【大人の社会科見学】社内で最も大切な場所
我々シニア世代にしてみれば、とうの昔の話になってしまいましたが今、学生たちは就職活動の真っ盛りです。
先日も、こんなジジイの私のところに学生さんがOB訪問にやってきました。
ちなみに今年は過去に例がないほどの「売り手市場」だそうです。
つまり、自分の就職先をじっくりと選べるわけで私の就職活動時代に比べれば羨ましい限りです。
そんな売り手市場の学生さんが企業を選ぶ基準はやはり「給料」と「将来性」、そして昨今のご時世を反映してか、「残業や休日出勤がないところ」とのこと。
果たしてイマドキの日本企業にそんな調子のいい会社があるのかどうかはさておき、恵まれた就活環境にあることは確かなようです。
ところで会社といえば、快活紳士の皆さんは企業の良し悪しを見極める上で、学生さんたちも知らない、とても重要な「ある場所」のことをご存知だったでしょうか。
それは便所です。
私は、新規の企業と取引する場合、まず必ずと言っていいほど、その会社の便所でクソをします。
なぜなら便所は企業のすべてを映し出す「心の窓」だからです。
どんなに表面ツラは美しく装っていても便所を見ればすべてわかります。
そこで今回は決して取引していけない企業の便所について皆さんとヂスカッションしようと思います。
まず、私が見た最も信用がおけない企業の便所の例をいくつか挙げておきましょう。
「落書きがある」
クソの最中に電話がかかってきたのか便所の壁をメモ用紙代わりにしている会社があります。
いくら忙しいからと言って、便所に備忘録を残すような社員がいる会社とは付き合わないほうが良いでしょう。ましてや便所の壁に相合傘や「バカ死ねSEX」などの幼稚な落書きがされているところは論外です。即刻、取引を打ち切りましょう。社長や部長のブサイクな似顔絵が落書きされている会社も取引NGです。
「便所の壁に鼻クソが飛び散らかっている」
壁についた鼻クソは従業員のストレスの表れです。鼻クソだらけの会社はおそらくセクハラ、パワハラだらけの会社だと思ってまず十中八九間違いないでしょう。
ちなみに便所の壁が鼻クソまみれの会社は、時としてエレベーターのボタンにも鼻クソ爆弾が仕掛けれていることがあります。特に社長室のあるフロアのボタンが複数の鼻クソで彩られている会社は、それほど先が長くないと思って間違いないでしょう。
「便所の床にクソ紙の残骸が多数」
日本企業のおよそ8割の会社でときどき起きる現象です。いったい、どれほど激しくケツを拭いたのかは、皆目見当もつきませんが、間違いなく言えることは「ケツ拭きの乱れは仕事の乱れ」です。その企業の誰かが近い将来、大きなヘマをやらかすことを暗示しています。そんな会社とは慎重にお付き合いするにこしたことはありません。
その他、小さいことではありますが、小のほうの便器に異常な量のチン毛が投げ捨てられていたり、大のほうの個室にエロ本が山積みになっている会社などもお付き合いは控えたほうが良いかもしれません。
ちなみに我が社は新宿区のすべての会社の中で社員一人あたりのクソ紙の使用量が一番多いそうです。
おそらく、社員のウンコの量では出版業界最大手と言えましょう。
ご子息やお孫様の就職先に是非、ご検討いただいてみてはいかがでしょうか。
文責:編集長原田