ることは至難の技ですので「気になるあの子の性欲」もわかりません。

もし、見ることができたとしても、それはお互いにケツの穴まで見せ合う関係になっているに違いないので、そんな女の性欲を知ったところで何の意味もないのです。

つまり、世界で一番「不毛な話」を5時間もしたことになります。

そんな、何一つ役に立たない役員さんが、私に「仕事の相談」があるというのです。

なにしろ相手は大手製薬会社の役員です。ひょっとしたら、例のタマネギ男のようにビッグな不正の話でもしてくれるのではないかとワクワクして駆けつけたら、こんなスケールの小さな話をされてしまいました。

「人事異動の季節になったんだけど、部長職の適任者がいない」

はっきり言って、知ったこっちゃありません。

この男はわざわざ、そんなグチをほざくために私を呼び出したのでしょうか。

だったら前回5時間も激論を交わした「クソと性欲の関係」の第二弾の話をしたほうがマシです。

いや、ちょっと待ってください。

ひょっとしたらこれは私を「ヘッドハンチングしたい」ということじゃありませんか?

なんなら、現在窓際の私めがお給金次第では、この老いさらばえた肉体にムチ打って全身全霊お仕えしようではありませんか。

実際のところどうなんでしょう。

役員「いや、それは100%ないから。君を部長にするぐらいなら犬を部長にしたほうがマシだよ(笑い)」

私「ですよねぇ(笑い)」

クソジジイ! クソジジイ! クソジジイーーーッ!

何が(笑い)でしょうか。全然、笑えません。

しかも「AするぐらいならBするほうがマシだ」などと英語の構文っぽいところもムカつきます。

じゃあ、この男は何を相談したくて私を呼んだのでしょうか。回答次第では棺桶行きです。

役員「君がもし役員だったら、どんな人間を下につけるかね」

窓際の私が知る由もありません。

逆にどうして、あれだけの大手企業に役員のお眼鏡に叶う人間がいないのか不思議で不思議でなりません。

そこで逆に今の中堅社員に対してどんな不服があるのかを聞いてみました。

役員「とにかく雑談力がまるでない。下の人間をお得意さんとの酒の席に連れて行っても自分の仕事のことしか話せない。そうなると、つまらないから次から呼ばれなくなる。そうすると大事な情報が入らない。つまり、情報戦で遅れをとってしまうわけだよ」

まるで風が吹けば桶屋が儲かる的な話です。

しかも、原因が「雑談力がない」とわかっているなら、「会話講習」でも受けに行かせれば済むことではないのでしょうか。

役員「そんな一朝一夕の付け焼き刃で済むことではないんだよ。逆に薄っぺらい会話を無理にさせたらバカに見える。バカに見えるぐらいなら、今のほうがまだマシだよ」

そういうもんなんでしょうか。だったら前回の私と役員の会話のほうがよっぽどバカに見えます。

役員「そもそも、今の40代50代は本も新聞も読まなすぎる。昔の人は雑談の中でも、本や新聞の社説をよく引用したものだよ。そうそう、それをやると、どんなバカでも賢く見えるから不思議だよね。そうだ、本を読まない奴は絶対に出世させないことに決めた!

タイヘンです。

少なくとも、この役員のいる会社では本を読まない中高年は出世できそうにありません。

しかし、プレゼンや営業がうまい人は、確かに本を死ぬほど読んでいることも事実です。

そうそう、そういえばウチも出版社です。

そこまで言うなら、役員にウチの本を大量に買ってもらいましょう。

しかも季節は「読書の秋」です。

役員「それは100%ないから。だって君のところはエロ本でしょ?」

クソジジイ! クソジジイ! クソジジイーーーッ!

文責:編集長原田

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https://www.futabasha.co.jp