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2019.05.11

人に忘れられない自己紹介の仕方

我が社では人事異動や新入社員の配属が決まるのは毎年6月です。

つまり、もう少ししたら新人さんが各部署に配属されるわけです。

そんなとき、普通は新しく来た方が新職場で挨拶がてらに自己紹介をするものですが、最近は前からいる人間も新人さんに自己紹介をしなければならない風潮があるようなのです。

ここで大きな問題が勃発します。

こちらは新人さんの名前を覚えているのですが、新人さんのほうはこちらのことを覚えにくいようなのです。なにしろ新人さんは多くても2、3人ですが、こちらは軽く10人以上はいるわけです。すぐには顔と名前が一致しないのは当然でしょう。

そういえば昔、こんなことがありました。別の部署の新入社員が私のすぐ近くにいる部下のところに書類を持ってきたのです。仮にその部下をAくんとしましょう。

新人君はしばらく部署の入り口でAくんを探しているようでしたが、Aくんを見つけると急に明るい顔になり、つかつかとAくんに近寄ってきます。

そしてこう言ったのです。

「Bさんですよね。書類を持ってきました」

彼はまごうことなきAくんであり、Bさんではありません。

ちなみにBさんは我々の大先輩なのですが、AくんとBさんには「ある共通点」がありました。

それはご両人ともハゲだったのです。

おそらく、新人くんの部署でこんなやりとりがあったのでしょう。

新人くんの上司「おい、この書類をBさんのところに持って行ってくれ」

新人くん「はい! わかりました。ところでBさんてどんな方ですか?」

上司「ああ~ん? ハゲだよハゲッ。その部署に行って、ハゲ見つけたら、そいつにこの書類渡せばいいんだよっ」

新人くん「はい! わかりました! ハゲですね! 行ってまいります」

ということで新人くんは一番最初に見つけたハゲであるAくんのところに書類を届けたわけです。

あまりにも無残な話です。

私もずいぶんとハゲてきましたので、AくんやBさんと同じ目に遭う可能性が高くなってきました。同じように新人に「ハゲ」で覚えられるのはまっぴらごめんです。

どうやったらハゲ以外で新人さんたちに名前と顔を覚えてもらえるのか、可及的速やかに解決しなければならない問題です。

そんなとき、私は大学時代の知人のある自己紹介文を思い出しました。仮にその知人をCくんとしましょう。私は今でもCくんの自己紹介が忘れられません。

それはこんな自己紹介文でした。

「◯◯大学の秘密くんこと“ザ★仏壇返し”Cです。星を見る会にも入っています」

なんてシンプルで記憶に残る自己紹介でしょう。100点マン点です。

ポイントは「こと」「ザ★」です。

しかも「仏壇返し」の激しすぎる異名を持ちながらも「星を見る会」という真面目すぎる組織に入会しているという記憶に残るギャップもあります。

最近は「ザ」という言葉はほとんど使われなくなりましたが、シニアの皆様の場合、あえて使ってみるとオシャレなことこの上ありません。

前述のCくんの自己紹介を参考にして、ぜひ皆様も自分ならではの自己紹介を作ってみてください。きっと役に立つと思います。

文責:編集長原田