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2018.12.09

【シニアの本懐】男の修行

年も押し迫ってきて精神的に追い詰められているからでしょうか。最近、街中でシニアが暴れている姿をよく見かけるようになってきました。

先日も私と同世代くらいの中年男性が電車の中でスーツのズボンに濡れた傘が当たった当たらないでQUEENも驚くほどの大絶叫を上げていました。

小便をかけられたならいざ知らず、雨に濡れた傘が当たったくらいで、これほどまでに逆上するのはいささか度が過ぎています。

快活紳士たるものむしろ「白いスーツで濡れた子犬を抱き上げる」くらいの気概がなければいけません。女性に右のタマを蹴られたら、左のタマを差し出すくらいの勢いがなければ紳士としては失格と言えましょう。

そもそも、最近の中高年紳士は些細なことですぐに腹をたてる傾向にあるような気がします。確かにちょっと表に出ただけでも世の中は腹の立つことだらけです。

そのほとんどが、他人のマナー違反からくるものだったりしますが、たとえそんな人間に怒り狂ったとしても世の中は変わりません。特にシニアの場合、逆ギレされて命の危機に晒される事態になりかねないので細心の注意が必要です。

それにわざわざこれまでの人生で培ってきた正義感や絶叫する体力を使ってまで無礼な他人を指導する必要もないではありませんか。

私の独自調査によると、そもそもマナー違反や厚顔無恥、自己中心的な人間というものは日本ではかなりの少数派です。1000人に1人いるかいないかといったところでしょうか。要は極めて珍しい人種なのです。結果的に人口の多い都市部では数多く発見できますが、人が少ない村だったりすると一人もいなかったりします。

また、もし街中や車の運転中に見かけたとしても、この手の珍種とは関わりにならないことをお勧めします。なぜなら、サゲチン、サゲマンであることが多いからです。関わった瞬間に運気が下がります

実際、マナーの悪い人の大半は、生活そのものが悪運です。そして、そんな悪運の人に大絶叫で怒り狂っている人もまた、悪運だったりします。悪運同士の人間がぶつかり合うと、さらに悪運が強まります。ゆえにそこに片足でもつっ込もうものなら、運気はダダ下がりです。

中高年の場合はその悪運を当てられたことがキッカケで思わぬ病気になったり、身に覚えのないリストラを食らったり、いい年をした娘が、いまさらグレたりすることもあります。そんな人間を見つけたら100メートルを10秒台で走る勢いで逃げましょう。もちろん歩きスマホをしている娘にも10メートル以上近づいてはなりません。

中国の有名な兵法書『兵法三十六計』の最後教えにも「走為上」と記されています。

「走るを上と為す」

つまり、逃げるのが最善の策と言っているのです。言わずと知れた「三十六計、逃げるにしかず」です。

シニアになると、自分の力だけでなく「運」も大事です。悪運から逃れる努力は、ここから先の「男の修行」でもあるわけです。

また、三十六計の語呂合わせではありませんが、太平洋戦争時代の軍神・山本五十六元帥もこんな名言を残しています。

苦しいこともあるだろう

云い度いこともあるだろう

不満なこともあるだろう

腹の立つこともあるだろう

泣き度いこともあるだろう

これらをじっとこらえてゆくのが男の修行である

奇しくも12月8日は太平洋戦争の開戦記念日です。

快活紳士の皆様は「逃げること」と「こらえること」で来年の運気をどんどん上げていきましょう。

文責:編集長原田