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2018.02.21

【還暦放浪記】ホームレスグルメ&性欲処理編

とあるところで知り合った「本物のホームレス」Cさん。前回に引き続いてCさんの話を聞いた。

「食事はさ、長いことホームレスをやっているとエサ場がいくつかできて、そこを回って集めてくるんだ。そのあたりは野生のサルと一緒かもしれないな。

若い奴はマックがいいっていって売れ残りのハンバーガーを喜んで食べているみたいだけど、オレみたいな年寄りはやっぱり米の飯だな。米を食わなきゃ力が出ん。

この近くに、オレらホームレスに親切にしてくれるコンビニの店長がいてさ、本当はいけないらしいんだけど、こっそり賞味期限切れの弁当を渡してくれたりしていたんだ。その時は焼肉弁当でも唐揚弁当でも何でも好きなものが食えたんだ。

ところが、その店長がついこの間、転勤か何かで代わっちゃって、次に来た奴はオレたちに対して冷たい奴でさ。規則で禁止されているからといって、全然回してくれなくなっちゃったんだよ。

エサ場が減るというのは困ったことさ。何しろ、食欲は性欲、睡眠欲と並んで人間の三大欲の1つだからな。大事にしないと。

え、さすがに性欲はもうないでしょうってか? いや、そんなことはないぞ。チャンスがあればセックスしてやろうといつも思っているからな。

若い頃といっても、オレがホームレスになったばかりの52、3歳の頃だけどさ、池袋に800円でフェラチオしてくれるホームレスのババアがいたんだよ。70になるかならないかという今のオレぐらいの年齢だったね。小汚いばばあだったけど、そのフェラが最高でさ、よく通ったもんだ。歯がないものだから、歯茎で攻めてくるんだけど、それがやたらに気持ちいいんだよ。

何でももう500円出せば本番もさせてくれるという話だったけど、さすがにそこまではしなかったね。

そのばばあは、いつの間にかいなくなっちゃったけど、今も生きているのかなあ。もし生きているとすれば85歳くらいだから、可能性はあるな。

もしかしたら、今もどこかでホームレスのチンポをしゃぶっているかもしれないなあ。そうなったら、これはもう人間国宝並みだ。表彰しなきゃダメだよ。

誰だって最初からホームレスになろうと思っている人間はいないさ。オレだってそう思っていた。ところが、自分の思いとは裏腹に、いつの間にかここまで落ちてきてしまう人間が必ずいるんだよ。

ただね、人間、慣れれば何とでもなるもんだ。他人が見れば悲惨だと思われるような、こんな生活をしてたって毎日何か、嬉しいことや楽しいこともあるんだよ。自分ではこれも運命だと思って、あまり悲観的には考えないようにしているんだ。どうせ人生なんてなるようにしかならないしね」

いろいろと考えさせられるCさんの言葉なのであった。

記事/快活60還暦記者:清水一利

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