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2018.04.14

【都市の裏側】酒は呑んでも呑まれてはいけません

毎年、この時期になると私の家の付近では「ある風物詩」を見ることができます。

そしてそれは、週末の土曜日の早朝に最も頻繁に見ることができるのです。

いったい何だと思いますか?

実は、泥酔して倒れているオッサンです。

おそらくこの時期は、新人の歓迎会やら取引先との懇親会などで前の晩にいつもより多く飲んだりしたのでしょう。皆さん、壮絶な状態で生き仏と化しています。

スーツをゲロまみれにして道端に寝転がっているオッサン、塀に寄りかかって座ったまんま小便を漏らしているオッサン、他人の家の垣根に埋まって同化しているオッサン、公園のベンチで靴下以外は何も身につけていない状態で高いびきをかいているオッサン。どのオッサンも尋常ではない様子で転がっています。

しかし、先日見たオッサンは、私の人生史上、最悪の状態で倒れていたのです。

その日の私は、珍しく朝早く目が覚めたので、近所にある神田川の遊歩道にジョギングに出かけました。

その遊歩道は犬の散歩コースでもあり、いつもそこらじゅうにクソが落ちているので、走るときには細心の注意が必要ですが、反面、あまり人が通らないので、私のような高齢の醜いランナーには好都合なのです。

いつものようにクソを避けながら走っていると、突然、目の前にとてつもないデカ糞が姿を現しました。

太さ直径5センチ、長さは30センチ近くはあるでしょうか。まるでツチノコのようです。

「なんちゅう糞じゃ。こんないかついもん放置するなんて、飼い主は何を考えとるじゃろか」

ブツブツ言いながらデカ糞を避けて走り去ろうとした時、一瞬、私の横目に妙なモノが映りました。

「んん? なんだぁ?」

その妙なモノは朝日を浴びて神々しく照り輝いていましたが、何であるかはすぐにわかりました。

「おわっち! ひ~ぃぃぃっ!」

ソレを認識した瞬間、私は思わず悲鳴をあげてしましました。

まごう事なきオッサンのケツなのです。

しかもただのケツではありません。クソだらけのケツです。

「あわわわわわ」

あまりに急なことで、とっさには事態を飲み込めませんでしたが、次第にその全貌が明らかになってきました。

オッサンがケツをこちらに向けて、垣根に頭を突っ込んで倒れているのです。

私の悲鳴に驚いたのでしょか。一瞬、ケツがピクリと動きました。どうやら生きているようです

あまりの惨劇に後ずさりをしたところ、今度は何か柔らかいものを踏みました。

恐る恐る踏んだものを覗き込むと、それは大量の髪の毛でした。

「ひぃぃぃぃっ! お、おたすけっ」

すでに私は失禁寸前です。足元に絡みついた髪の毛を蹴り払うと、ソレはデカ糞のほうに飛んで行きました。

「ぎゃぁあっ! ナンマンダブナンマンダブ」

もはや私は天を仰いで念仏を唱えるしか、なすすべはありません。

デカ糞の上に覆い被さった髪の毛の束はどうやらカツラのようです。まるで糞に髪の毛が生えたようで、悲劇を一層ヤバい状態にしています。

「お、オエーーーっ」

あまりにショッキングな光景にエズき始めた私は、ゲロを撒き散らす寸前です。

この世のものとは思えないほどデカい糞と糞まみれのケツとカツラ。そこにゲロまで加わったら事態は収拾不可能です。

必死でゲロを抑えた私は携帯を取り出し、わたわたとボタンを押して110番。

「事件ですか? 事故ですか?」の問いに対して、事件として警察を呼ぶことにしたのです。

おそらくオッサンは無事に保護されたと思われますが、我々シニアは若い頃より酒が弱くなっています。

酒には注意しなければなりません。

かく言う私も先日、IT企業の方々との飲み会で、気がついたら寝ていました。

しかも、いつ寝てしまったのか覚えていません。

気がついたら、そこの社長のMさんが心配そうな顔をしながらタクシーに乗せてくれていました。

どうやって帰ったかも覚えてません。怖いですね。

皆さんも、事件にならないようにお気をつけください。

酒は呑んでも呑まれてはいけませんね。

文責:編集長原田

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