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2019.06.29

年金問題とペットとのお別れ

政府が「老後の2000万円問題」とやらで右往左往しておりますが、とどのつまり、どうやら現在の50歳以上はまともに年金がもらえなさそうです。

なにしろ内閣ときたら、これまで社畜のように働いてきた我々世代に向けて「70まで働け」などとのたまうのです。

じゃあ、実際に70歳まで働いて、ようやく年金もらえるようになったとして、あと何年生きれるというのでしょう。

こうなったら、銀河鉄道の例の少年のようにタダで機械の体を手に入れて200歳まで生きなければ元が取れません。

それだけではありません。

今のペースで70歳まで働いたとして、いったい何を励みに頑張れるというのでしょう。

飯もたいして食えなくなりますし、女だって満足に抱けなくなります。

酒もタバコも老いさらばえた肉体には毒以外のナニモノでもありません。

ゆったりと温泉旅行に行こうにも足腰が立たない上に、老体にムチを打って日々の仕事をこなしているので、どこかに行こうという気力すら湧きません。

なんちゅう未来でしょう。

そんなときに唯一の慰みといったら、もう「シニア用のTENGA」「ペット」しかありません。

TENGAについては別の機械に徹底取材するとして、現代の世相を反映してかペットの需要は右肩上がりに伸びています。

まずは、下の数字を比較してみてください。数字は2015年現在のものです。

飼い犬の数:約1034万6000頭

飼い猫の数:約995万9000頭

15歳以下の人間の餓鬼の数:1633万人

なんと、飼い犬と飼い猫の数を合わせるとペットの数が餓鬼の数をはるかに上回っているではありませんか。

さらにこれに鳥やらウサギやらネズミやら、その他の珍妙なペットを加えるとものすごい数になります。

しかもイマドキの餓鬼ときたら、年長者の言うことを聞かなかったり、小遣いをせびったり、歩きスマホをしたりと問題ばかりを起こす輩がたくさんいますので、今後は飼い主に忠実なペットの需要がさらに伸びることが考えられます。

なんなら、餓鬼なんぞは、とっとと家から叩き出して、愛らしいペットと共にゆっくりと静かな時間を過ごしたいものです。

しかし、ペットの数が増えると同時に「別の問題」も発生します。

それは「ペットの介護」「死」です。

当たり前のことではありますが、ペットも人間と同じように年をとります。高齢になると歩けなくなったり、食べ物をちゃんと食べれなくなったり、病気にもかかりやすくもなります。

ご存知の通り、ペットは人間のような「健康保険」がありませんので、病院にかかると、ものすごくお金がかかります

これは私の経験ですが、今際の際の猫の介護と治療で、1年間に100万円以上の出費がありました。

猫で100万円以上ですから犬ならもっとかかります。ヘタをすると2、300万円は覚悟しなければなりません。

ひょっとすると、人間のバアさんよりも医療費がかさむかもしれないのです。

そこに加えて、ペットが亡くなれば葬儀代もかかります。

どんなに簡単に済ませても、あれやこれやでかなりの出費になります。

犬猫一匹で家が傾くことにもなりかねません。

これが年金暮らしならなおさらのことです。

そんな社会情勢を反映して、今、新しい「ペット葬儀の形」が注目を浴びています。

それが「ペットの訪問火葬」です。

そこで当サイトは東京都内でペットの訪問火葬を営む『天国の扉』の小林憲治さんにお話をお伺いしてきました。

「2000年の空前のペットブームから約20年が経って、多くのペットたちが現在、高齢化や寿命を迎えはじめています。

ブームの影響で現在、ペットショップと動物病院はともに約1万4千件を超えていますが、ペットの死を請け負う業者は、まだまだ全国的に不足しているのが実情です。競争がない分、葬儀代もある程度、高額になってしまうんです。

しかも、突然ペットが亡くなってしまった人からすればどこに亡骸を持って行ってどうしたら良いのかも、よくわかりませんよね。

当社は、そんなお悩みを持つ飼い主様のために、ご自宅に出張して火葬をし、リーズナブルな価格で葬儀を提供しております」(天国への扉・小林憲治さん)

ご自宅に出張と言われましても、どのような形で火葬をするのでしょう。

亡骸をただ引き取っていただくだけでは、遺族としてはやるせないものがあります。

「特別な『訪問火葬車両』でお伺いしますので、ご遺族の方は一緒にその場でお見送りをすることができます。遺骨も綺麗な骨壷に入れてお渡ししますので葬儀場に行くのとほとんど変わりはありません。

もちろん、ご自宅に骨壷を置いておけないと言う方には『お墓』のご案内もいたします」(前出・小林さん)

訪問火葬車両

訪問火葬車両の火葬部分

なんと! 自宅の前で火葬をしてくれるなんて信じられません。世の中ずいぶん変わったものです。

しかし、自宅の前で犬や猫を焼いて、煙などでご近所迷惑になったりしないものなんですかね?

「その点もご安心ください。訪問火葬車両は特殊な技術を用いており、無煙です。外に煙が出ることは一切、ありません」

それは安心です。近所のややこしいババアが出てきて「やいのやいの」言われたら面倒くさいことこの上ありません。

そうなると気になるのは「お値段」のほう。

料金表を見ると、これがまた異常に安い!

これなら人間の生活にも影響なさそうです。

まだ生きているうちからあまり「ペットとのお別れ」のことなど考えたくもありませんが、来るべき日に備えて頭の片隅に記憶しておくと良いかもしれません。

小林さんとスタッフの皆様

文責:編集長原田

【取材協力】

『天国への扉』担当:小林さん(☎︎03-3757-7780)

【天国の扉】

https://www.tengokutobira.jp