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2019.08.01

我慢強くなった日本人

連日、クソ熱い日が続きます。

最近の暑さときたら、まったく洒落になりません。

そもそも日本って昔からこんなに暑かったんでしょうか。

暑いにしても、もう少し控えめだったような気がします。

なぜならクーラーがなくても耐えられる暑さだったからです。

今はクーラー無しでは生きていけません。

そういえば、ひと昔前の日本人は「暑さ」を理由にして、そこらじゅうで大暴れしていました。

一年に一回は暑さで頭にきたオッサンが道で日本刀を振り回していましたし、必ず誰かが「こうも暑いと子供でも拐いたくなっちまう」などとほざいていました。

実際、万引きも、銀行強盗も、ひったくりも、痴漢も人殺しも動機が「暑かったから」という事例が理由で頻繁に繰り返されていました。

昔の夏は非常に物騒だったのです。

また、私の住んでいた田舎では、目の前にいる爺さんと婆さんが突然、バタバタと倒れる珍事が頻繁に起こりました。光化学スモッグです。

警報よりも年寄りが倒れるほうが早かったので、どこに毒ガスが蔓延しているのか一目瞭然でした。

そう考えると、昔の年寄りはカナリヤよりも過敏に毒ガスに反応していたといえます。

年寄りばかりではありません。男も女も暑さでみんなおかしくなっていました。

嫁入り前の娘がノーパンの娘が街中を闊歩し、若い男などは暑さのあまり人に会うたびに因縁をつけていました。夏は常にそこかしこで破廉恥や諍いごとが絶えませんでした。

さらにオッサンにいたってはランニングに猿股というほとんど裸に近い格好で往来をウロウロしていたのです。なかにはランニングにセミが止まったままのオッサンもいて、それが決して少数派ではありませんでした。

つまり、暑さは昆虫や動物さえもおかしくさせる力があったのです。

あれから時が経った現在、そんな人も虫も動物もどこにも見当たらなくなりました。

きっと、日本人と昆虫が昔と比べて我慢強くなったのだと思います。

いや、むしろ「暑さ対策」が昔に比べて徹底されているのかもしれません。

これからも暑い日が続きますが、水分補給はこまめに取ってください。

文責:編集長原田