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2019.08.21

今そこにある「中高年最大のピンチ」

先日、久々に社会人として最大のピンチに陥りました。

それは古くてボロい新宿の場末のスナック行った時のことです。

その日は良いことと悪いことの2つの事案があったため、いつもの2倍もお酒を頂戴いたしました。

はっきり申しまして「ベロ酔い」です。

しかも、ママが酒に「混ぜ物」でもしているのか、悪酔いの様相を呈してまいりました。

さらに悪いことには、大量の水分をいただいたために、頻繁に尿意が襲ってくるのです。

店内の便所はひとつ。ボロくて古いクソスナックなので、当然「男女共用」です。

尿意が来たらいち早く放尿しないと、タイヘンなことになります。

悪酔いしているので、一刻たりとも小便を我慢できません。

一大事です。

そして、そんな時に限って、他の客が長々と小便を垂れているのです。

実際、その時も客のオバハンが便所に立てこもっておりました。

オバハンは私以上に悪酔いをしていたので、ひょっとしたらなかなか照準が定まらないのかもしれません。

それとも厚化粧の上にさらに何かを塗ったくっているのでしょうか。

いやいや、これは久々のお通じが来て、どっさりと大便を垂れているに違いありません。

もしかしたらケツの穴からギョウ虫でも出てきたのでしょうか。あまりにも長すぎます。

こっちは膀胱が破裂寸前です。一刻の猶予も許されません。

とうとう私は最後の手段として便所をぶち破る決心をしました。

相手がオッサンだろとオバハンだろうと関係ありません。

今一番大切なのは私の黄金水の着地場所です。

ドンドンドンドン!

ドンドンドンドンドンドンドン!

悪酔いした私は、無慈悲に便所のドアを叩き続けます。

はたから見れば、あおり運転の加害者以上の叩きっぷりだったことでしょう。

するとようやくオバハンがゾンビのような顔をして出てきました。真っ青です。

(まったく、何をしとたんじゃ)

心の中でそう呟きながら、便所に飛び込む私。すでにチン先まで黄金水がやってきています。

ジョロロロロロロロロッ! ローーー!

ようやく落ち着いた私の膀胱。

しかし、冷静になった途端に私は便所の異変に気が付いてしまいます。

「臭っ!」

よく見ると便器の所々にオバハンのゲロがついているではありませんか。

しかも、排水溝の水たまりでは、オバハンのゲロと私の小便が醜く絡みあっています。

「オエーーッ! なんちゅうことをさらしてくれてるんじゃ」

このまま出れば、私がヘドを吐いたと疑われるかもしれません。

仕方なく私はトイレットペーパーを使って綺麗にオバハンのゲロを拭き取ります。

「まったく」

ようやく綺麗になったので、水洗便所のノブを回したところタイヘンなことが起こったのです。

「おわっち! あわわわわわっ!」

なんと、の便器の水位がみるみる上がってくるではありませんか。

おそらく掃除のために大量に使用したトイレットペーパーが災いしたのでしょう。

オバハンのゲロと私の小便とトイレットペーパーがどんどん限界点に迫っています。

「ぎゃあああっ」

一瞬にして酔いが覚めてしまいました。そのまま溢れ出たら大事件です。

「ひいいいいいっ」

結局、ゲロと小便とクソ紙は首の皮一枚のところで溢れずに、かろうじて災難を逃れましたが、もう少しで人間としての大切な何かを失うところでした。

ほうほうのていで便所を抜け出した私はママにヘルプミー。

よく見るとゲロのオバハンはカウンターで完全にくたばっておりました。

「ここのトイレ、よく詰まるのよねぇ」(byママ)

とまあ、私はママと一緒に便所の詰まりを直したのであります。

皆さんも他人事ではありませんよ。

必要以上に紙を使うと、とてつもない災難に襲われることがあります。

雨季になるとクソのキレが悪くなるので、必要以上にケツを拭くことになることと思いますが、重々お気をつけください。

文責:編集長原田