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2019.06.10

【還暦放浪記】ホームレスとタバコ

全く知らなかったが、5月31日は世界保健機関(WHO)が定めた世界禁煙デー」だったんだそうだ。

そういえばテレビを見ていたら、何かのイベントにバイきんぐの小峠英二が全身真っ赤なタイツ姿で登場し、よく見かける禁煙マークに扮していたが、あれってそういうことだったのね。納得。

世の中は今や「禁煙者=善・喫煙者=悪」という図式がすっかり当たり前になってしまっている。タバコを吸う人間はとんでもない悪人のように白い目で見られるし、街中からタバコを吸える場所もほとんどなくなった。

何しろ喫茶店ですら完全禁煙というところがほとんどなのだから何をいわんやだ。近頃ではタバコOKの喫茶店を見つけることにも苦労する始末。そもそもタバコを「喫」いながらお「茶」を飲めるから喫茶店っていうんじゃないの? だったら喫茶店という名前を返上しろと私は声を大にしていいたい。

私がライターとしての仕事を始めた昭和の終わり頃、どこの新聞社でも出版社でも記者はくわえタバコで原稿を書いていた。そんな先輩たちの姿がいかにもプロっぽくて格好よく、憧れたものだった。

他の業界に比べれば、マスコミの喫煙率は高いように思えるが、それでもここ数年、タバコを喫わない記者が増えたのも時代の流れというものかもしれない。

自慢するわけではないが、高校生の時から45年間、1日たりとも欠かすことなく1箱吸い、一度として禁煙しようなどと考えたこともない愛煙家の私にしてみれば、嘆かわしいと思うばかりである。

最近では質素倹約をつねに心がけているミニマリスト(何度もしつこいようだが、私はホームレスではない!)となった私だが、食費は削っても毎日のタバコ代だけは節約するつもりはない。これから先1箱1000円になろうが2000円になろうが、誰が何といおうが、死ぬまで吸い続けてやるつもりだ。

記事:快活60還暦ホームレス/清水