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2017.12.13

【緊急報告】自殺の名所のシャレにならない異変

青木ヶ原樹海

富士山の麓に広がる森林地帯で、その面積は約3千ヘクタール。東京ドーム千個分に匹敵します。

豊かな自然に恵まれ、富士山原生林の産地であるこの場所は、知る人ぞ知る「自殺の名所」でもあります。

聞くところでは、一度、樹海の中に迷い込んだら、方向感覚が麻痺し、なかなか出ることができないと言われています。

今から数年前のこの時期、私は週刊誌の取材で、かの地を訪れました。

自殺者の保護システムを取材するためです。

12月中旬の樹海はすでに肌寒く、地面には所々に雪が積もっていました。こんなところで、一人寂しく死を迎える人がいるのかと思い、なんともやるせない気持ちになったことを記憶しております。

樹海に入る手前に消防署があり、そこにポツンと電話ボックスがありました。

死を覚悟した人が、最後にそこから親しい人に、お別れの電話をするのでしょうか。いつも見慣れているはずのその箱は、さながら冥界へ入り口のように昼間にも関わらず、不気味な異彩を放っていました。

私は、消防署の職員に、ここでどんな物語が起こっているか聞きたくて、突撃取材を試みました。

「あの~、すみません。東京から自殺者の現状について取材に来たのですが、お話をお聞かせ願えませんでしょうか」

すると中から、40代半ばくらいの見るからに精悍な男性職員が現れ、「私でよければ」ということで、すぐにお話を聞けることになりました。

早速、消防署前の電話ボックスの話を聞くと、想像していた通り、自殺者が最後に生前親しかった人に電話をかける場所のようです。

私「そういう人を見かけたら、どうするんですか?」

職員「もちろん、保護しますよ」

私「保護したら警察に突き出すんですよね」

職員「そういうこともありますが、基本的にはここで私たちが説得します。すぐに警察にお引き渡ししても、そういう人は、また別の死に場所を探しますからね」

職員の方によると、説得時間は無制限で、なかには夜を徹して説得することもあるといいます。

もちろん、その分の時間は、お給料には反映されません。完全な慈善事業です。本当に頭の下がる思いですね。

私が、その労をねぎらっていると、職員の方がこんな話をし始めました。

職員「人間は説得すれば、わかってもらえるんですが、実はもうひとつ、困ったことがあるんですよね」

私「やっぱりアレですか。出るんですか? 幽霊

職員「いやいや、まさか。あれ? ムーの編集の方でしたっけ? そんな超常的な話ではなくて、もっと現実的な話ですよ」

私「週刊大衆です。まあ、夢を売るという点ではムーさんと似てないことはないですが。で? なんなんです。困ったことって」

職員「犬ですよ、犬」

私「野犬ですか?」

職員「野犬といえば、野犬なのかもしれませんが、彼ら(犬ら)は全部、血統書付きなんですよ」

職員の方によると、東京から樹海に飼い犬を捨てに来る人が年々、増えているというのです。

もともと犬は集団で生活する習性がある動物です。

当時、樹海ではシベリアンハスキーをボスにした血統書付きの野犬グループがのさばり、子供や老人を襲う事件が多発していたのでした。

まるで、漫画です

なかには、目つきの鋭いチワワもいたとの信じられない目撃情報もあったとのこと。

ただ事ではありません。

職員の方が、さらに恐ろしい脱糞モノの話をしてくれました。

「やっぱり、時々、樹海の中で首を吊っている方の遺体が発見されることがあるんですがね。どこを探しても下半身がないんですよ。おそらく、それは…」

ひーーーーーっ!

聞きたくないです! 聞きたくないです! ワンチャンが人間の下半身を食いちぎって食べたなんて聞きたくないですーーーー!

職員「捨てられるペットは人間の身勝手な都合で、二度と帰ってこられない樹海に捨てられます。可愛がってもらった反面、人間に捨てられたショックと憎しみは、想像を絶するものがあるでしょうね」

昨今は、空前のペットブームと言われています。こんな悲劇を生み出さないためにも、ペットは最後まで、きちんと育てましょう。