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2019.08.19

デキる男は「二刀流」です

とうとう私も巷で流行中の「アレ」を買ってしまいました。

コレです。

ミニ扇風機です。しかも2本です。

これでようやく私もハイソの仲間入りです。

なぜ、同じ物を2本も買ったのかというと、宮本武蔵の時代から「デキる男は二刀流」だと信じているからです。

そもそも、1本だけだと思わぬ実害を被ることがあります。

試しに片方の顔だけに長時間、風を当て続けてみてください。

十分に風を当てたら己の顔を鏡で見てみましょう。

なんと、顔が阿修羅男爵のようになっているではありませんか。

風によって片方だけ血行が悪くなってこのザマです。

これが顔じゃなくてキンタマだったらどんな悲惨なことになっていたかと思うと身の毛がよだつ思いです。

男も50を過ぎたらバランスよく生きなければなりません。

聖書の『マタイの福音書』の一節にも「右の頬を冷やしたら左の頬も冷やしなさい」と同じようなことが記されています。もちろんこれがタマでも同じことです。

そうです。デキる男に必要な条件は「バランス感覚」なのです。

風を当てるなら両方の頬に不公平なく当てることが肝要です。

こういうと、なかには「両手が扇風機で塞がっていて何もできないではないか」という方もいらっしゃるかもしれません。

ご安心ください。

手を離して机の上に置けば良いのです。

「俺は歩きながら使いたいんだよ!」

それも思うツボです。

両手に扇風機を持っていれば、歩きスマホ撲滅につながります。

街の人も駅員さんも大助かりです。

もしどうしても手を使わなければならない場合は、ズボンの横ポッケにミニ扇風機をねじ込んでみてください。

すると、あら不思議。両方のポケットから扇風機の頭の部分が飛び出して、まるで仮面ライダーの親戚みたいです。ペラを回したままなら、今にも飛べそうに見えます。

これには子供たちがも大喜びです。一瞬のうちに中年ヒーローの出来上がりです。

もちろん、喜ぶのは子供だけではありません。

もし、身近に暑そうにしているレディを見つけたら、エレガントに片方の扇風機を差し出してあげてください。

受け取った女性は風を顔に浴びながら、うっとりとしたアクメ顔をするに違いないのです。

思わぬところで目の保養です。

そもそも、ミニ扇風機を1本しか持っていない男など「自分さえ涼しければいい」という狭量な心の持ち主なのです。紳士の風上にも置けません。

また、「涼しい」のつながりで言えば、2本の扇風機を使ってこんな遊びもできます。

題して「八つ墓村遊び」です。

2本の扇風機を日本手ぬぐいで頭に縛ってリアルな怪談を楽しんでみてください。

ただでさえ、変態にしか見えない風貌のオッサンの口から、薄ら寒いギャグと加齢臭の入り混じった風が流れてくるのです。オゾマシイことこの上ありません。

周囲の者どもを恐怖のどん底に叩き落とすことができます。

ここで、気をつけなければならないことは、ただ1つです。

扇風機のペラに残り少ない毛髪を巻き込まれないように注意しましょう。

ただでさえハゲ散らかった頭がアドリブが効かないほど無残なことになります。

「いででででででっ」

こうなるともはや八つ墓村の祟りです。

周囲の者からしてみれば、後世まで語り草になるような恐怖体験になるでしょう。

さて、ここまでお話しすれば、ミニ扇風機は1本よりも二刀流が良いということが皆様にも薄ぼんやりわかっていただけたような気がします。

まだまだ、暑い日が続きますが、お身体をご自愛くださいませ。

文責:編集長原田

【追伸】

我が家にも「八つ墓村遊び」にぴったりの日本手ぬぐいがありました。しかし、いったいどこでいただいたモノでしょう。まったく思い出せません。