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2019.05.08

これも男性の弱体化か? 令和に絶滅しそうな犯罪が判明

連休が終わってすぐは、なかなか仕事モードに戻りづらいものです。こうなってくると、次の楽しみは何かということに思いを馳せてしまいます。

おそらく会社員の方にとって、それは6月から7月にかけてのボーナスでしょう。

常に金欠にあえいでいる私からしてもボーナスが楽しみで楽しみで仕方ありません。考えただけでも嬉ションしたくなってしまいます。

しかし、この時期に浮かれていると「あの人たち」に狙われるので用心が必要です。

あの人たちとは「ひったくり」のことです。別名「かっぱらい」とも言います。

この方々が恐ろしいのは下手に抵抗すると、どつき回されたり、蹴りまくられたりするので、抵抗力のない我々シニアからすると文字通り踏んだり蹴ったりです。この時期はできるだけ周囲に気を配りながらカバンをしっかり抱えて歩かなければなりません。

ところがです。このひったくりが今、絶滅寸前なのです。

なんと2000年には5万838件もあった「ひったくり事案」が2017年には全国で2894件に縮小。東京都に至っては2000年に5千件以上起きていた「かっぱらい」が同年では382件しか起きていません。しかも驚くことに「ひったくりの聖地」と言われた大阪でもこの手の犯罪は激減の一途をたどっているのです。2000年は1万973件あった「ひったくり」が2017年では646件。いったいひったくりの人に何があったというのでしょう。その原因を追求すべく様々な識者に聞いてみました。

「ひとつにひったくり犯の高齢化という問題もあるでしょうね。ひったくろうとして逆に返り討ちに遭うことも多くなったのでしょう。あとは女性が強くなったことも関係しているのではないでしょうか。以前はか弱い女性が集中的にひったくりに狙われていましたが、今は逆に捕まってボコボコにされるケースが増えているんです。バイクなどの2人組でひったくりをする連中もいますが、あれもかなりのリスクがあります。不安定なバイクの上でひったくった場合、もし被害者の引く力が強ければ間違いなく転倒し、大怪我を負うことがありますしね。それでいて中身が少なかったら、それこそ骨折り損のくたびれもうけです。リスクが高いのに実入りが不確定。犯罪として減少していくのは当然でしょうね」(警察庁幹部)

お話をお伺いして警視庁の幹部の方が言うには今は防犯カメラも特殊な追尾システムを備えているため、ひったくり犯は絶対に逃げ切ることができないそうです。

また、同じく犯罪心理学者の先生からこんなお話も聞くことができました。

「いまの日本人男性は面と向かって犯罪を犯すことができない人が増えています。これはちょうど2000年頃から本格導入されたSNSなどの通信手段の発達に比例しているのですが、対人関係をメールでやる人が増えれば増えるほど強盗や追い剥ぎやひったくりなどの対面犯罪は減少する傾向にあります。反面、オレオレ詐欺などの通信手段を使った組織で動く犯罪は増加の一途をたどっています。これも時代の流れですかね」

令和には「ひったくり」「かっぱらい」はよっぽどテンパった人間でなければやらない犯罪になりそうです。

文責:編集長原田