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2018.06.18

【快活60怪人図鑑】超人・ミック入来氏の件

私の知人にミック入来さんという方がいます。

ずいぶん前にキングレコードのアーティストであるabe gakkさん(年齢不詳)から紹介してもらいました。

この方がミック入来さんです。

このミックさん、見た目は40代後半ぐらいに見えるんですが、いろいろと話をしていると、どうも還暦近いような気がするのです。

また、abe gakkというプロのロックアーティストに紹介してもらった方なので、当然ミックさんの肩書きもミュージシャンなんですが、最近はひょっとしたら「ただの芸人」なんじゃないかと疑っています。

なぜなら先日、「お尻ダンサーズ」という半ケツの娘2人を従えて、芸人の登竜門である『あらびき団』に出演していたからです。

確かに歌は歌っていましたが『ブロッコリー天国』というそれはそれは珍妙な歌でした。

お尻ダンサーズに至っては、さらに激ヤバです。

この娘たちは一応、バックダンサーとして登場しているのですが、クスリとも笑いもせず、ただリズムに合わせて半ケツを降っているだけなのです。

しかも、そのケツの振り方が半端ないのです。私は今まで、こんなに高速で尻を動かす嫁入り前の娘を見たことがありません。

さらに悲惨なことに、みんな娘たちのケツの動きに釘付けで、ミックさんの歌は誰も聞いていないのです。

そんなミックさんの生い立ちも、ミュージシャンというより芸人です。

ご本人によれば、九州の小倉で生まれ育ったとのことですが、少年時代のミックさんは、いつも人目もはばからずにキンタマばかりいじっていたそうです。

たまりかねたクラスの女子に「入来くんはいつもキンタマばかり触って」と毎回、注意されていた始末です。

本来、このような変態前科は、たとえそれが少年時代のことだとしても、場所が小倉であったとしてもミュージシャンからすれば致命傷です。

しかし、ミックさんは、さも嬉しそうに話すのです。

その後、キンタマ少年もめでたく成人を迎え、音楽活動のかたわら、小倉でたくましく日雇いのアルバイトを始めます。

ここでもミュージシャンとしては致命的な事件に巻き込まれます。

ある真冬の朝、ミック青年が他の労働者たちと一緒に焚き火を囲んで現場行きの車を待っていた時のことです。

40歳くらいの日雇いが、いきなり後ろから割り込んできて「どけや」と言いながらミックさんを突き飛ばし、焚き火のアリーナ席を陣取ってしまったのです。

この時点で、かなり民度の低そうな諍いなのですが、当時二十歳の血気盛んなミック青年は、その横暴な日雇いに「ふざけんな!」と文句を言ったそうです。

『あしたの●ョー』を地でいくような勇猛果敢な光景です。

ここでミックさんが軽快なストレートでも相手に見舞って、後ろから黒い眼帯のオッサンが出てきて「ニイちゃん、いいパンチしてんな」ということにでもなれば、カッコイイ話なのですが、哀れにもミック青年は、その日雇い中年男にナイフで刺されてしまいました

小倉という激ヤバの町では泪橋のようにはいかないようです。

とはいえ、この事案も、いろんな意味でミュージシャンとしては致命傷です。

寄せ場で、しかも半ばホームレスのようなオッサンと口論になって刺された経験があるなど、カラスじゃないんですから普通のミュージシャンなら口が裂けても言いません。

さらにこの事件には後日談があります。

刺されたミックさんが逃げ込んだ病院が「一度入ったら二度と生きては出てこれない」小倉で一番のヤブ医者だったのです。

夜中には、そこかしこから「助けてくれぇ、死ぬぅ、死ぬぅ」という声が鳴り響いていたそうです。

今も現存する病院なので、これ以上詳しくは言えませんが、ミック青年はその病院から命からがら逃げ出して九死に一生を得ました。

こんな珍道中を持つミュージシャン、そうはいないでしょう。

そんな小倉時代を過ごしたミックさんですが、上京後も、珍道中は続きます。

ネオン街でボッタクリに遭って、金を払わずボコボコにされたり、薬アレルギーで死にそうになったりと、何かにつけてミックさんにが「芸人っぽい」事件が降りかかるのです。

やっぱり、ミックさんはミュージシャンじゃなくて、芸人なんじゃないか。

疑いはどんどん確信に近づいていきます。

でも、なぜでしょう。ミックさんの歌は、何故か心に沁みるのです。

もしかしたらミックさんが経験した様々な災難や珍道中が優しさになって歌に秘められているのかもしれません。いや、こんな芸人みたいな「災いの歴史」を持つミュージシャンだからこそ、真の笑いと喜びを人に与えられるのに違いないのです。

「気にすんな。何があっても大丈夫。必ずいいことがあるさ」

ミックさんの歌から、こんなメッセージを感じるのは私だけではないでしょう。

実際、こんな感動秘話もありましたので、ご紹介します。

人気お笑い芸人のブラックマヨネーズが司会を務める『ブラマヨ相談室』(東海テレビ)に3才の桜子ちゃんから相談がきました。

桜子ちゃんの相談は「どうしてもトマトが食べられない」というもの。

そんな桜子ちゃんのお悩みを解決するため、ミックさんが「トマトを食べたくなる歌」を依頼されたそうです。

あらびき団では『ブロッコリー天国』が完全に「尻」に食われてしまったミックさん。果たしてトマトでは成功することができるのか。

そして桜子ちゃんはミックさんの歌を聞いてトマトを食べられるようになるのか。

その奇跡と感動の映像はコチラから。

【ブラマヨ相談部5 桜子ちゃんトマトを食べて映像】

【速報!】

ナマのミック入来さんに会えます!

来たる6月23日(土曜日)、東京大田区の蒲田温泉2階宴会場で、ナマのミックさんのライブが楽しめます。

ライブはなんと無料!(ただし、温泉ですので入浴には料金がかかります)

皆さまもミック入来の底なしのパワーに触れて、日頃のウップンを汗と一緒に流してみてはいかがでしょう。

【追伸】お尻ダンサーズの娘にもお会いすることができたので近日中に街角ニュースに公開します!

文責:編集長原田

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