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2019.04.19

【還暦放浪記】ホームレスのつぶやき

久しぶりの原稿である。前回投稿したのがいつだったのか、正確には覚えていないが、2カ月くらい前だったことは間違いないだろう(気になったので調べてみたら2月10日だった)。

この間、私がどうしていたかというと、相変わらず家無しのホームレス生活、いや違う、ミニマリスト生活を何一つ変わることなく続けている。早いもので、この生活も1年と5カ月になった。

その中で唯一変化があったことといえば、今年に入ってから本業であるライターの仕事が極端に減ってきてしまったことだ。何ともお恥ずかしい話ではあるのだが、このところの毎月の収入はこれまでの半分がやっとである。

もちろんこの間、手をこまねいていたわけではない。以前仕事をもらっていた新聞社や出版社、編集プロダクション、広告代理店などに積極的に営業をかけ、企画を持ち込んだりした。

ところが、読者の皆さんもよくご存じのように、今や出版業界は先が全く見えない真っ暗闇の斜陽産業になってしまっている。それゆえ、おいしい話などどこを探しても1つも転がっていないのだ。あるのは「取引停止」や「廃刊」「休刊」あるいは「原稿料カット」「ページ数削減」など私の首筋がひんやりしてしまうようなことばっかりだ。

ならば、「お得意」のボートレースで稼げばいいじゃないか。

悪友たちはそんな呑気なことをいうが、世の中はそれほど甘くない。これも相変わらず毎日のように買っている舟券が、ここ数カ月、以前にも増して当たらなくなっているのだ

このレースは1号艇で堅く収まるだろうと思えば、まさかの出遅れ、もしくはよもやの転覆。ここは荒れるはずと外枠から買えば1号艇の逃げがきっちり決まってしまう。そんな感じなのだ。

おそらく今の私は「金運の神」にすっかり見放されてしまっているのだろうなあ……。

ともあれ八方ふさがりの毎日だ。ここまで落ちてしまったら、後は上がるだけしかない。フォローの風が吹いてくるまでじっと我慢するしかないと居直るしかないのかもしれない。そんな心境に陥っている私である。

快活60還暦ホームレス記者:清水