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2017.12.06

受け取り手を血祭りにあげる「シニアの年賀状」妄言集

今年も残すところ、あとわずかとなりました。

若者たちと異なり、クリスマスがあまり重要なイベントではなくなった我々シニアにとっては、直近の催し物は「正月」ということになりましょうか?

正月といえば、普段は滅多に顔を見せない孫やセガレにお年玉をせびられたり、餅を喉に詰まらせて病院送りになったりと、年寄りにとっては、手放しには喜べないことも多々、ありますが、年の初めというものは心機一転、心が新たになるものです。

そうそう、男も50を超えると、ちょっとしたことに喜びを覚えることができるようになります。正月の場合、それは年賀状です。

久しく連絡を取っていない旧友の近況を知っては懐かしみ、元カノの離婚が判明しては股間を熱くする。

たかが一枚のハガキといえど、シニアにとっての年賀状は、小さな喜びであり、とても重要な世間との接点なのです。

当サイトが調査したところ、50代、60代の男性が出す年賀状の平均枚数は、300枚。相手側に事件が起こっていない限り毎年、同じ枚数を受け取る計算になります。

しかし、そんなシニアの年賀状が昨今、物議を醸し出しているというのです。

特に若者たちからは、多数の悲鳴が上がっています。

原因のひとつが賀状に添えられる「一言コメント」です。本人はよかれと思っているようですが、若者からすると、迷惑なこと、この上ありません。

若者たちの悲鳴をいくつかあげてみましょう。

【衝撃事実暴露タイプ】

まずは、直属の上司が、まだ発表されていない会社の人事を年賀状に書いてきた例です。20代後半の商社マンから。

「今年からいよいよ中東だな。期待してるぞ!」

受け取った側からすれば、新年早々、脱糞モノです。うっかり書いちゃったでは済まされません。

お次は、老婆心が裏目に出たタイプです。40代の広告代理店営業マンから。

「お前の接待費の使い方が役員会で問題になっていたぞ! 気をつけろ!」

一体、何をどう気をつけるのが正解なのでしょう。そもそも、年賀状に書くべきことなのか、大きな疑問が残ります。

【格言付き説教タイプ】

これが、一番多いタイプです。「謹賀新年」「明けましておめでとうございます」など、メデタイ言葉が印字されているそばに、シタタメられていることが、コトの深刻さを余計一層、引き立てます。

また、正月早々、受け取った相手を不安の極みに陥れる効果もあります。

まずは、35歳の銀行マンが上司から受け取った、年賀状から。

「病は気から! 今年も頑張れ」

送った側は若者相手に気の利いた格言を送ったと、ご満悦かもしれませんが、受け取ったほうからすれば、困惑以外の何物でもありません。

自分はいつもどのように上司に見られているのか、三が日中、悩み続けることになります。

もし、格言を年賀状に書く場合は、相手がそれをどう受け取るかを入念に考えなければなりません。

【セクハラタイプ】

こちらは例を挙げて説明するまでもありませんが、身内でもないのに「結婚はまだか」「孫はまだか」などの添え書きはもちろんのこと、「最近、疲れて見えるけど大丈夫か?」などの一見、気遣いをしているように見える内容の文言もNGです。

女性からすれば、それは「老けて見えると言われているのだ」と深読みをされてしまうことがあります。

また、「その後、彼氏とはうまくいっているか」などの文面も絶対に書いてはならないNGワードです。

なぜなら、女性が別の彼氏と正月を過ごしているかもしれないからです。別の彼氏に見られたら正月早々、彼女の身にとてつもない事件が降りかかる恐れがあります。

また、若者ばかりでなく、同世代からもこんなクレームが来ています。

「年賀状に“また今年も美人ママの店で大いに楽しもう”などという余計なことを書いてくる輩がいるのですが、この上もなく迷惑です。受け取った瞬間に絶縁したくなります」(62歳・会社役員)

年賀状の準備はこれからが本番。一言を書くときには、くれぐれもご注意ください。