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2018.01.14

【還暦放浪記】ネットカフェ放浪編

ホームレスとなった今、最も切実な問題は毎日の寝床をどうやって確保するかである。

これが例えば、「いいわよ。私が面倒見てあげるから、うちにいらっしゃいよ。うっふん♡」なんていってくれる太地喜和子のような(例えが古いか!)色っぽい姉御肌の女性がいればいいのだが、悲しいかな、私にはそんな相手などいるはずがない。

となれば、自力で探さなくてはならない。

今は1月だ。この時期にさすがに外で寝るのはヤバい。下手をすれば凍死である。そんなことで新聞に載るのはまっぴらだ。

だから、最低限、雨をしのげる屋根があって風が吹き込んでこないところで寝たい。

もちろん財力があれば、帝国ホテルでもホテルオークラでもアパホテルでも好きなところに好きなだけ泊ればいい。

しかし、このホームレス状態がいつまで続くのか分からない今、無駄遣いは厳禁だ。もしかしたら二カ月、三カ月と長引いてしまうかもしれないのである。そんなことをしていてはいつか破綻する。

そこで、筆者がよく利用しているのがインターネットカフェや漫画喫茶、カプセルホテルであり、中でもインターネットカフェに依存する割合が高くなっている。

実は今回のような事態に陥るまでインターネットカフェにも漫画喫茶にも行ったことがなかった。そうしたところとは全く縁のない人生を送ってきたのだ。

ちなみに、筆者同様インターネットカフェとは無縁の人生を送っている人のために解説しておくと、インターネットカフェとは、インターネットにアクセスできるパソコンを有料で利用できる個室となった施設のこと。決していかがわしい施設ではないが、AVは見放題なので、好きなだけヌクことができる。

ただし、個室にはティシュは置いていない。もちろんフロントに行けばいくらでもくれるが、これからヌクことを宣言しているようで少々気恥しい思いをするので、用意しておいたほうがいい。

ホームレス生活1日目、私が初めて体験したインターネットカフェは目黒にある「J」。全国に多くの店舗を展開している大手チェーンである。

初回ということで運転免許証を見せて会員になってから個室に入った。

部屋は畳1畳ほどのスペース。「マットブース」「リクライニングチェア」があり、しっかり横になれる「マットブース」を選んだ。ここなら身長164センチの筆者なら十分に足を延ばして寝られる。

ちなみに、次に訪れた時はマットブースが満員だったので、リクライニングチェアを選ばざるを得なかった。それでも真っ平とはいかないものの、水平近くまで椅子が倒れるためマットと同じくらい快適に寝ることができた。

これで20時以降朝5時までの入店なら6時間で1340円9時間で1860円。しかもソフトドリンクは何でも飲み放題なのである。これはいいと思ったのだが……。

記事/快活60還暦記者:清水一利

この後、清水記者に何が起こったのか? きになる顛末は今しばらくお待ちください(編集長)。

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