先週のシニア関連ニュースまとめ(12月10日公開分)
12月3日(日曜日)から12月9日(土曜日)までのシニアに関係するニュースを編集部の独断と偏見でセレクトしました!
絶対に孫の嫁にしたい美女が決定
12月8日、全日本空輸(ANA)が今年で第5回目になるキャビンアテンダントの祭典「OMOTENASHI達人コンテスト」を開催しました。
このコンテストはANAの客室乗務員の接客スキルを競うもの。
ただでさえ、接客に優れた面々の中で選ばれるわけですので、1番になった女性は、どんな男性でも「嫁にしたい」と騒ぎ出すほどの才媛であることは、疑いありません。
当然、舅に対してのOMOTENASHIも抜群のはずです。なんとかして我が家に迎え入れたいですね。
ちなみに4人1組で出場するチーム部門では20組が参加し、チーム「こめざんまい」がグランプリ。
個人部門は、なんと8000人が参加し、入社4年未満の「フレッシャーズ」と入社5年以上の「エキスパーティーズ」でそれぞれグランプリが選ばれました。
シニアにとっては今でも乗るときに緊張してしまう飛行機。どうせ乗るなら、こういうスタッフが同乗する飛行機に乗りたいですね。
死ぬまで追いかけてくる悪魔
快活シニアにとって、唯一の楽しみといえば、娯楽と嗜好品。
特にこの世代は、酒とタバコを愛している世代も多いハズ。
酒はともかく、昨今の「嫌煙ブーム」もあり、愛煙家の中には「加熱式タバコ」切り替えているムキも多いことでしょう。
そんなシニアに水を差すニュースが12月8日に配信されました。
政府が加熱式タバコの税率を引き上げることを表明したのです。
これが、価格に転嫁されれば、値上げにつながることは必至です。
この国では、生まれてから死ぬまですべて税金。何をしても税金がかかります。
モノがタバコだけに、これも致し方ないことなのかもしれませんが、昨今の政治の様々な疑惑や不正を考えると、「増税」という言葉にどうも不信感を覚えてしまします。
タバコだから、酒だから、贅沢品だからと、当たり前のように増税する国。
これに対して、少し後ろめたさがあるため「仕方ないか」と諦める納税者。
ちょっと違和感を感じる今日この頃です。
雪男の正体が明らかになる
12月6日、朝日新聞配信のニュースによると、米国などの研究チームが、ヒマラヤ山脈に棲息する雪男「イエティ」のものと伝えられる骨や皮をDND鑑定し、その正体が「ただのクマ」であったこと発表しました。
ただのクマ。
これまで未確認生物「UMA」の代表格として、少年時代の私たちの心をときめかせていた怪物が、ただのクマだったことに、多くのシニアから絶望の声が上がっています。
昔の人はよく言ったものです。
「夢は夢のままにしておくのが良い」
少なくともこれにより、ネパールの神秘性がひとつ、失われたことになります。
私たちが生きているうちは、雪女や座敷童子が科学で解明されないことを切に願います。
年を取ると動物だって手抜きをする
12月7日、時事通信が我々シニアにとって、大変興味深い記事を配信しました。
それは、米国の科学誌『カレント・バイオロジー』に載せられた論文で、平たく言うと、カラスも年を取ると「手抜き」を始めるというもの。
論文ではニューカレドニアに生息するカラスの研究結果をあげています。
このカラス、木の穴に潜む虫を取り出して食べる習性があるのですが、クチバシでは奥に隠れた虫が取れないため、木の枝を使って道具を作り、引っ搔き出すのだそうです。頭がいいですね。
この際、若いカラスは時間をかけて丹念に道具を作るのですが、老ガラスが作る道具は超・適当であることは判明。これを「手抜き」と報じているわけです。
この記事に対しては「なるほど」と思う反面、シニア世代の私たちはちょっと、異論を挟みたいですよね。
そう、「道具じゃねえんだよ」と。
人間の世界もそうですが、若い衆は、とかく道具に走りがちです。ゴルフにしろ、スキーにしろ、釣りにしろ、いい道具が最高のポテンシャルを生み出すと、本気で信じています。
我々シニアからすると、これが、ちゃんちゃらおかしいわけです。
道具より腕。それが熟練というものです。
弘法筆を選ばすです。
ちなみに若いカラスが作った丹念に作った道具でも、老ガラスが作った適当な道具でも「虫を捕る」ことについては、さほど変わらなかったようです。
やっぱり。