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2019.08.26

見ていてとても心配でスリリングなテレビ番組

今ではすっかり使われなくなってしまった言葉ですが、ひと昔前は悪党が良からぬことをするために集まる場所を「アジト」と呼んでおりました。

アジトは、悪党どもが良からぬ相談をする他にも、組織にとって不都合な人を監禁したり、人心を狂わす違法薬物を生成したりすることなどにも使われていたようです。

私の知り合いの神奈川県警の元捜査官によると、アジトの場所には大きく分けて2つのタイプがあるといいます。

ひとつが、繁華街の雑居ビルの一室などにあるタイプです。

元捜査官曰く、このケースは「木を隠すなら森」という論理が根底にあると言います。

一箇所に大勢の人が集まると目立ちますが、元から人が多いところで集まれば目立たないというわけです。

そしてもうひとつが、人里離れた山奥の廃墟や一軒家に存在するタイプです。

文字通り、人里離れていますから、滅多なことでは人は来ません。

もし人が来るとすれば、なんかの間違いで遭難した登山者か、車でイヤラシイことができる場所を探しに来たアベックぐらいです。

だいたいそういう場所には電気もガスも水道もNHKも通っておらず、携帯電話も圏外ということが多いと言います。

元捜査官によると、このように外の世界と隔絶した場所は悪の組織が人を監禁したり、ヤクを調合したりするには最適らしいのです。

そうなると急に心配になってくるのが、今テレビで大人気のアノ番組です。

そうです。『ポツンと一軒家』です。

番組の構成ではスタッフがアポ無しでいきなり人里離れた一軒家に訪問していますが、それが悪党のアジトでないという保証はどこにもありません。

お気楽に「こんにちわ~」などと入っていって、万が一ヤクの生成現場や拷問の真っ只中にぶち当たったらどうするのでしょうか。

お互いにアドリブが効きません。

しかも下手にカメラを持参している以上、悪党だって黙ってでクルーを返すわけには行かないでしょう。

ポツンと一軒家は瞬時にして「地獄の一軒家」に早変わりです。

嗚呼、考えただけでも失禁しそうです。

これまでの放映では、たまたま良い人ばかりでしたが、回を重ねていけばアジトにぶち当たる可能性は0ではありません。

そう考えると、変態の私はますますこの番組に魅了されてしまうのです。

いつか何かが起こりそうな『ポツンと一軒家』から今後も目が離せません。

文責:編集長原田