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2019.06.26

水場にオッサンが行ってはならないホラー以外の理由

古来より魍魎や幽霊などの「あやかし」はよく水辺に現れると言われています。

事実、夜の川や湖に行くと、なにやら「人ならぬ気配」を感じることがあります。

おまけにそういう場所は夏でも気温が低いため冷えと恐怖で思わずタマキンが縮みあがりそうになってしまいます。

しかし、オッサンの場合、水場でタマキンが縮み上がる原因は、なにも冷えや恐怖だけではないようなのです。

そうです。皆さんもご経験があると思いますが水場に行くと無性に「尿意」を催してしまうのです。

よくよく考えてみればオッサンに限らず我々日本男児は、凄まじい数の水場で小便を垂らし続けてきました。

海や川や湖はもちろんのこと、銭湯やプールなどの公共の場。自宅でも小便を垂れ場がしながらシャワーや風呂に入っているという男児を入れると数え切れません。

しかもこの「水場と尿意」という「たらちね」と「母」のような関係はオッサンになると益々、重症化してくるのです。

なかには水が流れる音がしただけでモーレツな尿意を催してしまうオッサンまで出現する始末です。

そして更に重症化すると、私のようなコトをし始めるようになります。

それは「水が入っている容器を見ると無性に小便を投入したくなってしまう」ことです。

それが透明な容器ならなおさらです。

例えばシャンプーやリンス、食器用洗剤、化粧品の容器や香水の小瓶。中に液体が入っていると、どうにもこうにも己の小便を混入したくなってしまうのです。

そして令和元年、ついに私は「ある愚行」を実行してしまいました。

それはスティックディフューザーなるシロモノに対して行われたのです。

ちなみにスティックディフューザーとは小洒落た瓶にアロマ的な液体が溜めてあり、そこから中空に向かって複数の線香のようなものが伸び出ているアレです。

それは主には部屋の消臭や芳香に使われるものなのですが、そうなるとますます「臭い小便を入れたらどうなるのか」が気になります。

どんな剣を突き通さない「盾」と、どんな盾でも突き通す「剣」のどちらが強いのか。

その永遠のテーマが「部屋中を良い香りに変えてしまうアロマ」と「半径10メートル以内にいるすべての人間の鼻を曲げるほど臭い私の小便」に移り変わってしまったのです。

果たしてその結果は驚くべきものでした。

なんと、アロマの芳香と小便の悪臭が絶妙に絡み合って、なんとも言えぬ「懐かしい香り」になったのです。

自分の体内から出た液体が混入されているので、なんとも落ち着いた気持ちにもなります。

これは大発見です。

思えば、中世ヨーロッパの調香師たちは、客の体臭に合わせてオーダーメイドで香水を作っていたと言います。

それが時を超え、私の小便とアロマが偶発的コラボに成功し、新たな「香り」が誕生したわけです。

なんという奇跡でしょう。そしてなんというハーモニー。

おそらく、このディフューザーを私に売った店員さんは、よもや自分の店の商品が小便によって生まれ変わっていたなんて想像すらできないはずです。

そういえば、かの有名な香水である「ムスク」もなにやらのタマキンのエキスをコラボさせたものでした。

我ながら天才としか言いようがありません。

この瞬間、私は世界で最も下品な調香師、いや、マッドサイエンティストになったのです。

雨天が続き、洗濯物が異様な匂いを発する今日この頃、小便アロマは私に福音をもたらしたのです。

ここまで書いておいてなんですが、皆様は絶対にマネをしないでください

文責:編集長原田