街角ニュース ほぼ毎日更新!街角のニュースをお届け

2018.01.17

【還暦放浪記】山手線放浪編

ホームレスになっている快活60還暦記者より前回の続きが来ましたので公開します。

ネットカフェを安住の地として、生活していた還暦記者。このままご機嫌な生活が続くかと思われましたが、そうはいかなかったようです。

以下、ご覧下さい。編集長

前回の続き】

意外と心地がいいなあとすっかりゴキゲンになった筆者は、3日続けてインターネットカフェ「J」に通った。1340円のナイトパック6時間コースを選んで1時間ほどAVを楽しんだ後、5時間眠るというのがいつものお約束コースである。
ところが、10代や20代の若者ならいざ知らず、さすがにこの年ともなるとネットカフェで寝ても疲れが癒されないことが分かった。昼の間、体が何となくだるく、眠くて仕方がないのだ。おそらく布団で寝るのとは違って熟睡できないのだろう。
そこで筆者は、次なる手段としてカプセルホテルに泊まってみることにした。これも初めての体験だ。
ネットで選んだのは田町にある「T」だ。料金はその日によって異なるが、筆者が利用した日は税込3000円だという。
JR田町駅近くの「T」はオープンしてまだ間がないだけに館内は清潔そのもの。5・6階が男性フロア、3・4階が女性フロアになっており、各階にシャワー、ラウンジ、コインランドリーなどが完備。カードキーで各フロアの入り口を施錠管理しているセキュリティも完璧だ。
そして、気になるカプセルのサイズは横幅1メートル×高さ1メートル×奥行2メートルの大きさ。大柄な人には少々狭く感じられるかもしれないが、平均的日本人の筆者には何の問題なく、ゆっくり寝られた。少なくともインターネットカフェで寝るよりは体も楽だ。
ただし、いくら一般のホテルやビジネスホテルより安いとはいっても、毎日3000円の出費は痛い。何日も続けて泊るわけにはいかない。
おまけに、今は年末年始でいろいろとモノいりな時期でもある。
そんなこんなである日、とうとう金欠になった。2日後にギャラが入るまで泊り代が捻出できなくなってしまったのである。そこで筆者はどうしたか? 考え抜いた末に最終手段を繰り出したのだ。
それはマクドナルドで時間を潰し(それもクーポンを使って100円コーヒー1杯で数時間も)、山手線が動くまで待ったのだ。目黒駅の渋谷、新宿方面行の始発は午前4時32分。それに乗って2時間仮眠したいなら2周。3時間なら3周すればいい。筆者は実際に3周ほどしたらしい。気がついたら時間は8時を過ぎていた。
その後、10時になったら中央図書館がオープンする。横にはなれないが、座席で寝るという手も使える。ただ、一度だけだが、いびきをかいていたのか、見回りの係員に声をかけられたことがあるので、その点だけは要注意だ。
いずれにしても、毎日布団で寝られることがいかに幸せなことか、今回身をもって痛感した次第。

記事/快活60還暦記者:清水一利

【関連記事】
【還暦放浪記】ネットカフェ放浪編
【還暦放浪記】旅立ち編
【還暦放浪記】無宿無頼編
【還暦放浪記】60歳のホームレス日記