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2018.01.18

【家族の新常識】「祖父母手帳」をご存知ですか?

今や様々な市町村から発行されている「祖父母手帳」なるものをご存知でしょうか?

母子手帳が子供の様子を記録して健診などで利用することを目的としていますので、そのままの意味で取ると、嫁が祖父母の状態を克明に記録して、少し様子がおかしくなった時に、関係機関に相談するための手帳のように見えます。

老人を大切にしない現在の風潮からすれば、たいそう、良いものができたものだと微笑ましく思っておりましたら、まったく意味が違いました。

この手帳、どうやら祖父母が孫の面倒をきちんと見ることができるように作られた「指導書」のようなのです。

近年は共働きが増え、孫が生まれると「田舎からジジイとババアが駆り出された」なんて話はよく聞きますが、まさか「指導書」ができるとは、夢にも思っていませんでした。

確かに昔と今では「子育ての常識」はだいぶ変わっているようです。

例えば、昔は「抱き癖がつくので、ガキが泣いていてもおいそれと抱き上げてはいけない」というのが一般常識でしたが、今は「すぐに抱いてあげるべき」というのが常識です。

加えて、咀嚼能力のない幼児に大人が一度噛み砕いてから口移しで食べさせるなんて昔方式のやり方を繰り出すと、イマドキの嫁に血祭りにあげられたりします。

実際、巷では、昔のやり方しか知らない爺さん婆さんと新常識満載の嫁が、孫の育て方をめぐり、血で血を洗うバトルが繰り広げられています。

ゆえに祖父母手帳は、身内同士の警察沙汰を回避するために行政が満を持してこしらえたシロモノと考えて、まずまちがいないでしょう。

いや、嫁と一緒に孫を育てられるなら、まだマシかもしれません。

この手帳は外で働く嫁が、子育ての一切合財をジジババに押し付けるという邪悪な陰謀が隠されているかもしれないのです。

もし、そんな陰謀が渦巻いているとしたら行政を巻き込んだ大スキャンダルです。

しかし、それはピンチの反面、チャンスでもあります。

なぜなら、孫をダシにして、女医さんや保育士さんなどのベッピンさんたちと自然なコミュニケーションが取れるからです

例えば、祖父母手帳を見ながら、こんな微笑ましい会話ができるかもしれません。

女医さん:「あら~、○○ちゃんは3才になってもまだお漏らししちゃうんですねぇ」

ワシら:「いえ、それはワシのことですのぢゃ」

こうなると女医さんは、もう貴殿のことを忘れることはできません。いつしかそれが、何かの間違いで恋に発展するかもしれないことを誰が否定できるというのでしょう。

孫ができたら、祖父母手帳を積極的に活用してみましょう。

文責:編集長原田

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