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2017.11.18

【編集長コラム】シニアは「新・女の武器」にご用心を

私の勤務先は東京の真ん中、飯田橋というところにあります。この時季の夕方、JR飯田橋駅のホームに立つと、夕日に覆われた街がとても綺麗で、なんとも言えない風情を感じます。東京で見る夕焼はどこか寂しげで、いつも望郷の念に駆られてしまします。

そんなある日の黄昏時、私は茜色に染まり始めた飯田橋駅のホームで電車を待っていました。何気なく横を見ると、ベンチに美しい少女が座っているのが目に止まりました。大学生でしょうか。純白のワンピース。風に流れる長髪。彼女は美しい夕日に包まれながら夢中になって文庫本を読んでいます。その姿はまるで天使のようでした。

嗚呼、彼女の文庫本になりたい…。

こんな変態じみた思いが彼女に伝わってしまったのでしょうか。少女はゆっくりと文庫本を閉じ、夕焼けに染まった街を眺めながら考え事を始めたのです。軽く唇を噛み締め、時折、髪をかきあげながら、物思いに耽るその姿はなんとも言えぬ愛らしさを感じます。わずか数メートル先で変態中年が自分を観察していることにまったく気付いていない様子です。

と、突然、彼女の小指が鼻の穴に突っ込まれたのです。第二関節までは入っていたでしょうか? そうです。少女は小指を達者に動かしながら夢中になって鼻くそをほじり始めたのです。
あわわわわわ! お、お嬢さん?
その激しい「掘削作業」は顔の形が変わるほどの勢いです。しばらく鼻クソと格闘をしてようやく満足したのでしょか。おもむろに指を引っこ抜くと、その指先には私でさえ見たこともないほどの巨大鼻クソが鎮座していたのです。
はぷっ! はぷっ! ひぃ~~!
もはや、私は失禁寸前です。さらに次の瞬間。少女はその鼻くそを……食べたのです。
うげ~~っ! ナンマンダブナンマンダブ。
ホームに尻餅をつき、股間に尿染み滲ませた哀れな中年男は、もはや手を合わせて拝むことしかできません。
専門家によると、実は鼻クソを食べる女子は20人に1人はいるそうです。潜在的にはもっといるとのこと。ストレスが溜まったり嫌なことがあった時に食べることが多いようです。
また、食べないまでも鼻クソは男子に体力で勝てない女子にとって強力な武器にもなるということです。早速街に出て、女性たちに鼻クソの使い道を聞いてみました(彼女たちの心の声を代弁するため、いつものように一部、誇張しております)。

「一般的すぎてつまらないかもしれないけど毎日、姑の味噌汁に入れてます」(40歳・専業主婦)
「嫌な上司に命令された企画書をまとめる時に糊代わりに使いますし、生意気なクライアントに郵送をする時には必ず切手の裏に貼ります」(38歳・弁護士)
その他、「セクハラ野郎のパソコンのキーボードに」(20歳・OL)「社長室のフロアがあるエレベーターのボタンに」(31歳・秘書)など、女子の周囲は鼻クソ爆弾だらけなのです。

オゾマシイことにこの「新・女の武器」は我々シニアに向けられることも少なくありません。特に高慢ちきなシニアには容赦なく鼻クソ攻撃が見舞われます。

「旦那の父母と一緒に暮らしているのですが、義父がとにかく私に用事を言いつけてくるので、いつもトサカにきています。競馬新聞買ってこいだの茶を淹れろだの、挙句の果ては肩揉め、足揉めと一番暇なくせに偉そうに命令ばかりするのです。そんな時、いい鼻クソが掘れないと報復ができないので義父攻撃用の「鼻クソ箱」を作って蓄えています。そろそろ満期を迎えるので使用するのが楽しみです」(45歳・共働き妻)

こんな核弾頭を持っている女性はほとんどいないことを願いますが、か弱き女性にとって今や鼻クソは憂さ晴らしの格好のアイテムになっております。これを回避するために、女性には絶えず優しく接し続けるしかありません。ご注意を。