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2018.11.29

【還暦放浪記】ホームレスの自戒

朝晩めっきり寒くなった。まもなく私には憂鬱なだけの年末年始がやって来る……。

前回この「還暦放浪記」を書いたのが10月30日だったから、ちょうど1カ月になる。この間、ネタになるようなこれといった変わったことも面白いこともなければ、ありがたいことに本業のライター業が超忙しくて「還暦放浪記」を書く時間がなかったというのが現在の私の状況なのである。

もちろんこの間もホームレス生活は依然として続いている。事務所を閉鎖してからまもなく1年になろうとしている。月日が経つというのはホントに早いもんだなあ。

ふと気がつくと、今まで何かというと「どうしてるの? ちゃんとご飯食べてる?」「そんな生活していて体は大丈夫なの?」など心配していろいろと声をかけてくれていた友人たちもほとんど何も言わなくなった。彼らと会っても私がホームレス生活をしていることが全く話題にならなくなってきたのだ。

それに「1日も早くちゃんとしたほうがいいですよ。今のままじゃダメですよ。何とかしてください」としきりに言っていた原田編集長とも真夏の盛りに会ったきり、もう3カ月以上も会っていない。電話もめったにかかって来なくなった。

ついに見捨てられてしまったか。

さすがにノーテンキな私も、いつまでもこのままでいいのかと不安になってみたりもするのだが、しかし、だからといって具体的にどうするでもなく、忙しい毎日にかまけて現状のままなのである。

つらつら考えてみるに、今の生活でこれといった不便なことも困ったこともない。おそらく、それがいけないのではないかと思う。

1年もこんな生活を続けていると、何とも不自然な形ではあるものの、それなりのリズムのようなものができていて、それに慣れてしまっているのだ。

こうなってくると、何かよっぽどの大きなきっかけがないと元の生活には戻れないかもしれない。どなたかいいアドバイスがあれば、是非ともしていただきたいものである。今ならひねくれ者の私も、素直に聞けるような気がする。

自戒:快活60還暦ホームレス記者:清水一利