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2019.07.28

【旅行サイトTABILISTA連動企画】人の本性は旅に出ればわかる

昔からよく「旅の恥はかき捨て」などと言ったり言わなかったりします。

コトの真相はさておき、知らない街に行くと人目を気にせず思い切り羽根を伸ばせることだけは確かです。

ひょっとしたら男性の場合は、どこかの議員さんのように、羽根だけでなく思わずポコチンまで伸びてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

そう考えると、女性も同じように旅に出ると股ぐらが開いてしまうのものだったりするでしょうか。

知りたいような知りたくないような今日この頃です。

それはさておき「ひとり旅だから」と言って、あまり自由気ままに行動すると、知らず知らずのうちに他人に迷惑をかけていることがあります。

それはつい先日、私が地方に出張に行った時のことでした。

学生さんたちが夏休みに入っているためか、いつも利用しているビジネスホテルが満室です。

そこで急遽、出張先の人に相談してネットにも出ていないようなボロホテルを紹介してもらい、そこに宿泊することにしました。

ボロと言っても、ただ単純に築年数が古いだけで昭和生まれの私にとっては最適の空間でした。

ただひとつ難点があるとすれば、隣の部屋を隔てる壁がベニア板のように薄いことです。

その薄さときたら、極端な話、せんべいを齧る音さえ聞こえてきそうなほどです。

ゆえにアベックには不向きです。下手をすれば愛液の音まで聞こえてしまいそうなのです。

次の日も早朝から仕事があった私は、死んでも寝坊してはいけないので、いつもより早めに寝る準備を整えておりました。おそらく夜10時くらいだったと思います。

すると、隣の部屋に誰かが入ってきた音がしました。

ドアが開く音、閉まる音。そしてベッドが「キュシュ、キュシュ」っと軋む音。

部屋に入るなりベッドに尻餅ちをついたところをみると、隣の部屋の主は相当疲れているのでしょう。

話し声がしないことから察するに隣人は一人。もしかしたら私と同じ出張族かもしれません。

だとしたら、私と同じような状況でこの安ホテルにたどり着いたのでしょう。

「まあ、お互い宮仕えは大変ですわな」

こう独りごちながら私は部屋を暗くしてベッドに潜り込みました。

すると、余計に隣の音が耳に入ってきます。

「プシュ!」

おそらく缶ビールを開けた音でしょう。

「ガサガサガサ」

多分、つまみの袋を開ける音でしょう。

「プチン」

ああ、これはテレビのスイッチを入れた音ですな。

やっぱりそうです。ニュースを報じる音が聞こえてきます。

こんな音を聞きながら、私はウトウトと深い眠りに入っていきました。

それからしばらく経ってから、私はある「異音」で目を覚ましました。

それは女の人の「喘ぎ声」でした。

時計を見ると深夜0時過ぎ。

音は「例の部屋」から聞こえてきます。

時間からしてデリヘルを呼んだわけではなさそうです。

となると、ホテルの「有料チャンネル」でイヤラシイ番組を観ているに違いありません。

しかしながら、なんちゅう音量でしょうか。女優さんの愛液らしい音まで聞こえてきます。

酔っ払うと人間、耳が遠くなるとは言いますが音が大きすぎます。

しかも、セレクトした作品が「変態モノ」らしく、ことあるごとに女優が「淫語」を連発するのですからたまりません。嫁入り前の娘なら決して人前で言ってはならないようなハシタナイ言葉が次から次へと聞こえてきます。こうなるともう眠れません。

しばらく寝返りを打ちながら苦しんでいたところ、ようやく男優さんも女優さんイッたようで急に静かになりました。

隣の客もイッたようです。

再び田舎町のボロホテルは静寂に包まれます。

すると今度は闇夜を切り裂くキョーレツな音が聞こえてきました。

「プーーーーッ」

屁です。

それがまるでテレビのスピーカーから流れてきているんじゃないかと思えるほど凄まじい音なのです。

私は思わず飛び起きてしまいました。

時計の針は深夜1時を過ぎています。

しばらく静寂があった後、またもや隣から信じられない音が聞こえてきました。

「オ、オエーーーッ」

どうやら自分の屁の匂いが思った以上に臭かったようです。

隣の客がドタンバタンと悶絶する音がベニア板越しに響いてきます。

「うーむ」

最後に低い唸り声が聞こえて、ようやく振動が止まりました。

しかし、そこからが大変でした。

自分の屁が毒ガス並みに臭いことがわかった隣の客が、屁を小分けにして出し始めたのです。

「ブヒッ、ブヒッ」

たとえ小分けにしても地響きのような威力はそのままです。

しかも、屁をこくたびに隣の客がビクつくのが伝わってくるのです。

こ、この野郎!

もはや私も我慢の限界です。

しかし、これをどうやって止めさせれば良いのでしょう。

怒鳴り込んだところで屁は自然現象です。止めてくれと言ったところで急に止まるものでもないでしょう。

フロントにチクったところで同じです。

「隣の客の屁がうるさくて眠れない」などと言ったらこっちがおかしな客になってしまいます。

こうなったら、隣の客の腸から屁が全部出るのを待つしかありません。

私は隣の客の屁を子守唄に静かに時がくるのを待ちました。

そして知らぬ間に眠りについてしまったのです。

翌朝、かなり寝不足の状態ではありますが、なんとか起床した私は急いで支度して部屋のドアを開けました。

すると偶然、隣のドアも開いたのです。

もちろん、例の大音量の変態AVに加えて毒ガス並みの屁をする男の部屋です。

いったいどんなオッサンなのかと顔を見た瞬間に私は腰を抜かしそうになってしまいました。

なんと、そこには「うら若き女性」がいたのです。

「おわっち」

私は思わず声をあげてしまいました。

向こうも隣は空室だと思っていたのか、たいそう驚いた顔をしていました。

しかし、昨晩の出来事の主が若い女性ということになると、だいぶ様子が違ってきます。

いったいこの娘は普段は会社や彼氏の前でどんな顔を見せているのでしょう。

そして会社や彼氏は彼女の正体を知っているのでしょうか。

旅に出ると、時として人間の本性が如実に顕れることがあります。

皆さんも異性と付き合う前は一度、旅に出たほうが後々のために良いかもしれません。

ちなみにこの原稿は小社の旅専門サイトである「TABILISTA」にも注意換気のために寄稿しようと思っています。

TABILISTAの編集長に断固拒否されるかもしれませんが、ことのついでですからこのサイトもお見知り置きください。

【TABILISTA(タビリスタ)】

http://tabilista.com

かなり真面目な旅サイトですが、バーターでここの編集長にも快活60に変態記事を寄稿させようと思っています。

宜しくお願いします。

文責:編集長原田