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2018.02.19

【大人の読書】現代女性の恋愛心理が手に取るようにわかる本

俗に「じゃじゃ馬ならし」という言葉がありますが、快活紳士のみなさまは、〈御し易い女〉〈御し難い女〉、どちらがお好みでしょうか。

人生の酸いも甘いも知り尽くし、色恋の経験も豊富なみなさまのことです。

「そこら辺の若造なら尻尾を巻いて逃げ出したくなる爆弾女でも、生意気な子猫の相手をするように手懐けてみせるから、どんと来い!」

こんな風にダンディに余裕をかましている百戦錬磨の剛の君も多いことでしょう。

でも、最近の「年下女性」を甘く見てはいけません。

世の中が複雑になっているのと同じように、昨今は女性の心理も複雑になっているのです。

すなわち、一見、御し易そうに見える女も、接してみたら御し難かったなんてことも多々あるわけです。

実際、自分より 20歳も30歳も(なんなら40歳!)年若い女性を目の当たりにして、彼女たちが何を考えて生きているかなんて皆目わからないと思っている殿方も少なくないはずです。

敵を知るためにはまず、敵の生きる世界に片足を突っ込んでみるべき。

古来よりニッポン男児の生き様とはそういうものではないでしょうか。

とはいえ、いきなり若い女性のいる深層心理に押し入っていくのは至難の業。

そこでまずは、彼女たちに人気の愛読書「恋愛小説」から、“女ゴコロを蕩かせるワザ”を盗んでみることをオススメします。

今回、そんな下心満載の快活紳士の皆様に当サイトがご紹介するのがコレ。

『蜜月記2~継がれし龍帝と麗しの剣姫』

タイトルが異常に長いのはご愛嬌ですが、コチラ、中国の戦国時代の小説をベースにした恋愛小説です。

恋愛小説なんてオンナコドモの読むようなものなどと侮るなかれ。

骨太な戦乱期の中国を背景にしているだけあって、野心あふれる男たちの駆け引きや知略、嫉妬、裏切りなどが余すところなく描かれており、そのスリリングな展開は「読み物」として楽しめると同時に「実用書」としても利用価値が高いのです。

ここでみなさんに簡単に内容をご紹介しましょう。

主人公は、大陸統一を目指す西珂国の皇帝・李舜(りしゅん)と、女だてらに武勇の腕を見初められ、貴妃となった名高い武将の娘、鸞(らん)

要は乱世を生きた皇帝とたくさんいる奥様の中の一人が主人公なのですが、実はこの「婚姻」には裏があります。

鸞は「宮中に潜む裏切り者の調査」のために皇帝に「妻」として召し抱えられた「密使」だったのです。

ふたりの婚姻も、つまりは「マヤカシ婚」

最初は“利用価値のある女”だからこそ鸞を見初めた皇帝でしたが、「故国の為に武勇で名を上げ、活躍することすら出来ない」と嘆く鸞に他の女たちとは違うエロスを感じ始めてしまいます。

いつの時代でも、どの国においても「男の性欲」は尽きることがありません。

結局、皇帝は鸞に手を出そうとするわけですが、ここからが「女ゴコロ」の真骨頂ともいえるシーンが繰り広げられていきます。

武勇をあげることを信条としてきた鸞は「処女」だったのです。

当然、生娘である鸞は、抵抗します。

「約束が違う!」

しかし、マヤカシ婚といえどもふたりは夫婦関係。鸞に逃げる場所などどこにもありません。

結局、なかば強引な形で皇帝に身体を奪われてしまった鸞。

夫婦といえども、世が世なら“合意のないセックス”はレイプ事件です。

ところが、鸞の心と体に異変が起こります。

情事のたびにその身体は女の悦びに目覚めていくのです。

ここで勉強不足のオジサマ方は「イヤよイヤよも好きのうち。女ってのは昔っからそうやって男を焦らすものなんだよ」などと前時代的なことをのたまうかもしれません。

ですが、そんなことを言っているようでは「女ゴコロ」など永遠にわからないばかりか、マチガイなく若い女性に回し蹴りをされることでしょう。

鸞が女の悦びに目覚めた最も大きな要因は、強い男に「強く、激しく求められたから」です。

そして、この感覚は現代女性が求めていることそのものなのです。

事実、イマドキの若い女性たちの多くは「誰かに必要とされたい」「強く激しく求められたい」という欲求に駆られています。

どんなにSNSで男性と繋がったところで、寂しいときに携帯が身体を抱きしめてくれるはずもありません。

女たちは、それを痛いほどわかっているのです。

たとえキッカケは強引だったとしても、必要とされ、求められる悦びはいつしか「愛」に変わっていくもの。

小説の中のふたりも、身体を重ねるたびに身も心も愛し合うようになっていきます。

ちなみに女性読者は、情事のシーンそのものよりも、そこに至る男女の心の襞にこそエロティックな夢想を寄せています。

自分だけに心を開き、信頼してくれたり弱みを見せてくれる男性に弱いのが女ゴコロというものです。

男性目線で描かれる直接的なアダルト動画や官能小説では描ききれない「性の余白部分」にまで行き届いた描写が女性を官能の世界に導くのです。

そういった女性の好む「性の余白部分」を理解する上でも本書は至極の一冊と言えます。

現代社会は主人公の鸞と同じく男顔負けの仕事をこなし、男性と同じように社会の第一線で戦っている「強い女」が当たり前の時代といえます。

彼女たちは一見すると気が強く、手強いように見えます。

その強さはまるで、「男なんて必要ない!」と言わんばかりです。

ですが、そんな「強い女」の中には、恋愛には奥手で意外にもピュアな女性が多いのも事実です。

なぜなら、彼女たちを前にしても、弱い男や経験値の低い男ではたちまち臆してしまい、手が出せないからです。

さらに日々の忙しさも相まって、おのずと「強い女」は男性経験が少なくなりがちのです。

恋愛に没頭し、真に愛される。

そんなふた昔ほど前なら当たり前のように手に入れられたはずの「女の幸せ」を知ることもなく、がむしゃらに仕事に生きている現代の女性。

あなたの周りにもそんな女性のひとりやふたり、すぐに思い当たるのではないでしょうか。

「仕事に生きることこそが私の幸せだ!」と自他共に認めているような女丈夫もいるでしょう。けれど女の本心はそこにはありません。

さあ、いまこそ男として円熟期を迎えた心優しき快活紳士の出番です。

棺桶に片足を突っ込んでいる暇があったら、若い娘たちが夢中になって読み漁っている「恋愛小説」の甘い世界に片足を突っ込んでみましょう。

なんなら、両足ともズブリとその世界に没入してみるのもまた一興。

そうして、女ゴコロとが手に取るようにわかるようになった暁には、周囲から「娘か孫か」と勘違いされるような可愛いカノジョが出来るかもしれません。

「快活60」記者:打矢麻理子

今回ご紹介した電子書籍はこちら

『蜜月記2~継がれし龍帝と麗しの剣姫』

(Kindle版)

著者/ツヅキ イラスト/上原た壱

出版社:Ai digital publishing(トパーズノベルス)

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