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2018.10.21

【東京五輪前夜】「日本を元気にする」の違和感

早いもので、今年もはや10月。年を取ると1年なんてアッと言う間です。

同時に、東京オリンピック・パラリンピック開催まであと2年を切ったことで、また「あの言葉」がメディアで頻繁に使われるようになってきました。

「日本を元気にする」

東京五輪が決まって以来、何かにつけて聞くようになった言葉ですが、私にはどうも違和感がありました。

それがどうしてなのかわからなかったのですが最近、その理由が薄ぼんやりわかりましたので、皆様にご報告したいと思います。

それは東京・鶯谷の某デリヘルを取材した際、新入店した人妻が何気なく言った「ある言葉」がキッカケでした。

もともと普通の専業主婦だった彼女は、ご自身が風俗を始めた理由をこう、のたまったのです。

「長いこと、夫のアレがお元気にならないので……」

要するに自分がナニをしてもぐったりしたままで、どんな強壮剤を与えても干からびたままの干し椎茸夫に三行半を突きつけた妻が「どうせヤルならカネも稼げる」と言いながら熟れた体を満たすために他人様の「元気な珍宝」を求めて風俗に入店したとのたまっているのです。

なんともオゾマシイ話ですが、ここで彼女の言葉をもう一度リフレインしてみましょう。皆様も声に出して復唱してください。

「夫のアレがお元気にならない」

続けて次の言葉も復唱してみてください。

「日本をお元気にする」

聡明な皆様ならもうお気づきでしょう。

「日本を元気にする」という言葉は、この国がナニをしてもぐったりしたままで、どんな経済政策を投入しても干からびた干し椎茸状態であることを前提にしているのです。

そうなると、NHKや民放の美しいアナウンサーやラジオの美声パーソナリティーが「日本を元気にしましょう」と言っている言葉が、私には「ED男を勃起させましょう」としか聞こえません。

加えて、我々シニアからすれば、そのED男こそ「自分」であるわけですので、「日本を元気にする」という言葉を聞くたびになんとなく嫌な気持ちにさせられるのです。勃たないのに「勃て勃て」と言われることほど辛いことはありません。

こうなると、とりわけ東京五輪はフニャマラを一時的に元気にするバイアグラということになり、開催中は、その逞しい状態を世間様にお見せするだけの「偽チン」状態を続けることになります。

そして、終わったらまたフニャマラに戻るのです。ヘタに開催期間が長いと以前よりも事態は悪化する可能性もあります。こうなるとさらに強い勃起薬を投入しないとピクリともしません。当然、思わぬ副作用も発症するでしょう。

今や「日本を元気にする」という言葉は一国の長である安倍首相も頻繁に使っています。これは日本が高齢化社会に突入したことに対する警鐘でしょうか。それとも、ナニをしてもちっとも「お元気」にならない我々シニアに対するイヤミでしょうか。

もし、我々シニアの顔を頭に浮かべながら「日本を元気にする」とおっしゃっているなら、いち早く表現を変えてもらいたいものです。

なぜなら、新しい若い世代を中心に現在、日本はとても元気だからです。首相だって小泉進次郎議員に対してそんな言葉は使わないでしょう。

奇しくも今年は「平成」最後の年。テンパった内閣が日本をお元気にしようとして新元号を「回春元年」にしないように祈るばかりです。

文責:編集長原田