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2019.05.05

【シニア脱糞】令和はSF作家が未来を書けない時代!?

意外な話かもしれませんが私は中学生の頃、星新一先生の短編が好きでよく読んでいました。当時はまだ変態ではなく、SF小説に胸をときめかせる純朴少年だったのです。

そんな記憶を懐かしんでいたら、無性にSF小説が読みたくなったので、さっそく書店に行ったところ「SF小説」の棚がありません。どうしたものかと書店員さんに聞いたところ最近、その手の小説はめっきり少なくなったというのです。

SFと言えば、青少年にとっては一番の人気ジャンルです。そもそも胸をときめかせる時代無くして立派な大人にはなれません。それともイマドキの青少年男子は胸よりも先にタマキンがときめくような本に触れるのが主流なのでしょうか。ともあれ世の中からSF小説が消えつつある理由を探らないことには夜もオチオチ眠れません。さっそく周辺事情を探ってみました。

その結果、恐ろしい事実が判明したのです。

その分野に詳しい知人編集者が言うには、なんと「SF作家がSFを書けない時代が到来したから」だと言うのです。

そもそも、SFの多くはは「こういう時代が来たらいいな」というより「こういう時代になったらいけない」という警鐘をその根底に秘めているらしいのです。ところが現代はそんなSF作家が「いけない」と思うものがすべて実現されてしまっているというのです。

例えばターミネーター。ご存知の通り、現代の戦争の主流は人間からAIに移行しつつあります。

続いてバイオハザード。いうまでもなく世界にはいつ人類を絶滅させてもおかしくないレベルの生物兵器が今か今かと出番を待っている状況です。

ソンビなんて絶対にありえないなんて思いながら笑い飛ばしていましたが、再生医療の発達により「死なない人間」は実現可能です。

猿の惑星なんかも現在では十分にありえる話かもしれません。なぜなら、科学者たちが兵士にするために猿に人間の能力を与えるといった余計な研究をしているからです。ひょっとしたら近い将来、エテ公や飼い犬や飼い猫やインコなどの畜生どもがワチャワチャ人間の言葉を喋る時代が到来するかもしれません。これじゃあおちおちヘンズリもしていられません。万が一、多頭飼いなどしていたら「ご主人がヘンズリをしているよ」と大合唱です。まるで漫画です。その環境で毎日コイていたら隣家の人妻が発狂するに違いありません。オゾマシイやら嬉しいやらです。

ともあれ過去のSF作家が「あってはならない」と空想した未来。それがすべて実現されてしまったのが現代なのです。冷静に考えると我々は恐ろしい時代に生きていることになります。

考えてみれば昨今は勃たないポコチンが豆粒ほどの錠剤で痛々しいほど屹立する時代です。一昔前のインポたちはこんな時代が来るなんて夢にも思いませんでした。それ以前は多くのイモリやオットセイたちが、たかがチンコが勃つ勃たないで黒焦げにされて酷い目に遭っていたものです。

ところがそんなインポたちやイモリたちに福音をもたらした勃起薬でさえ意味をなさなくなる時代が来るというSFを過去の作品から見つけてしまったのです。

それが新潮文庫から発売されている星新一先生の短編名作集『ようこそ地球さん』です。

その中に収められている『テレビ・ショー』という作品は勃起薬さえ効かなくなった若者たちの惨憺たる未来が描かれています。

版権の関係で多くは語れませんが、もしかしたら過去のSF作品の中に私たちの近い将来を見ることができるかもしれません。なぜなら当時のSF作家は現代の私たちを取り巻く「絶対にあってはならないこと」の結末も描いているのですから。

文責:編集長原田