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2018.01.25

【還暦放浪記】快適生活必需品編「銭湯」

ホームレス生活を快適に送るために絶対に欠かせないショップが2つある(1つはショップとはいえないかもしれないが)。それは「銭湯」「100円ショップ」だ。

これまで普通に生活していた時、私は入浴へのこだわりをほとんど持っていなかった。というよりも、どちらかといえば面倒くさがり屋のほうだから、できることなら風呂に入らず寝てしまいたいと思う、そんなタイプの人間だった。さすがに汗をかく夏こそ毎日入るが、カラスもビックリするほどのわずか数分だけの入浴。夏以外は数日くらい入らなくても一向に平気である。

何とも不潔なと眉をしかめるなかれ。かの昭和天皇も大の風呂嫌いだったそうな。普段から2、3日に一度しか風呂に入らず(それも侍従にいわれて仕方なく)、風邪をひいて医者から2週間の入浴禁止をいい渡された時、このほかお喜びになったというエピソードがあるほどだ。

実際、日本男児にはこの手のタイプは結構多いのだ。ちなみに昭和天皇の祖父である明治天皇も風呂嫌いだったそうだから、血は争えないものである。

ところが、いざ、ホームレス生活を始めるようになってからというもの、私は毎日必ずといっていいほど風呂に入るようになった。

風呂に入ると、ことのほかリラックスできるからである。風呂ってこんなにも気持ちがいいものだったのかと感動しちゃったくらいなのだ。

こうなると、お世話になるのが町の銭湯だ。

ちなみに筆者は銭湯という場所にこれまで行ったことがなく、皮肉なことに宿無し風呂なしのホームレス生活をしてから初めて体験したものの1つだ。料金が460円だということも今回初めて知った。

何しろ、これまでお風呂といえば吉原堀之内しか行ったことがない。銭湯も入浴料とサービス料の2本立てなのかと本気で考えてしまう人間なのである。

それはともかく、銭湯に行くとなると毎日違ったところで寝ているから、その場所の近くの銭湯に行くことになるのだが、昔に比べて銭湯の数が減ったとはいえ、探してみると意外なことにまだまだあることも知った。

私がホームレス生活の拠点にしている目黒、五反田、田町、麻布十番界隈だけでも、高松湯(目黒)、万福湯(五反田)、竹の湯(東麻布)、三越湯(白金)などがしっかり営業している。

大きな湯船で手足を思いっきり伸ばしてリラックスするのはまさに至福の時だ。その時だけはホームレス生活の苦労も不安も吹き飛んでしまうのである。

というわけで、今回は「銭湯」と「100円ショップ」について書こうと思っていたのだが、銭湯だけで行数が尽きてしまった。100円ショップの話は次回に……。

記事/快活60還暦記者:清水一利

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