【安眠特集】いびきを侮ると酷い目に遭います
私は若い頃、親や学校の先生や会社の上司からよく「寝言は寝てから言え!」との指導を賜っておりました。
これは「バカも休み休み言え!」と同じ意味なのですが、言葉通りに取れば、寝言は寝ている時に言えば許されるし、バカも休み休み言えば許されることになります。
ところが、寝ていても、休み休みでも、許されないモノがあります。
それが「いびき」です。
いびきは聖人君子をも狂わせる魔力があります。
実際、いびきがうるさい人と真性包茎の人は、仲間内の旅行などに誘われなくなる傾向にあります。
一緒に寝ていてうるさいし、臭いからです。
また、いびきは時として、女性に殺意を抱かせることがあります。
まずは街の女性たちの声を聞いてみましょう。
「セックスした後にすぐにケツ向けて寝る野郎がいるんだけど、ただケツ向けているだけならまだしも、ブタみたいにいびきをかいている輩はマジ殺したくなります。
ええ、時と場合によっては蹴りいれて叩き起こしますよ」(28歳・看護師)
白衣の天使さえ悪魔に変えてしまういびきの魔力。
せっかくの甘いムードも、すべて台無しになり、たかがいびきで、もう二度とヤらせてもらえなくなることもあるのです。
また、近所の人妻は、私にこんな恐ろしい話を吐露してくれました。
「ちょっと聞いてくれるぅ。今、真剣に悩んでることがあるのぉ。
何かって? 主人のいびきがうるさくて睡眠不足なのよぉ。毎晩毎晩のことで頭がおかしくなりそう。
こないだなんか、あんまりうるさいから鼻つまんでやったら、呼吸をしなくなっちゃった! あん時は殺しちゃったかと思ってマジ焦ったわよぉ。キャハハハッ。
ねぇ、出版社に勤めてんでしょ? なんかいい方法知らない?」(45歳・ご近所妻)
あわや、ご近所で殺人事件が起こるところでした。
しかしながら、蹴りやら、呼吸を止めるやら、おそらく、世の中には「いびき」にまつわる凄惨な事件の種や芽が、そこかしこに潜んでいるに違いないのです。
しかも厄介なのは、それを知らないのは、いびきをかいている本人だけ。
反面、周囲の人々の殺意は日に日に増していきます。
一刻も早く対処しないと夜、普通に寝たのに朝、気が付いたら死んでいたなんてことになりかねません。
また、いびきをかく人は他人が手を下すまでもなく永遠の眠りにつく可能性も秘めています。
睡眠時無呼吸症候群です。
とどのつまり「たかがいびき」などと侮ってはいけないのです。
しかしながら、どうすれば、いびきをかかないようにすることができるのでしょうか。
体のことでわからないことは医学に頼るのが一番です。
そこで、いびき治療で名高い『ガーデンクリニック』に行ってお医者様にお話をお伺いしてきました。
先生、そもそもなぜ人はいびきをかくのでしょう。
「一番の原因は気道が狭くなることです。就寝時に何らかの理由で気道が狭くなり、呼吸時に喉の粘膜や分泌液、そして軟口蓋(上顎いある柔らかい部分)が振動します。この振動音がいびきの正体なんです。
気道がきちんと確保されていれば粘膜組織などが振動することもないのですが、気道が狭くなると空気の流れが乱れ、振動が起きて、いびきが出やすくなります」
諸悪の根源は気道ですか。普段の生活の中では全然、気にしない器官ですね。
ところで、どうして気道は狭くなるんですか?
「はい。気道が狭くなる理由には主に次の5つが考えられます。
太り気味の体型であること。
年齢に伴う筋肉の衰え。
アルコールや疲労に伴う筋肉のゆるみ。
口呼吸。
そして軟口蓋や口蓋垂(のどちんこ)などの粘膜が肥大することです」
なんと! 生活習慣などの後天的な理由が多いんですね。
ということは、のどちんこの粘膜が肥大したデブの中高年が疲れて酒に酔っ払って、口呼吸で寝ていたら最悪ですね。
どうしたら治るんでしょう?
