とんでもない新入社員が大量に入ってくる時代がやってきました
先日、取引先の入社2年目になる新人くんが「もう会社を辞めたくなった」などとほざくので、どうしたのか聞いてみたところ、こんな答えが返ってきました。
「どうしてでしょう?」
自分が辞める辞めないの話をしている時に、まさか質問を質問で返されるとは思わなかったので、心ならずも失禁しそうになってしまいました。
彼に限らず現在のサラリーマンの中には、自分でもよく理由がわからないまま会社を辞める人が増えているようです。
会社を辞めるにも、昔はもっと明確な理由がありました。
上司と折り合いが悪い。
給料が少ない。
労働時間が長い。
会社の金を横領した。
上司の女に手を出した。
そういえば昔、「会社の便所が汚いから辞める」と言いながら去っていった先輩もいました。
サラリーマンたるものに会社を辞めるには、それなりの「理由」というものが存在しなければなりません。
なぜなら、会社は「飯のタネ」だからです。
そもそも働かなければ風俗にもいけなければ飯を食うこともできません。
だからこそ皆、多少嫌なことがあっても我慢して働くのです。
ところが先ほどの新人君ときたら、上司との関係性も悪くなく、平均水準以上の給料をもらい、好きな時に休暇をもらっているのにも関わらず、会社を辞めたいというのです。
他に理由があるのかと問いただしてみましたが、上司の女にも手をつけていませんし、会社の金も横領していません。便所なんか全個室ウォシュレット付きだとのたまいます。
私からすれば辞める理由が見当たらないのです。
そこで色々と質問してみたところ、あるキーワードが浮かび上がりました。
それは「不公平感」です。
まるで子供みたいな話ですが、自分の下に新入社員が入ったことで上司にあまり可愛がられなくなったことが原因っぽいのです。
加えて、同期の人間にことさらに「上司の覚えがめでたい者」がいるようです。
入社2年目の彼からしてみれば、自分も新入社員と同じく可愛がってもらいたいわけですし、同期社員は自分も含めて全員、上司から平等に目をかけてもらいたいわけです。
確かに不公平は人の心を乱しますが、会社を辞めるほどのことではないような気がします。
それに、私からしてみれば、現実の世の中は不公平だらけです。いちいちそんなことで不平をいっていたらキリがありません。
例えば、私の後輩にチンコがでかいだけで威張りくさっている輩がいます。
彼に比べれば私のポコチンなど、虫ケラのようなものです。
ポコチンは神が等しく男子に与えたもうたモノとはいえ、この差はめちゃくちゃ不公平です。
だからと言って私はオナニーも素股もセックスも辞めたりはしません。
この例を新人君に言ってみたところ「僕ならチンコが小さければセックスもオナニーも辞めますね」などと生意気な答えが返ってきました。どうやらコイツもデカチンのようです。
ますます気に入りません。
いったいなんでこんな若者が世の中に増殖してしまったのかと思ったら、彼奴等は等しく「ゆとり世代」でした。
そうです。かけっこでみんなで並んで1等賞をとっていたあの連中です。
考えてみれば、ここからしばらくは「ゆとり世代」の若者が立て続けに会社に入ってくるわけです。
そして、こんな連中が我々中高年に、やれパワハラだ、やれセクハラだと絶叫しまくるのです。
タマリマセン!
中高年の皆さん、ゆとり世代には要注意です。
文責:編集長原田