街角ニュース ほぼ毎日更新!街角のニュースをお届け

2018.07.11

【快活60超人図鑑】ダンスの女神「キネマの聖地・蒲田に降臨」

東京・大田区蒲田。

映画『蒲田行進曲』の舞台になったこの地はかつて松竹蒲田撮影所があり、キネマの聖地として有名な場所です。撮影所があった1920年~30年代には、小津安二郎を始め、田中絹代、高峰秀子など数多くの映画人を輩出し、日本映画界の一時代を築きました。

その面影は今でもキネマ通り商店街を中心に残っていて、一歩、裏路地に入ると、なんとも懐かしい昭和レトロな風情を残しています。シニア世代にとってはタイムスリップしたような錯覚を起こし、一瞬、ボケたのではないかと勘違いをするほどです。本当にボケた人は街の中で死んだ婆さんの若い頃の姿が見えるかもしれません。蒲田はなんとも不思議なエリアなのです。

そんな昭和色の強い芸能の聖地に、物凄い女性ダンサーがやってくるという情報を入手しましたので、編集長自ら行ってまいりました。

なぜなら、巷で「死ぬまでに一度は見たほうが良い」と言われていたからです。生い先短い身の上としては、冥土の土産に絶対に見ておかなければなりません。

場所はJR蒲田駅西口からほど近い商店街の中の雑居ビル4階にあるレストラン。情報によると「彼女」が現れるのは夜の8時半頃のはずです。思わず先走って1時間も早く着いてしまった私は、しばらく外でウロウロしていたのですが、同じビルにあるフィリピンパブのお姉さまたちの妖艶な呼び込みに取材を放棄しそうになったので、早めにレストランに闖入です。

するとどうでしょう。なんと、この日はある方の誕生会で店は貸切ではありませんか。

どうやら「彼女」はこの誕生会のゲストとして呼ばれているようです。

とりあえず、受付で「おめでとうございます」と挨拶を済ませ、取材場所を確保。あとは「彼女」を待つだけです。

それから待つこと1時間。やにわに場内の軽快な音楽が流れ、客席に珍妙な一団が乱入してきました。

すわ、彼女か!

一団は男女の構成で、仮装をしています。事前情報では「彼女」はエキゾチックなドレスっぽいコスチュームで出てくるはずです。加えて、いつもは男子ダンサーは引き連れていないので、おそらく違います。

う~ん、違ったか。

そのうち、一団はリズムに合わせてパラパラなるものを踊り始めました。

こりゃ、絶対に違うな。

そう確信した私は、カメラをしまってパラパラ見物に集中。

若い人は楽しそうでいいですな。

おや? 真ん中に一人、我々世代のオッサンがいますよ。どうやら本日のお誕生日の主役のようです。本来はいい男なんでしょうけど、ひどいことになってます。

お着物の子と女学生風のコは飛び入り参加でしょう。忘れたいナニかがあるのでしょうか。踊りが激しすぎます。

一番、気になるのが肩からレイをかけている2人の男性陣。片方はお髭を生やし、もう片方は真っ黒です。

ちょっと怖そうですが、こういう怖そうな人が楽しそうに踊っていると、妙にカッコいいから不思議です。

ん? なんか一人だけメチャクチャ踊りが上手い女性がいるではありませんか。イマドキの若い娘は普段から踊り慣れているのか、素人でも凄い人はいるものです。感心、感心。

しばらくパラパラの余韻にひたっていたところ、ステージ上に司会者がやや興奮しながら出てきました。

司会者がもったいぶりながら、その名を告知します。

「アロハ」

間違いなくそう聞こえました。

いよいよ彼女「ベリーダンサー・アロハ」の登場です。

※写真左がアロハさん

壇上に現れた2人の女性。他の演者とは比較にならないほどのオーラを感じます。

音楽に合わせ、最初はゆっくり流れるように踊ります。

しなやかです。

ちなみにアロハさんは、もともとクラッシックバレエからベリーダンスに転身したという異色の経歴の持ち主。どうりで基礎がしっかりできています。

おっ、急に音楽が早くなり始めましたよ。

この時、記者は信じられない光景を目の当たりにしたのです。

腹筋が大変なことになっていたのです。

百聞は一見にしかずです。

まずはコチラの動画をご覧ください。

これが本当に人間のなせる技でしょうか。いったいどういう人体構造になっているのでしょう。驚くべき身体能力です。

記者も家に帰って鏡を見ながらやってみましたが、完全に宴会芸の腹踊りにしか見えません。

あれはおそらく人間技ではないのです。まさに超人です。

いったい、いつもどんなトレーニングをしているのか、アロハさんに聞いてみました。

「トレーニングというと、過酷な鍛錬を想像される方も多いかもしれませんが、そんなことはありません。意識の持ちかたを変えるだけで、体に負担なく、楽しくできるんです。

“どこを使っているか”を意識しながら体を動かすことを心がければ、普段の生活ですらトレーニングになりますよ。

例えば“今日はお腹に意識を集中して歩いてみよう”とか“背筋を気にしながら歩こう”とか、“腰に力を入れて歩こう”といった具合に日々、体のバランスを考えながら意識的に行動すれば、無理なく楽しく身体能力を向上させることができるんです」

アロハさんによると、ベリーダンスは何も若い女の子の専売特許ではなく、老若男女すべての人が楽しむことができるとのことです。

しかも、このダンスを習った人たちからは、便秘、癇癪持ち、忘れ癖、腰痛、肩こり、神経痛など、「持病が治った」との喜びの声が多数上がってきています。

ちなみに、彼女のベリーダンススタジオは船橋にありますので、ご興味のある方は、一度見学してみてはいかがでしょう。もしかしたら、医者がサジを投げた持病が治るかもしれません。

文責:編集長原田

PS:パラパラの中にいたメチャメチャうまい若い娘も実はアロハさんでした。

【スタジオAloha】

https://www.facebook.com/alohatake2015/

前の記事 【還暦放浪記】ホームレス記録樹立編