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2018.10.05

【季節の風物詩】秋のかほり「官能編」

先日、官能のお仕事に携わる方々が集う「DON倶楽部」に出席してきました。発起人はマルチ作家の色川わたる氏。会長は官能作家の睦月影郎先生です。

会員は総勢110人。その顔ぶれはスポーツ新聞の官能紙面担当を始め、我々出版社、官能作家、カメラマン、SMの女王、AV監督、AV男優、タレント、落語家、お笑い芸人、声優、医者、音楽家、舞踏家、経済評論家、経営者など様々で、なかには一般の「主婦」という方もいらっしゃいます。DON倶楽部は不定期で年に数回、開催され、その度に新人会員が増えていきます。

参加している我々からすれば、非常に文化的な会だと思っているのですが、周囲の目は必ずしもそうではないようで、なかには「変態の秘密結社」だと思っている方も少なからずいるようです。今や「変態」もある種の褒め言葉になっているので、さほど気にしてはいませんが、「変わり者の集まり」とだけは思われたくありません。50を超える変態たちにとって、「変わり者」とか「様子がおかしい」と言われるのは、かなりこたえるからです。

ともあれ私は、DON倶楽部でさらなる官能と変態を高めてまいりました。なかでも薀蓄あるご指導をいただいたのは睦月影郎先生。睦月先生は官能小説の世界で初めて「ニオイ」の要素を取り入れた作家で、ご本人も相当のニオイフェチです。ゆえに「ニオイ」の話をしたら止まりません。そういったわけで今回も目からウロコのニオイの話をお伺いしました。

なんでも、官能小説では女性に対して「臭い」(クサイ)という言葉を使ってはいけないそうです。なかには「臭い」(クサイ)という言葉を使う作家さんもいらっしゃるかもしれませんが、「ニオイの大御所」睦月先生は女性主人公に絶対に「臭い」という表現は使いません。それがたとえ、5日間風呂にも入らず、パンティすら変えていない女性のアソコであっても睦月先生の作品の中では「クサイ」は御法度なのです。そんな睦月先生が、断じて臭くないとおっしゃるのですから、間違いありません(生臭いという言葉はたまに使うそうです)。

睦月先生によると、女性のニオイは5種類しかないそうです。

果実系のニオイ、乳酪系のニオイ、磯のニオイ(海のニオイ)、そして玉ねぎと納豆のニオイです。

先生によると、この5種類が組み合わさって女性のニオイはできているとのことです。

さらに先生は官能小説の中で、年齢によってニオイの表現を使い分けているとおっしゃいます。例えば、登場人物が十代であれば「果実のような匂い」、二十代であれば「花粉のような匂い」、そして40歳前後の美熟女は「白粉のような匂い」といった具合です。この表現により、十代の場合はフレッシュなイメージを読者に与え、二十代は適齢期の女性の「花」が満開になっていくイメージを与え、40歳前後の人妻に対しては、どこか色っぽくて艶かしいイメージを与えます。

面白いことに読者からすると、女性のニオイがわかると登場人物がよりリアルに伝わります。実生活においてもそうです。ニオイは鮮烈に人の記憶に残ります。顔を思い出せない女性でもニオイで覚えていることが度々あります。そう考えると嗅覚は視覚よりも官能的な感覚ということもできるでしょう。

実際、人間の五感の中で、臭覚だけは脳に直結してます。その証拠に我々シニアも加齢で目が悪くなったり、耳が遠くなったりしますが、鼻が悪くなったという話はあまり聞きません(花粉症の場合などは別ですが)。言い換えれば、鼻は最後の最後まで官能を味わうことができる器官だということもできるのです。

秋は様々なニオイがします。食べ物のニオイで食欲をわかせるのも良いですが、快活紳士の皆様には是非、「女性のニオイ」で秋を感じていただきたいものです。

さあ皆さん、鼻くそをかっぽじって街に出ましょう。

文責:編集長原田

追伸:小社(双葉社)からも睦月先生の官能小説がたくさん出ています。先ほどご紹介した「5種類のニオイ」を嗅ぎながら読むと、最高に興奮しますので、一度お試しください。

【睦月影郎先生の作品はコチラ】

http://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/listview/40309.html