「まず、太っていることによる気道の狭まりは、簡単に言えば、痩せれば改善されます。
また、加齢による筋肉の衰えは口周りを鍛えるエクササイズがあり、日々のトレーニングで改善が見込めます。
アルコールや疲労によるいびきでしたら、一時的なものですので心配ありません。
口呼吸が癖になっている方は徐々に鼻呼吸で寝られるように練習すれば大丈夫です。
問題なのは軟口蓋や口蓋垂などの軟部組織が肥大している場合です。
こればかりは自分で治すことはできません。
耳鼻咽喉科や美容外科での治療が必要です」
なるほど。この年になると自分が何でいびきをかいているかわからないので、ひとまずは病院で検査したほうがよさそうですね。
ちなみに軟部組織肥大によるいびきには、どんな治療が行われているんでしょうか?
「これまでのいびき治療は、炭酸ガスレーザーを用いた施術が一般的でした。5分から10分という短時間でいびきが改善できるため、人気の高い施術なのですが、炭酸ガスレーザーには欠点もあります。
それは、気道を確保するために軟部組織を焼き切らなければならないことです。
そうなると当然、術後に痛みが発生します。確かにいびきは改善されますが、しばらくは飲食物が飲み込みづらい状態が続きます」
げげっ! 食うことしか楽しみがないシニアにとって、それは辛すぎます。
それに痛いのも嫌です。だったらいびきで婦女子に殺されたほうがまだマシです。
「安心してください。現在はさらに最先端の医療を受けることができます。
当院が提供するレーザー治療「ナイトレーズ」を使えば、切らずに気道を拡げることができます。
ナイトレーズは軟部組織を引き締める治療ですので、麻酔もいりませんし、出血も痛みもありません。
もちろん、ダウンタイムもほとんどありませんので、術後すぐに普段通りの食事をしていただけますよ」
そういうことなら安心です。先ほどは恐怖のあまり、もう少しで失禁するところでした。
先生、そのナイトレーズとやらをもっと詳しく教えていただけませんか。
「ガーデンクリニックで採用されているナイトレーズは、1964年創立のヨーロッパ最先端メーカー・Fotona社で開発されたレーザー装置です。
この装置ではエルビウムヤグレーザーが用いられており、従来の炭酸ガスレーザーに比べ、ダウンタイムが飛躍的に短縮されました。
どれぐらい短いかというと、炭酸ガスレーザーが組織の治癒に要する期間が30日に対し、エルビウムレーザーはわずか2日程度です。
すでに医療先進国であるアメリカでは絶大な人気を博しており、大手メディアで報道されたり、ナイトレーズ専門院ができたりと、その技術は世界的に信頼されています。
また、炭酸ガスレーザーでは重篤な合併症が30%弱みられるのに対して、ナイトレーズのエルビウムヤグレーザーではなんと0%という学術報告もあるほどです。
ナイトレーズはこれまでにない画期的ないびき治療法といえます」
痛みなし、出血なし、しかもダウンタイムなしの「夢の治療法」と言えるわけですね。
ところで先生、ナイトレーズは1回の治療で完治するのでしょうか? それとも通院は必要だったりしますか?
「ナイトレーズの持続期間は、初回照射1度に対して平均1ヶ月程度です。
その後、1ヶ月ごとに3回程度の治療を繰り返していただくことで、1~2年程度持続するようになります。
もし、効果を実感していただければ、1年に1回はご利用いただくことをオススメしています」
これから季節はどんどん暖かくなり、すぐに春を迎えます。
春といえば「恋」の季節、「旅行」の季節です。
楽しい人間関係を醜いいびきでぶち壊さないために、そしてこれからの健康のために、一度「いびき検査」を受けてみてはいかがでしょうか。
文責:編集長原田
【取材協力】
新宿ガーデンクリニック
〒160-0022
東京都新宿区新宿3-33-10 新宿モリエールビル5階
0800-813-9290
https://www.garden-shinjuku.com/
受付時間:9:00~22:00
※カウンセリング無料