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2018.01.29

【娯楽の殿堂】ギャンブルの醍醐味

以前にもお伝えしましたが戸田ボートで開催されておりました小社冠のボートレース「週刊大衆杯」が盛況の内に幕を閉じました。

編集長の普段の行いが悪いからでしょうか。週刊大衆杯は開催初日から荒れに荒れて、信じられないほどの「万舟券」が乱発されました。

ちなみに「万舟券」とは、100円が1万円以上になるレースのことです。

6艇で勝敗を競うボートレースでは、この万舟券が出ることは稀です。

よっぽどの番狂わせがあったか、主催者が呪われてでもいない限り、滅多に出るものではありません。

現在、週刊大衆は大したスクープもスキャンダルも獲得できていませんので、誰かに恨まれているようなことはないと思われます。

そうなると、残す理由は「番狂わせ」ということになりますが実際、今回の週刊大衆杯は番狂わせの連続でした。

ところで、皆さんは「番狂わせ」というと、どんなイメージをお持ちでしょうか。

おそらく、多くの方が、“実力的に格下の者が、なんかの間違いで、たまたま偶然、格上の者に勝つ”というイメージをお持ちだと思います。

実は、ボートレースの場合の「番狂わせ」はちょっと意味が違います。

どこが違うかというと「何かの間違い」や「たまたま偶然」では勝てないからです。

普通、私たちは、誰がレースの勝者になるかを考えるとき、専門紙などで、選手たちの実績を見ます。

この実績は全て「数字」で表されています。

数字はこれまでの選手の実績を如実に表していると同時に、この数字によって選手たちはグレードが決められます。

全てが「数字」で評価されているわけです。

ゆえに私たち賭ける側は数字を基に勝者を導き出します。

普通に考えれば数字に従って買えば、外れることがないはずです。

ところが、外れます。

なぜなら、一番大事なことが書かれていないからです。

それは、選手たちの「本日の気合い」です。

気合いは数値にすることができません

加えて「気合い」は時として「数値」を上回ることがあります。

つまり、この「気合い」が番狂わせを起こすわけです。

古来より、日本の男たちは、明らかに不利な状況の中で勝利を勝ち取ってきました。それは、戦争しかり、経済しかり、スポーツしかりです。

そこには間違いなく「気合い」が存在していました。

反面、今の世の中「数字」だけが全ての評価基準のように見えます。

支持率、視聴率、売り上げ、アクセス数。

数字が高いと評価され、数字が低いと虫けら扱いです。

気合いや人間性は評価の対象になりません。

世の中、本当にこれで大丈夫なんでしょうか。

疑問が残ります。

たかがギャンブルではありますが、ボートレースの「番狂わせ」は、私たち日本人が忘れかけていた数字では測れない「日本人の大切なもの」を思い返させてくれます。

一度、ご覧になってはいかがでしょう。

50、60はまだまだ現役。人生の「番狂わせ」はこれからです。

文責:編集長原田

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