【開運祈願】快活紳士が節分にやらねばならぬこと
今年もついに節分の日がやってまいりました。
私にとっての節分は、たとえどんなに偉い学者様が「違う」と言っても、「大人の男女のセックス祭り」です。
鬼は外
福は内
この日は、ほうぼうの家々で嫁入り前の娘たちや、妖艶な人妻たちが、みだりに豆をいじったり、黒くてぶっとい「のり巻き」を咥えたりして、厄除け祈願をしています。
それを見た男たちは、コーフンして鬼に扮して、パンツ一丁で襲いかかったり、金棒よろしく、硬い棒を振り回しております。
すでにこの時点で相当、ワイセツです。これを成熟した男女の祭りと言わず、何と言いましょう。
そもそも「節分」とは読んで字のごとく季節の分かれ目のことを意味します。
古来より、季節の変わり目は「魔」が出やすいと言われています。
この「魔」を追い払う行事が節分なのですが、そのそも「魔」とは何でしょう。
一説によるとこうです。
「魔」という漢字は「麻」と「鬼」を組み合わせて作られた造語です。
この漢字の歴史は浅く、中国では唐の時代以降に使われるようになりました。
この「魔」を構成する「鬼」と「麻」ですが、「鬼」は皆さんのよく知っているツノの生えたアレですが「麻」のほうは、植物の「アサ」を意味します。
麻は「大麻」などからもわかるように人をトランス状態にさせる植物です。
つまり、魔とは「トランス状態になった人」、「正気な状態ではない人」または、「理性を持たない異界の者」という意味になります。
また、「魔」の漢字の由来にはもう一つの説があります。
中国では外来語を全て漢字で表記する習慣があります。
「魔」はインドから伝わった仏教の悪鬼「マーラ」を漢字表記するために作られたものだ言われています。
これを漢字にすると「魔羅」です。
ここで、スケベで聡明な方は「ハッ」としたかもしれません。
魔羅。マラ。
そうです。チンポです。
よく、電動コケシのことを「魔羅化身」と言いますが、その「魔羅」です。
以上のことを踏まえますと、「魔」とは「セックスがしたくて正気を失った男がマラを振り回している状態」ということになります。
まさに鬼です。これを色魔ともいう人もいます。
よく、季節の変わり目や春先になると、今までおとなしかった人が急に変態になったりすることがありますが、それです。
では、なぜ鬼や変態に豆をぶつけるようになったのでしょう。
それにも理由があります。
マメは漢字で「魔滅」という当て字をふることができるからです。
魔を滅する。つまり鬼や変態を撲滅する道具がマメということになるわけです。
つまり、節分とは、季節の変わり目になって、セックスがしたくて正気を失った男たちが、下半身を放り出して家の前をウロウロしていたので、女たちが、やりたくない奴には豆をぶつけて追い払い、やってもいいかなと思える男衆には家に入れる行事ということになります。
鬼は外
福は内
そう考えると、女性たちが真夜中に叫び散らすこの言葉も深い意味を持ってきます。
さて、たとえそれが自分の女房だったとしても、女性たちに豆をぶつけられて外に追い出された男たちは、一人寂しく「魔羅」を持て余すことになります。
ここで何もしないと「福」はきません。そこで快活紳士の選択肢は2つです。
一つは、お金で解決する。
つまり風俗です。
そしてもう一つは、自分で慰める。
つまりセンズリです。
今日だけは、快楽のためでなく「魔を封じるため」にコキましょう。
きっと、運が開けるはずです。
また、世の中はうまくできたもので、同じ月に豆をぶつけられた男の救済日があります。
それが、バレンタインデーです。
鬼が来なかった女が豆をぶつけられて追い出された男にチョコレートという名の興奮剤を与えて、やらせてくれる日です。
中高年には関係ないかもしれませんが、この際、義理チョコでも接待チョコでもいいのでもらっておきましょう。
文責:編集長原田