街角ニュース ほぼ毎日更新!街角のニュースをお届け

2018.02.13

【ジジモテ道】中高年のバレンタイン「正しい過ごし方」

ついに今年も、この日がやってきました。
バレンタインデーです。
すでに性欲も髪の毛も薄くなった中高年には、まったく無関係のイベントではありますが、もらったチョコの数で同じジジイに差をつけられるのは鼻もちなりません。
実は、中高年にとって、どれだけチョコをもらえるかは、むしろ若い頃よりも切実なことかもしれません。
なぜなら、義理とはいえ、50歳を超えてもらうチョコの数は、人気と財力のバロメーターだからです。
実際、財力と人気のないオッサンは古女房ですら、チョコをいただくことはできません。
それは、オスとしてナメられているからです。
もし、ご家庭に年頃の娘さんや息子さんがいらしゃる方は、決して手ぶらで帰ってはいけません。
釣りに行って一匹も魚が釣れずに帰って来た時より、悲惨なことになります。
なぜなら、翌日からご子息の態度が明らかに変わるからです。
これまで「お父さん」と言われていた方は、次の日から「オッサン」と呼ばれることになるでしょう。
下手を打てば、古女房と結託されてカゲで「甲斐性なし」などと酷い呼ばれ方をされてしまうかもしれません。
オフィスでも同じことが起こります。
部下たちはチョコの少ない上司の言うことなど聞きません。
万が一「ゼロ」だった場合、たとえ役職は上でも馬の糞以下の扱いになります。
反対にワチャワチャとチョコをもらっている中高年は若者たちから羨望の眼差しを向けられます。
これまで、「オヤジ」とか「お父さん」と呼んでいたご子息は「お父様」と呼ぶようになりますし、会社では、黙っていても女の子がお茶を入れてくれます。
これが男性社員の場合はもっと顕著です。普段は生意気な若手社員でさえ、自分よりチョコの数が多い中高年の前では腹を見せて降参します。
会社上層部からの誉れも高いです。
中高年の場合、春の人事異動の昇格降格はチョコの数が大きく影響していると言っても過言ではありません。
つまり、2月14日は、中高年男にとって公私ともに「オス」としての雌雄を決する日でもあるのです。
中高年といえども「バレンタインデー」をナメたらあかんのです。
では、どうすれば何の変哲も無い禿げ散らかったオッサンが大量のチョコをゲットすることができるのでしょうか。
早速、皆さんを代表して街の女子たちに取材をしてみました。
その結果、「ある傾向」が見えたので、ここで緊急報告したいと思います。
それは、「チョコはたくさんあるところにさらに集まる」という論理です。
女性は、誰からもチョコをもらっていないオッサンには、恐ろしくてチョコをあげることはできません。
なぜなら、そういうオッサンに限って「あの娘は俺に気がある」などと、童貞中学生のような勘違いをするからです。
逆にたくさんチョコが集まっているオジサマは女性からは、なんとなく福々しく見えるようなのです。
ある女性などは、チョコをたくさんもらっているオジサマは「縁結び」の神様に見えるとまで言います。
なぜなら、女子に人気がある中高年は、概して男子にも人気があるからです。
事実、人気のあるオジサマが若い男女の縁を取り持ってくれたというケースは少なくありません。
こういうオジサマには黙っていてもどんどんチョコが集まります。こういった手合いには、ただのオッサンは絶対に勝つことはできません。
ただし、ここにヒントが隠されています。
お金がお金のあるところに集まるようにチョコもチョコがあるところに集まるという法則です。
もしそれが事実ならば、最初からチョコを会社のデスクに積み重ねておけば良いわけです。
そうです。
自分で買ってあらかじめ置いておくのです。
業界ではこれを「餌チョコ」とも「詐欺チョコ」とも言います。
餌チョコはできるだけ高級なほうが良いでしょう。
なぜなら、女性はチョコを見る目が高いので、「わぁ〜、すごい高級なチョコもらったんですねぇ。すご〜い」などと言って近寄ってくるからです。
たかがチョコ一つで、ただのオッサンの評価はウナギノボリです。餌チョコが詐欺チョコと言われる所以です。
さあ、オタオタしている場合ではありません。いますぐ大量の高級チョコを買い出しに行きましょう。
そして明日は誰よりも早く出社しましょう。
万が一、詐欺チョコがバレたらあなたの会社人生は一つも貰えなかった時よりも悲惨な結果を迎えますから。

文責:編集長原田

前の記事 【金儲け大作戦】困っている村に企画を出してみましょう