街角ニュース ほぼ毎日更新!街角のニュースをお届け

2018.07.17

【シニアの暑さ対策】快活60的「紳士の熱中症対策」

「自分だけは絶対に大丈夫」

こう思っていましたら、連休初日に熱中症でぶっ倒れてしまいました。

年は取りたくないものです。

慌てて水分補給をしたり、塩飴を舐めてみたり、キンタマを冷やしたりしてみたりしたのですが、時すでに遅し。せっかくの3連休を薄暗い万年床で骸のような状態で過ごすことになってしまいました。

「熱中症なんて寝てれば治る」とお叱りの方もいらっしゃるかもしれませんが、これがオチオチ寝てもいられません。

何しろ全身が脱力状態になってしまいますので、目も口も半開き、毛穴も開きっぱなしで冷や汗に似た妙な液体が絶えず出てきます。最悪なのは尿道もケツの穴も脱力してますので、いつ糞尿を撒き散らしてもおかしくない有様です。まさに生き地獄とはこのことでしょう。

皆様も「自分は大丈夫」と過信せず、しっかりと予防にここごろ掛けていただきたいと思います。

そんなこんなで今回は、私が最近、取材活動で得た熱中症から身を守る「あるヒント」について皆様にお伝えしたいと思います。

そのヒントは、高名な脳科学者が、酒の席でベロンベロンに酔っ払いながら私に教えてくれました。

ゆえに本当かどうかはわかりませんが、私的には理にかなっていると思っています。

さて、その肝心な秘策ですが、脳科学者曰く「どんなに暑くても身だしなみを整えろ」とのことです。

なんのこっちゃです。

ただでさえ暑いのに「身だしなみ」なんて整えている場合じゃありません。私なんぞ、身体中の毛という毛を全部剃り落として全裸で街を歩きたいぐらいです。近頃は歯を磨く気力すら起きません。クソの後にケツだって拭く気にならないのに「身だしなみ」とは、これ如何にです。

すると脳科学者はこう言ったんです。

「立場が自分を作るのだ。暑くても身だしなみがピシッとしてる人間は、脳もピシッとするため次第に暑さに強くなる。逆に暑いからといってどこでも短パンにランニングでいるような人間は、脳がどんどんだらけていくので、暑さにもどんどん弱くなる。

汗をかいたら水分補給や塩分補給も、もちろん必要だが、まずは身だしなみを整えることで、脳を律しなければならない。それが第一の熱中症対策だ」

なにやら難しい話ですが、確かに夏でもピシッと正装をしている紳士やキチンと着物を着ている淑女は熱中症とは疎遠なような気もします。

また、脳科学者は、こんなことも言いました。

「身だしなみがキチンとしている人間は、むやみやたらに“暑い暑い”と騒ぎ立てない。むしろ涼しい顔をしているものだ。言葉に出して言うから、それに脳が反応して余計暑く感じる。ほとんどの人が己のだらけた服装と自ら吐いた弱音で脳をやられ、暑さに対する限界値が低くなってしまっている。

もっとも、体の弱ったお年寄りや未成熟な子供なんかは別だがね」

言われてみれば、お説ごもっともですが、果たして本当に身だしなみを整えれば、暑さを感じなくなるものでしょうか。

ということで、普段はジーパンにTシャツなんですが、本日はキチンとジャケットを着て身だしなみを整えて、出社してみました。

するとどうでしょう。確かにあまり暑さは気になりません。暑いことは暑いのですが、いつものようなダラダラ感やイライラ感は、まったく起きないのです。なんとも不思議な現象です。

ああ、思い出しました。この感覚は遥か昔、出張の時に見栄を張って高価なシティホテルに宿泊した時の感じに似ています。

当時はただの平社員だったのですが、街を見渡せる高層階の部屋に入った途端、誰もいないのに、まるでエクゼクティブのように鍵を指先でクルクル回しながら、眼下の愚民たちを見下ろし、一瞬のセレブ感を満喫していたのを思い出します。

はたから見れば、ただのアホですが、実はこれは「シティホテルあるある」で、皆様の中にも同じような経験をしたことがあるという方も少なからずいらっしゃるかもしれません。

そう考えると、確かに「立場が自分を作る」というのも合点がいきます。

さらに脳科学者が言うには、「身なりがキチンとしていれば、歩き方が変わる」とのことで、熱中症にならないためには、背筋を伸ばしてゆっくり歩くのが肝要だというのです。

ダラダラと背中を丸めて歩いたり、せかせかと急いで歩くと、むやみに汗が出て脱水症状になりやすいらしいのです。

古来より「心頭滅却すれば火もまた涼し」という言い伝えもあります。

暑いからと裸に近いだらけた格好でいるよりも、身だしなみを整え、自分と脳を律することで、この灼熱地獄から解放されるかもしれません。

ただし、信じるか信じないかは皆様次第。自己責任でお願いします。

文責:編集長原田

前の記事 【快活60超人図鑑】ダンスの女神「キネマの聖地・蒲田に降臨」