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2018.01.21

【まとめニュース特別篇】シニアの引き際

この年になると、どうも「引退」という言葉に過敏に反応してしまいます。

社会人生活を送っている方にとっては「定年」が事実上の「引退」ということになる思うのですが、イマドキの60代はまだまだ元気です。

本当はまだ引退などしたくない人がたくさんいると思います。

まだバリバリの現役なのに会社から定年退去を命じられることは、肉棒が勃っているのにセックスを禁止されるようなものです。

これを阿鼻叫喚と言わずして、なんと言いましょう。

あまりにも無残です。

しかし、どんなに会社に勃起力の件を引き合いに出して騒いだところで、定年は定年です。いつまでも恨み節を言っていても始まりません。

ここはひとつ、新たな欲望の矛先を求めて、勇猛果敢に攻めていくのが快活紳士の正しい在り方と言えましょう。

ところで、そんな活力溢れるイマドキのシニアにとっての引退とは、いったいどんな時なんでしょうか。

当サイトは実際に街や公園に繰り出し、50代、60代、そして70代と、幅広い年齢層の紳士たちにその辺のところを聞いてみました。

その結果、皆さんのご意見をざっくりまとめますと、どうやらそれは、今やっていることに「情熱がなくなった時」ということのようです。

つまり、情熱がなくなれば、年若くしても引退ですし、いつまでも情熱が続くなら、生涯現役ということになります。

ここで辛いのは情熱がなくなったのにも関わらず息子の学費のためや、娘の結婚費用のため、家のローンや古女房のエステのために働き続けなければならないことです。

しかし、一見、最悪な状況には見えますが、イヤヨイヤヨと言いつつも働いた分だけ金が入ってくるから、まだマシなほうと言えるでしょう。

もっと辛いのは、まだ情熱があるのにも関わらず、不測の事態で引退しなければならない境遇です。

一銭の金も入ってきませんし、これが社会的に抹殺されたというなら、なおさらのことでしょう。

先週、59歳の天才アーティストが事実上、音楽業界から引退を宣言しました。

あれは音楽に情熱がなくなったから引退したのか、それともまだ情熱があるにも関わらず引退を余儀なくされたのか、はたまた、マスコミやネットで騒がれるのが嫌になっちゃって何もかも放り出しちゃったのか、真相は本人のみが知るところです。

しかし、還暦近い男が、たかだか不倫がバレた程度で、これまで人生のすべてを捧げてきた音楽という仕事を急に辞めるというのも、ちょっと違和感があります。

ひょっとしたら、不倫なんて小さな話で、他にも引退しなければならないもっと重大な事情があったのかもしれません。

週刊文春という巨大メディアが、本当に単なる不倫を報じるためにページを割いたのか、それとも第二、第三の文春砲があるのか。

元・週刊誌の編集者としても、同世代のシニアとしても、そこがとても気になります。

文責:編集長原田

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