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2019.06.22

【還暦放浪記】ホームレスと「老後資金2000万円問題」

いわゆる「老後資金2000万円問題」が連日、マスコミを賑わせている。私はまもなく64歳だから、文字通り渦中の年代ということになるのだろうが、正直どうでもいいという他人事な感じなのだ。

この問題が大きくクローズアップされるようになってからというもの、「60代の平均貯蓄額」が新聞やテレビでやたらに報じられるようになった。

それによると、ある生保の調べでは「2956万円」だというし、またある銀行の調査では「2415万円」だという。

でも、私からすれば、みんなホントにそんなに持っているのかというのが偽らざる本音なのである。

自慢するわけではないが、私の今の貯蓄額は全くの「0円」、すっからかんである。決して散財をしているわけではなく、いたって地味にミニマリスト(毎回しつこく書いてしまうが、私はホームレスではない。あくまでもミニマリストなのだ!)生活を送っているのだが、もともと私には蓄財の才能は皆無で、加えてここ数年仕事が極端に減ってしまい、少々の蓄えを切り崩しているうちにこうなってしまったのだ。

そもそも、この「平均貯蓄額」というのはいかにも曲者だと私は思っている。信じていないといってもいい。

なぜなら、例えば、3人の人間がいてそれぞれの貯蓄額がAさん6000万円、Bさん2000万円、そしてCさんが私と同じように0円だったとすると、3人の平均貯蓄額は「2667万円」ということになってしまうではないか。負け犬の遠吠えといわれるかもしれないが、どう考えても現実的ではないなと思ってしまうのだ。

ともあれ、私の老後はなるようにしかならないとすっかり諦めてしまっている。そもそも私には長生きするつもりはさらさらない。あと4年、何とか娘が大学を卒業するまで頑張ったら私は68歳になる。70歳で長患いすることなく、眠るがごとくポックリ逝ければいいなと思う、今日この頃である。

記事/快活60還暦ホームレス記者:清水