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2019.09.04

【特集】企業の「私服推奨」と中高年男性のファッション

最近は大企業の中でも「私服勤務」を推奨する会社が増えてきました。

驚くことにお堅いはずの銀行でも「私服勤務制度」が採用されているようです。

このままいくと最終的にはすべての日本企業で私服勤務化が進むかもしれません。

こうなってくると、俄然窮地に陥るのは我々オッサンです。

通勤着がスーツから私服になると「着ていくもの」に困るからです。

現に、何を着ていけば正解なのかよくわかりません。

よく、オッサンに「私服を着てこい」というと、少なからずの人が「ゴルフルック」で現れます。

実際のところ、オッサンの私服といえば、これが一番無難なのかもしれません。

しかし、ゴルフを趣味にしている方ならいざ知らず、まったくゴルフをやらない人が格好だけゴルフルックというのも、どこか気恥ずかしいものがあります。

それにヘタにブランドものを着ていると小馬鹿にされた挙句、にわかゴルファーたちから「半笑いの刑」に処せられるかもしれません。考えただけでもタマが縮み上がります。

そうなるともうひとつの選択肢としては今をトキメクIT系ファッションでしょうか。

要はブランド物のTシャツにジーンズにスニーカーです。

冬場はこれに小粋なジャケットを合わせてみれば、どんな窓際社員でも仕事ができそうに見えるに違いありません。インカムなんてつけて歩いたらまるでスティーブ・ジョブズ氏のようです。

実際に試着してみました。

愕然です。

私がやると、仕事ができそうに見えるどころか、ただの「イカサマ師」です。

インカムが余計にインチキ度合いを助長しています。

しかも、腹が出ているので、せっかくのTシャツが台無しです。

これでは半笑いどころか大爆笑です。

ヘソで茶が沸きそうです。

では、私のような醜いオッサンは、どんな私服を着ていくべきのが正しいのでしょうか。

そこで、オッサンの私服事情に詳しい某アパレルメーカーの部長にお話を聞いてみました。

「まず、若い人はOKでもオッサンが着るとあまり麗しくない服装が『襟のない服』ですね。50を超えた男性が仕事で私服を着ていくなら『襟があること』が必須でしょう」

部長曰く、ある程度の年齢のオッサンが襟のないTシャツやトレーナーなどを着用すると貧相に見えることがあるといいます。

なお、丸首のセーターやトレーナーを着用する場合でも、その下には襟のついたシャツを着たほうが良いそうです。

さらに色についてもこんなご指摘がありました。

「よっぽどオシャレな人でない限り、あまり原色は使わないほうがいいですね。赤いシャツはインチキ臭く見えますし、黒いシャツは危なそうに見えます。無難なのは白ですが、薄いピンクや黄緑、淡いブルー系などの中間色も良いでしょうね」

ズボンについても御指南いただきました。

「太っている方ならジーンズは避けたほうがいいですね。あと、50歳以上の方はダメージジーンズは履かないほうが良いでしょう。無難なのはやはりコットンパンツですかね」

部長曰く、靴については服装の上下を決めてからセレクトせよとのことです。

ただし、こんなご助言をいただきました。

「近場に買い物に行くのならいざ知らず、会社にサンダルで行くのは絶対にNGです。会社から外に出ないのならまだしも、よその会社にサンダル履きで行くのはどうかと思いますよ」

なるほどなるほど。

これまでの話を総合すると、とどのつまり中高年にとって最強の通勤着はやっぱり「スーツ」ということになります。

要は「ネズミの嫁に一番ふさわしい婿はネズミだった」ということです。

みなさん、どんなに会社が私服を推奨しても、スーツで通勤しましょう。

また、AV女優さんからこんな話もいただきました。

「ちゃんとネクタイを締めてきちんとスーツを着こなしている男性を見ると『性的な魅力』を感じます。どんなエッチをするのか気になりますね」(AV女優・日下部加奈さん)

いろんな意味でスーツのままで正解です。

文責:編集長原田