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2019.07.03

【真夜中の攻防】タクシードライバーを苦しめるオゾマシ過ぎる忘れ物

先日の深夜、すでに電車がなくなってしまっていたので、会社からタクシーに乗って帰宅することになりました。

平日の夜ではありましたが、乗車客が多いためか、なかなか「空車」がやってきません。

ようやく「回送」のタクシーが来たので、ダメ元で手をあげたところ、運良く乗せてもらえることになりました。

私「今夜はやけに空車のタクシーがないんですね」

運転手さん(以降:運)「最近はいつもこんな具合ですよ。まあ、こっちは儲かっていいんですけどね」

私「世の中、景気がいいんですかね」

運「さあ、どうですかね。もしそうなら長く続いてくれるといいですね」

こんな感じで運転手さんと取り留めもない話をしていたところ、私は座席の横に何かが落ちていることに気がつきました。

暗い車内でよくわかりませんが、どうやら「ハンカチ」のようです。

私「運転手さん、後部座席に忘れ物が落ちてますよ。ハンカチのようです。前に乗った客が忘れていったんですかね」

運「そうですか。じゃあ私がお預かりしておきましょう」

私「あれ、このハンカチ、なんかちょっとおかしいですよ。んんん? よく見ると血がついているじゃないですか! あれ? こ、これは! ヒッ、ヒーーーーーーーーーーッ!

私はその物体を拾い上げて思わず絶叫してしまいました。

運「お、お客さん、どうされました? 何があったんですか!」

私「ヒーーーーーーッ! オ、おええええええッ!

運転手さんは車を左に寄せて急停車。

運「ど、ど、ど、どうしましたか?」

私「こ、こっ、こっ、これっ!」

運「なんです? それは? ん? ぎゃああああああっ

なんと、ハンカチだと思っていたソレは「血だらけの生理用品」だったのです。

しかも、きちんと包まれることもなく「開いたまま」捨ててありました。

私&運「おえええええっ!」

今更のように気づいたのですが、その物体はキョーレツな匂いを発しています。

どうやら捨てたてホヤホヤのようです。

確かにタクシーに乗った瞬間に「臭う」とは思いましたが、自分の「足の臭い」だと思ってました。

運「お、お客さん、どうしましょう」

私「ど、どうしましょうと言われましても……、こ、これって忘れ物ですかね?」

運「ま、まさか。もし忘れ物だとしても会社に持って帰れませんよ」

私「ですよね。そ、それよりも私の前に乗った女性ってどんな人ですか?」

運「えっ! 女性じゃないですよ。カップルです。二人ともずいぶん酔ってましたね」

私はある妄想が頭の中を駆け巡りました。

それはカップルがタクシーの後部座席をラブホ代わりに乳繰り合っている様子です。

おそらく、イチャコラしていたカップルの男のほうがエスカレートして女の股ぐらに手を突っ込んだんでしょう。

そうしたらタイミング悪く女のほうがメンス

それでも中に「指入れ」をしたい男。

うーむ。間違いなくその男がアソコを弄るのに邪魔なナプキンを剥ぎ取って座席に捨てたに違いありません。

運「何日目ですかね?」

私「えっ? 何がですか?」

運「生理ですよ」

私「この様子から見ると、2日目か3日目ですかね。ほら、表のほうにまで経血が染み出していますよ」

運「本当ですね! こりゃ大変だ!」

私「マジで一大事です。運転手さん、ナビで近くにコンビニがないか調べてくれませんか?」

運「えっ! どうしてですか? まさかソレをコンビニの燃えるほうのゴミ箱にお捨てになる?」

私「違いますよ。申し訳ないんですがブツは運転手さんが会社に持ち帰ってください。これですよ。これ。オシボリウエッティを購入したいんです」

運「んんん? おわっち!」

私の手には経血がべったり。しかもなんだか小さな固形物までへばりついています。

私&運「く、臭っ」

暗い車内で運転手さんにソレをよく見せようとお互いの顔の前に指を出したところ、なんともかぐわしい匂いが鼻腔をつんざきます。

結局、私は運転手さんにコンビニに寄ってもらい、オシボリウエッティと運転手さんのために「汚物用ビニール袋」を買ってきました。

別の日、また深夜にタクシーで帰宅することになり、過日の夜に起こった事件のあらましを運転手さんに話したところ、こんな答えが返ってきました。

「最近、タクシーの中にゴミを捨てていく人が本当に多いんですよね。冗談じゃなくなんでも捨てていくんですよ。この間なんか、DVDレコーダーを捨てていかれましたよ。そういうのって、忘れ物かゴミなのか判断がつかない場合があるから本当に困るんですよ。

あと、私は経験がないんですけど、汚物を捨てていかれたって話は結構、仲間内で聞きますね」

驚いたことに、世の中にはわざわざタクシーの中にゴミを捨てていく人が多いのだとか。

皆さんは絶対にそういうことはやめましょう。

文責:編集長原田